HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

グランツールのリーダージャージ

2011-05-10 12:56:48 | bike
ジロ・デ・イタリア第3ステージ、デイヴィッド・ミラーはステージ2位入賞、マリアローザを手にした。

三つのグランツール全てで、リーダージャージを纏った初めてのイギリス人となった。

Cycling Weekly: Millar wins Giro's pink jersey in tragic circumstances

ミラーはただただウェイラントの家族や、ウェイラントと非常に仲が良かったタイラー・ファラーの心中を気遣った。

ドーピングコントロール待ちの時、ソワニエにマリアローザを渡され袖を通したが、すぐに脱いだ( 写真)。第4ステージでの着用は分からない。

二人の自転車選手の死

2011-05-10 12:24:06 | bike
昨日、オーストラリアの自転車選手、Shamus Liptrotの訃報が入った。

2007年12月のトラックレース中の落車事故。頭部に重傷を負った。当時、彼は17歳で、才能あるジュニアの選手だった。その後、リハビリに励んでいることも伝えられていたが、悲しい結末に。

Adelaide Now: Young cyclist Shamus Liptrot's death mourned

落車事故の恐ろしさについて、我が家で語り合った矢先だった。今度はワウテル・ウェイラントのジロでの事故。痛ましすぎる。遣り切れない。

二人の自転車選手よ、安らかに。

キャメロン・マイヤーのジロ・デ・イタリア ビデオブログ

2011-05-09 13:10:36 | bike
ブラッドリー・ウィギンスのような道を歩みたいと話すキャメロン・マイヤー(Cycling Weekly: Meyer follows Wiggins' path to Tour de France)。トラックの五輪チャンピオンになり、ツールでの好成績を目指す。

当のウィギンスは、マイヤーが2010年ポイントレース二連覇した時、「この男(マイヤー)は、いつかツール・ド・フランスの勝者になるだろう」と呟いていた。だから夢は無謀な話ではないだろう。

で、ジロ出場中のマイヤーは、ビデオブログにご執心。

まずは3週間の装備。Nacoさんのところに内容の翻訳が(Mas Ciclismo News: 2011.05.04 (Wed)  荷造り前!ジロの持ち物大公開 - キャメロン・メイヤーの場合)。ビデオ撮影も弟にやらせているのでしょうか(哀)。壁にはトラック世界選のマイヨアルカンシェルとメダルがかかっている。

Behind the Scenes with Cameron Meyer. Packing for the Giro d'Italia 2011



自転車とチームトラックの紹介。冷蔵庫や洗濯機も搭載。ビデオはBGM付きで編集されているところが怖い(※ 最後のところ)。

Behind the Scenes with Cameron Meyer at the 2011 Giro d'Italia. Garmin Cervelo Team Truck & Bikes



チームバスの紹介。ミラーのようなベテランは前の席。流石ガーミン、炊飯器もある。

Behind the Scenes with Cameron Meyer at the 2011 Giro d'Italia - Garmin Cervelo Team Bus



ジロのチームプレゼンの模様と、マット・ウィルソンのインタヴュー。プレゼンの時、赤いスマートフォンを持ってうろうろしていたのは、この撮影に勤しんでいたためか。ウィルソンがとても穏やかでいい人っぽい。

Behind the Scenes with Cam Meyer at the 2011 Giro d'Italia - Presentation and Matt Wilson Interview



おそらく今後もここ(cammeyercyclist さんのチャンネル)にUPされると思う。

ビデオブログが始まったのはベルリン6日間レースから。ジロ以外のビデオはFaceBookに。6日間レースで、メルクス、セルキュ、ツァベル、ギルモアなど、大物のソワニエを務めてきたギョームさんのスペシャルインタヴューも。彼はマイヤー - ハワード組の担当でもあった。破格の厚遇だわよね。

FaceBook: Cameron Meyer
FaceBook: Cameron Meyer 動画(※ ギョームさんのインタヴューは真ん中の上から3番目。通訳は6日間スペシャリストのベルギー人、ケニー・デケイトル)

Giro d'Italia Stage 1 雑感

2011-05-08 21:10:32 | bike
意表を突いた前日チームプレゼンテーションと、初日のチームTTで既にぐったり。満足感に溢れていれば疲れも吹っ飛ぶが、どうも微妙だ(苦笑)。でも、ピノッティがマリアローザで嬉しい!! よかった!! 勝負事でのタラレバは意味なしだが、全盛期のピノッティがクリーンなジロの舞台で戦っていたら…と思わずにはいられない。

昨日の私のハイライトは、キャメロン・マイヤーのオーストラリアチャンピオンジャージ姿。


鰈だ。否、華麗だ。スタート時は先頭。一人置いてミラー。
アンチドーピングのリストバンドはスキンスーツの上に。


あと、気になった諸々は。。。

ピーター・ケノー(チームスカイ)はスタート時、先頭走者だった。それは分かる。結構、走リ初めのフォーメーションは重要なんだろう。しかし、何故、プロ2年目、グランツール初出場のケノーが、フィニッシュラインも先頭で超えたのだろうか。まあ、チームオーダーなのかもしれないし、1番タイムって訳でもないし、どーでもいいかーって気もするけど。ガスパロット状態なら洒落にならぬ。

