3月12日 漫画家の山井教雄さんと横田吉昭さんが、世界中の漫画家に依頼して作品を集めた漫画展「3/11,2011の記憶 漫画展」、今日が最終日なので、麻布十番まで見に行きました。テーマは「津波・原発」です。
津波や原発をどんなふうに漫画にするのか? オーストリア大使館前の元麻布ギャラリーへ。
広いギャラリーに、東南アジア、ヨーロッパ、南米、中東、アフリカの漫画家の作品がた~くさん。
原画をウエブで送ってもらって、プリントして、額装したんですって。
トルコ人作家の津波の絵。電信柱に取り残されたネコと流されてゆくネズミ。テーマがテーマだから、重い絵より軽い絵のほうがいいです。
ご存じ葛飾北斎の「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」ですけれど、外国人アーティストは「日本」「津波」から、この絵を連想する人が多いらしくて、これをモチーフにした絵が10作くらいありましたよ。世界の北斎を再認識。
山井教雄さんの原発マンガ。重いテーマを軽く描いているのが嬉しい。あのパリの「シャルリ・エブド」のテロで殺された漫画家さんの絵もあって、ズキン。会場にいらした横田さんと長時間おしゃべりして帰りました。
久しぶりの麻布十番歩きました
江戸情緒と今風おしゃれっぽさが混ざった麻布十番通り。江戸の老舗・創業1865年の「豆源」も健在。ちょっとのぞいて、豆菓子買いました。
豆源の鳩ポッポを描いた袋、かわいいですね。
「永坂更科布屋太兵衛」も健在。おなかすいていなかったので、おそばは食べませんでしたけど・・・
ネットで見た昭和初期の麻布十番、おもしろいですね。丸髷の女性が人力車に乗って、インバネスの男性もいます。
豆源の「おとぼけ豆」です。さすがにおいしい! コンビニの豆菓子とは、くらぶべくもありません。
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