HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

ピーター・ケノー祭り

2008-06-30 20:41:49 | bike
2008年英国ロードレースU23ナショナルチャンピオン(エリートでは準優勝)、ピーター・ケノーはこんな男。

Peter Kennaugh
1989年6月15日生まれ。マン島出身。
2007年ジュニアの英国RRチャンピオン。
体は小さいが能力高し。ダイエットのことを忘れて14インチのピザを思いっきり食べてみたい19歳。

エリートポディウム 凸
U23ポディウム 凹

BCF: Peter Kennaugh Bio

+++

今年1月のロッテルダム6日間レース。生でケノーの走りを観た。

ジョナサン・ベリス(2007年 U23世界選RR3位)のピンチヒッターだったが、切れのある走り、集中力に驚いた。

2007~2008トラックシーズンは相棒を次々と変えマディソンレースで大活躍。6日間レースのUIVカップ(アンダー25)全10戦中3勝。

今回のナショナル選の走りも各所で絶賛の声。スタミナはあるし、切れのあるスピードは武器。きっとロードでも花開くだろう。

【昔の画像メモ】
2008年英国マディソンチャンピオン with カヴ
2008 ロッテルダム6日間レースUIVカップ(U25)
同上 with ベン・スイフト
りんごほっぺなんだよねw @ゲント6日間レース2007
偶然にこの3人がナショナル選RRの1~3位@Revolution 18 2007

(photo: Cycling Weeklyより。エリートのポディウム)

ロブ・ヘイルズ祭り

2008-06-30 19:28:22 | moblog
2008年英国ロードレースナショナルチャンピオン、ロブ・ヘイルズはこんな男。

Rob Hayles
1973年1月21日ポーツマス生まれの35歳。
家族: 元オリンピック水泳選手の奥さんヴィッキーさんと娘のマデリンちゃん。

BCF: Rob Hayles Bio
公式サイト

手作りwプロモーションビデオ。

Rob Hayles : Pro Cyclist




【エピソード】
  • ミラーの友人でイギリスの家のご近所さんでトレーニングパートナー。
  • お年寄りを襲おうとした引ったくりと戦う正義漢(でも盗人一味と間違えられるオチ有り)。
  • 2006年ツアー・オブ・ブリテン、英国チームの若い子が某世界チャンピオンに喉輪を食らったことに怒り爆発の熱血漢(でもヘイルズはこのレースには出ていない)。
  • 高い運動能力。中長距離選手だが、1kmTTは1分5秒台。競輪学校余裕で合格!?
  • 2001~2003年、コフィディス所属。
  • ワイン通。
  • 今年のトラック世界選、ヘマ値異常で除外されたが、その後名誉回復。

    【昔の画像メモ】
    ミラー→カヴ→ゲラント→ヘイルズ@ニューポート・ノクターン2007
    カヴをおんぶするヘイルズ(同上)
    トロイ・ベイリスと@グッドウッド・フェスティバル2007
    Revolution 13 2006年
    1kmTT銀メダル@トラックナショナル選2006
    マディソン優勝 with カヴ@トラック世界選2005
    抱き合ってるしー(同上)

    (photo: BCFより。英国ナショナル選RRポディウム。L→R: ディーン・ダウニング→ロブ・ヘイルズ→ピーター・ケノー)

  • 英国ナショナル選RR速報

    2008-06-29 23:40:16 | D. Millar&Slipstream
    ロブ・ヘイルズ1位。ピーター・ケノー2位。ミラーは集団でゴールの模様。

    +++

    ロブが勝って本当に嬉しい!! トラック世界選前にまさかのヘマ値越え(生まれつき、彼のヘマトクリット値は限りなく50に近い)。除外され、その後疑いは晴れ名誉回復したが、苦しい時間だったと思う。デイヴも「ロブが勝たないかなー」などと、ナショナル選レース前に言ってたけど、そういうことがあったからだろう。

    Elite race result (provisional)
    1 Rob Hayles Halfords Bikehut
    2 Peter Kennaugh (Team 100% ME)
    3 Dean Downing (Rapha Condor-Recycling.co.uk)
    4 Dan Lloyd (An Post)

    ピーターは惜しかった。でもU23のチャンピオンだ。それと…、泣いてもいいですか? アンディ・テナントがU23の準優勝!! エリートと合わせての着順は現在不明だが、頑張ったね。彼もここまで苦しい時間を過ごした。大スランプを脱したと思ったら、落車で手首の骨折。これが復帰後、3戦目。んもー、すごく嬉しい!!!!!

    Under-23
    1 Peter Kennaugh Team 100% ME
    2 Andy tennant 100% ME
    3 Jonny Bellis 100% ME

    和解?