結局、ジャック・ボブリッジは不出場。出る出ない出る出ないの情報の交錯に翻弄されました(涙)。観たかったなぁ、オーストラリアRRチャンピオンジャージ姿を。

クリス・ボードマンが呟いていたのだが、リクイガスが背中を押してるところが数回映っていた。降着モノだろ!!と私も思った次第だが、降着にはなっていない。罰金とかは喰らってないのかな。

(photo: Team Sky 公式サイトより)

ヘーゼルナッツとチームTT出走順

2011-05-07 21:32:15 | bike
ジロ・デ・イタリア第1ステージは、チームTT。ヴェナリア・レアーレからトリノまでの19.3km。

何かゆかりのある食べ物でも探して盛り上がろうと思いこれにした。

Wikipedia: ジャンドゥーヤ

ジャンドゥーヤ(ジャンドゥイオッティ)はトリノの名物とのことで、無印のを購入。その他、ティラミスの素、バーニャカウダの素、アクアパッツアの素などを仕入れ、お手軽イタリア気分の始まり。

このジャンドゥーヤ、まさにヌテッラの味といった感じで、イタリア人、どんだけヘーゼルナッツが好きなのよ!?と思う。

ウィキペディアに書いてあったことが興味深い。ナポレオン政権下の取り締まりで、カカオが不足。それを補うため地元のへーゼルナッツを混ぜたのだそうだ。

これに限らずイタリアのチョコレートはヘーゼルナッツの風味が強いものが少なくなく、“ヘーゼルナッツクリームのチョコ味”って感じもする。ひょっとしたら、カカオが強い苦いものは口に合わないのかな。

無印のヘーゼルナッツはトリノ産ではなくトルコ産で、多少ツアー・オブ・ターキー感が(苦笑)。

+++

今日のTTT、キャメロン・マイヤーはガーミンの先頭走者とのこと。オーストラリアチャンピオンジャージで目立つよね~。

≪出走順≫ (※ 欧州時間。日本が7時間進んでいる)
1 Omega Pharma - Lotto 15.50
2 Katusha Team 15.54
3 Pro Team Astana 15.58
4 Androni Giocattoli 16.02
5 Colnago - Csf Inox 16.06
6 Acqua & Sapone 16.10
7 Euskaltel - Euskadi 16.14
8 Rabobank Cycling Team 16.18
9 Sky Procycling 16.22
10 Geox - TMC 16.26
11 Farnese Vini - Neri Sottoli 16.30
12 Saxo Bank Sungard 16.34
13 BMC Racing Team 16.38
14 HTC - Highroad 16.42
15 Team Garmin - Cervelo 16.46
16 Lampre - Isd 16.50
17 Liquigas - Cannondale 16.54
18 Team Leopard - Trek 16.58
19 Ag2R La Mondiale 17.02
20 Quickstep Cycling Team 17.06
21 Vacansoleil - Dcm 17.10
22 Team Radioshack 17.14
23 Movistar Team 17.18

CN: Giro d'Italia TTT start times announced

私のジロ10年目

2011-05-05 10:03:20 | bike
10年前の5月だか6月、ぼんやりとJスカイスポーツ(現・Jスポーツ)のジロ・デ・イタリアを見ていた。当時は生放送ではなく、1ヶ月近く遅れての録画放送だったかな。Jスポはプレミアリーグ目当てだったので、たまたま気まぐれで。

「これ、各々が勝手に走ってるんじゃないんだぜ。チーム戦略があるんだ」と、いぬたろうが言った。「へえ~」と思った。あとで聞いたら、大体、自転車レースのことなんて何一つ知らなかったし、そんなこと言った覚えはないと。どうも、テキトーに言ってみたらしい(怒…)。

印象的だったのは。。。

総合を狙うシモーニがペレス・クアピオにステージ優勝を譲った。
勝利を譲るという“マナー”が驚きだし、新鮮だった。

ドーピング捜査のガサ入れが選手宿舎に入った。
注射器が部屋に散乱していたとか、選手が窓から逃げ出したとか、当時の英語の先生が話していた。信じられない思いだったが、今は、ああ成程ね、と。

そのことについて反発のストライキが行われ、監督と選手代表が何故かジェラートを食べながら薄暗いホテルのロビーかどこかで話し合い。
緊迫した状況で、アイスを食べるイタリア流(苦笑)。

