今日から鯉のぼりがはためく、5月に入った。今日の地方紙に「東電に悲痛な叫び」と言う大見出しで、「将来、産めなくなったら保障してくれますか」と言う15歳少女の訴えが載っていた。未だに収束が見えない原発と、明確な保障に対する答えのない現状に、計画的避難区域の人々の悩みは深い。更に、学校の放射線量について、内閣官房参与の小佐古東大大学院教授が「20ミリシーベルトは甘すぎる」と批判して辞任した。未来を背負う子供達の健康を、政府並びに関係者は、何と考えているのだろうか?今日の国会中継で民主党の森ゆうこ議員が、5ミリシーベルトに下げるべきと発言していた。子供の健康を考えれば、至極当然の発言である。力のある多くの人達が、岩手・山形・長野・大阪・札幌・東京と、福島から3月16日前後に早々と避難している。地元から脱出など出来ない絶対多数の人々は、止む無く避難出来ないで居る。それを今頃になって、計画避難など言うので、前記の少女の叫びになったのだろう。戦前(太平洋戦争)は、米軍の大空襲の前に、当時の政府は帝都から疎開と言う形で、大勢の子供達を田舎に移した。今回の民主党政権は全ての問題に遅れている。その上、対策もバラバラで一貫性が無い。昔、後藤新平のような強力なリーダーは望むべくも無いか?
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