    2008-06-29 21:10:41 | T. Dekker&Rabobank
    真偽の程は定かではないがツール出場落選に、逆ギレしたトーマスは、「ツールだけが神聖なレースってワケじゃないし! ベッティーニもライプハイマーもクレーデンも出ないし! もうオリンピックを目指すし!」と、悪態をついたとかつかないとか。

    度を越した我がままや、言い訳はファンの信用を失うよ。

    ラボバンクの首脳陣との不協和音を噂されたが、なんとラボのTdF出場メンバー記者会見に帯同しているようだ。これを見るとちょっと可哀想?(甘)

    NOS: Rabobank presenteert Tourploeg(←注!すぐ開きます)

    結局、今日のナショナル選でもラボバンクのサポートを受けなくてはいけない訳だし、2009年まで契約残ってるし、頭冷やして仲直り、といったところか。

    イギリスナショナル選RR直前

    2008-06-29 13:23:32 | D. Millar&Slipstream
    ナショナル選前日の土曜、ミラーはナショナルチャンピオンジャージ姿で試走に現れ、カヴェンディッシュはすこぶる調子が良さそうで、試走後喫茶店に消えてゆき、ライバル達はラスト1.6kmが上りなので、カヴがゴールスプリント出来ないような展開に持ち込みたいと知恵を絞る。

    私はアカデミーに誰かに勝ってもらいたい気もするが。まあ、厳しいだろう。どうなるにせよ、本気のレースに期待。

    Cycling Weekly: NATIONAL CHAMPIONSHIPS GOSSIP
    CN: British National Championships North Yorkshire, Great Britain, June 28-29, 2008(スタートリストなど)

    (photo: BCFより。アカデミーのアンディ・テナント@Abergavenny International Criterium)

    チーム・イギリス

    2008-06-27 20:38:42 | D. Millar&Slipstream
    ツール・ド・フランスに出場が可能な英国人プロチームを作る計画があるとぶち上げていたイギリス車連のデイヴ・ブレイスフォード監督だが、どうもその話は絵空事ではなく、2010年にチームが始動?というところまできているという。

    監督はまだ選手やスポンサーとサインをしたという段階ではないとしながらも、ツールやクラシックに出場できるイギリス人プロチーム結成の計画は着々と進んでいる。

    BCF: Brailsford Outlines British Tour Team Vision
    Cycling Weekly: ANALYSIS: HOW BRITISH PRO TEAM IS RAPIDLY TAKING SHAPE
    Cycling Weekly: BRAILSFORD TELLS FLEET STREET OF PRO TEAM PLAN

  • カヴェンディッシュのハイロードとの契約は(ちょうど!?)2009年まで。
  • ミラーはスリップストリームの株式所有者でもあり、屋台骨でもあることから事情は複雑だが、ブレイスフォード監督との関係を考えれば、移籍には前向きか?
  • ハモンドは2010年には36歳だが、知的なキャプテンの役割が期待される。
  • チャーリー・ウェゲリウス…。2005年の世界選以来、ブラックリスト。
  • イアン・スタナードはクラシック・スペシャリストで、カヴのリードアウトマンにも最適。
  • ゲラント・トーマス。車連の紹介でのバルロワールド入りだったので、取り戻すことは可能?
  • アカデミー組が育ってきている。
  • “純血”にはこだわっていない様だ。スポンサー獲得の観点からも、外国人助っ人はあり。

    機は十分に熟している…だろう。2012年ロンドン五輪目前、クリーンなチームが求められる現在。

    +++

    ミラーのドーピング事件をきっかけに(皮肉にも!)、英国車連の動向をすがるように追いかけてきたが、クリーンがモットーであることを掲げることがこの世界で無意味ではなかったことや、若手が育ってきたことは感慨深い。

    トラック・サイボーグの製造元などと揶揄されることもあるが、難しいとされたロード選手の育成が、茨の道とはいえ、良い方向へ向かっていることが嬉しい。

    (photo: Cycling Weeklyより。ジロ・デ・イタリア2008出場のイギリス人選手)

  • プランABC

    2008-06-27 13:07:45 | T. Dekker&Rabobank
    トーマス・デッケルのツール不出場確定で、すっかりTdFのモチベーション降下の昨今だが、いぬたろうが「モチベーションを上げる三つの方法」を考えてくれた。

    プランA: キルシェン愛
    原監督か。。。
    愛を感じるところまでまだ到達してないしー。
    でも、大事な局面でヘタれる個性は、アレックス・ツーレを彷彿させるんだよなぁ。
    友達以上恋人未満(意味不明)。

    プランB: ミラーひとすじ
    TdF開催中はそのつもりでございます。

    プランC: (いっそのこと)トラックひとすじ
    オフシーズンだっつーの。