ボンジュールの自転車がごっそり盗まれ、他チームのを借りて走った。
当時はフランスチームへの嫌がらせ説なんてあったけど、今考えると普通に高級自転車泥棒だろう。

最終ステージでは、お菓子を食べながらレース!!
完走間近の幸せそうな光景。

参考: ジロ2001から始まった(2007-05-10)←参考画像など少々あり

見ること、聞くこと、全てが新鮮で、どっぷりと自転車レースにハマって早10年。興味の方向はいろいろ変わったけど、今年もジロが始まる。

ジロ前にちょっとばかり“掃除”も行われ、多少なりともすっきりする。

支配下選手では、ピーター・ケノー、キャメロン・マイヤー、デイヴィッド・ミラーが出場し、例年になく盛り上がれそうだ。ボブリッジもスタートリストに入っているが、オーストラリアの自転車雑誌の人が、出ないようなことを呟いていたので心配。テオ様は出場予定だったが、病気でアウト。残念だ。あと、カヴは地獄のゾンコラン登りゴールの日に誕生日を迎える。ふふっ♪

納豆に塩

2011-05-04 22:36:23 | et cetera
子供の頃、納豆は塩で食べていた。

母親は「納豆に塩はおかしい。普通は醤油で食べるものだ」と力説していたが、納豆自体に塩の小袋がついているのだから、奇妙だなんて思う訳がない。塩はうっすら緑色で、青のり、抹茶、山椒あたりのどれか。

熊本は西の割には納豆をよく食べるらしい。

気になる! くまもと: 熊本県民は納豆好き?

スーパーで熊本の納豆を発見。先日の牛乳も九州からきていた

今はさすがに塩ではなく、タレの小袋がついていた。そして、関東ではセットでついているカラシがない。

東京生まれ・育ちのいぬたろうは、豆がやわいし、タレが甘すぎると、口に合わなかったようだが、私は美味しく頂きました。

サウナお一人様

2011-05-03 22:42:33 | bike
チームスカイのピーター・ケノーとベン・スイフトがサウナを買った。二人はアカデミー時代からイタリアのクアッラータに住んでいる。ルームメイトではなく、恐らくご近所さん。一人用サウナは電話ボックスみたいなヤツじゃなくて、首だけ出すテントというか、サウナスーツの立派なヤツというか。。。

サムアップ!! ちょーイイカンジです
と、調子に乗ってるとこんなことに。。。

この写真を何度も見て大爆笑する私に「そこまで面白くねーよ」と駄目出し。

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何故、そんなに楽しいのかというと、急遽ピーター・ケノーがジロ・デ・イタリアのメンバー入り!! ベイビージロは総合3位の経験があるが(2009年)、当然、初グランツールだ。

CN: Kennaugh replaces Pauwels in Team Sky squad for the Giro d'Italia

プロ2年目、素晴らしい経験を積むチャンスが巡ってきた。実りあるグランツールデビューとなりますように。

息子と教え子、大活躍!!

2011-05-02 21:30:04 | bike
昨日行われたRund um den Finanzplatz Eschborn-Frankfurt、フランクフルト・グランプリ(旧ヘニンガー塔一周)は、映像がクリアでなかなか楽しいライヴストリーミングだった(時々固まってたけど、これは我が家のPCの問題だと思われる)。

tannenbaumさんのストリーミング観戦レポート。

tannenbaum居眠り日記zzz: Rund um den Finanzplatz Eschborn-Frankfurt ストリーミング観戦
tannenbaum居眠り日記zzz: Rick Zabel, ケルン→フランクフルト2連勝

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U19レースではエリック・ツァベルの息子リックが優勝し、父子がひしと抱き合っていた。

エリートのゴールスプリントは、HTCのジョン・デゲンコルブが制し、喜びを爆発させていた。そして私の支配下選手、マイケル・マシューズは3位。3連覇かかかっていたウェーグマンは登りで苦しみ、残念ながら不発に終わる。

ツァベルおじさんはデゲンコルブとも抱き合い、息子&教え子が地元ドイツで大活躍の幸せな1日となった。

ド平坦スプリントはデゲンコルブ、登りスプリントはマシューズが席巻する時代が遠くはないのかも。バイバイ、カヴ助?(邪笑)

デゲンコルブは笑顔がいいんだよねー。見ているこちらもハッピーになる屈託のない幸せそな表情。『Pro Cycling』誌にミニコラムを持っているし、結構知性派でもあるのかも。

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ドーピング問題以降、斜陽気味のドイツ自転車競技界ではあるが、沿道の観客も多く、賑わっているように見えた。

コースに飛び出てきたり、選手と並走したり、無茶なことをドイツ人はあまりしない。行儀がいい。日本とちょっと似た感じかしら。

新しい世代のドイツ人の活躍で、再度自転車競技が盛り上がるといいな。


ガッツポーズで写真撮影のデゲンコルブ
この間、2位と3位は身の置き所がなかった(苦笑)


月桂冠の巨大首輪は6日間レースのを使い回し(違)
3人共が首にかけている黄色いタオルのレイは謎の一品。。。


握手するデゲンコルブとマシューズ


ラットルをぐるぐる回し応援する客


投げキッスでゴールするツァベル息子
現役時代のおじさんはどうだったかなぁ(そもそも集団スプリントでは投げキッスには慌ただしすぎるか)


(photos: 上FNP、それ以外fr-onlineより)