木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

腹の底から声を出す 歌を歌う心地良さ

2024-08-04 09:26:22 | 随想
最近何か喉が詰まったかのような感じや
胸の辺りが悶々とするなあと
思っていましたが、よく振り返ると
かれこれ4ヶ月以上も歌を歌って
いない事に気付きました。

口ずさむ事は毎日ありますがやはり腹の底から
声を出して喉を通じて歌声を発していないと
声が痩せていき喉が詰まる感覚になります。
ふと何かの際に歌を口ずさむ時は口先で軽く声を
出すだけですから声の出所が浅いですから全く
発声が違います。
私は気分転換の1つがドライブでしたから
車を運転しながら好きな曲を流し原曲キ―に
合わせて熱唱していました。
スカッとしますし結果的にボイストレーニング
になります。
ドライブしながらの熱唱ですから熱唱延べ時間は
数時間になり、また流れる景色と融合して時には
私にとっては瞑想状態にもなり心地良いのです。

しかし車を盗まれて以降、電車などによる移動
だけになっていますから自ずと歌う時間が無くなって
いました。
電車や町中で熱唱するわけにもいかず、また自宅で
も熱唱したら近所迷惑になりますから歌えません。
やはり歌うなどして腹の底から声を発する時間が
いかに心身に健康的なのかが改めて体感できます。
声を発しないと何かが澱のように沈殿します。

私は講演会などで長時間話しますが、話す時と
歌う時とでは使う声帯の部位が違いますし、腹の
底から声を出すのは歌う時しかありませんから
やはり違います。
時々、長時間の講演会後に参加者の方々と
カラオケに行く事があるのは使う声帯の部位が
違うのでリフレッシュになるからです。
「あれだけ話をしてよくこれだけ歌えますね。」
と同席した方々から不思議がられましたが私と
しては爽快なのです。

車を盗まれたなら早く買えば良いではないかと
言う方々もいますが人間の心理として盗まれた
からハイ、じゃあ次はこの車ね、とはなりません。
何かが心理的にブロックして即座に新たな車の
購入には向かわないですね。
しかしドライブしなければ私の熱唱空間が無い
のでストレスが溜まります。
どこかで早く熱唱空間を確保したいですね。

不思議なもので原曲キ―で熱唱していると
いつしか原曲キ―で歌えるようになります。
大学生の頃はキ―を下げないと歌えなかった
チャゲ&飛鳥や徳永英明の曲は今は気が付けば
ほとんどの曲を原曲キ―で軽く声が出ます。
原曲キ―で歌えないのは小田和正くらいですね。

チャゲ&飛鳥や徳永英明の曲が原曲キ―で普通に
歌えるようになると日本のほとんど全ての曲は
楽に歌えます。

カラオケの場合は上手い下手に関係なく
楽しめば良いです。
またカラオケを上達されたい方は
カラオケで練習してもあまり意味がないです。
カラオケを上達しようとするならば
CDかユ―チュ―ブで歌手本人の声に
合わせて原曲キ―で歌い続ける事を
繰り返すと気が付けばカラオケも上達
しています。

発声、ボイストレ―ニング、つまり熱唱空間は大切ですね。
歌やメロディーが人間の心理に与える影響は
小さくありません。
何かの曲が流れただけで意欲的になったり
過去の思い出が甦ったりと様々にマインドに
影響していきます。

声を発する事の大切さを再認識しています。

コメント (1)
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