HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

ケルンに6日間レースが帰ってくる

2011-03-31 23:00:34 | bike
廃止が相次ぐ6日間レースに朗報。2012年、ケルン6日間レースが再開されることになった。開催は11月8日~13日。

最後に行われたのが1998年。1999年以降は休止されていた。そして2012年、14年ぶり(※ 12年ぶりと記載のサイトもあり)の開催となる予定。

そして、復活を手掛けるスポーツディレクターは、エリック・ツァベル!! ロベルト・バルコには既に声を掛けてあるのだとか。ドイツは勿論のこと、ベルギー、オランダ、オーストラリアからも選手を呼びたい。あと、ロード選手も。名前が挙がっているのは、ダニロ・ホンド、アンドレイ・グライペル。

おじさんの夢、大爆発といった感じも受けるが、ハワードとマイヤー兄をベルリンに呼ぶことが出来たのは、おじさんの力によるところが大きいと思われるので、ケルンも楽しみでございます。

ケルンのバンクは200m。収容観客数6,000人。

ベルリンみたいに観客が沢山入るといいなぁ。

donaukurier.de: Zabel wird Sportlicher Leiter bei Sixdays in Köln
Kölnische Rundschau: 6-Tage-Rennen zurück in Köln

(photo: Cor Vosより。月曜日に行われたケルン6日間レースのプレゼンテーション。ツァベル、楽しそうだ)

消されたアルカンシェル

2011-03-30 22:48:18 | bike
オーストラリアのトラックスプリンター、アナ・ミアーズは今回のトラック世界選で3個の金メダルを獲得した。チームスプリント、スプリント、ケイリン。

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ケイリンの決勝。ミアーズは、腕のアルカンシェルをグレーのガムテープで隠している。



ポディウム前にインタヴューしたユーロスポーツが、腕のガムテープについて突っ込んでいた。ミアーズはケイリンの世界チャンピンにはなったことなかったから、ケイリンのレースでは襟や袖に虹を施したジャージは着られない。違反したら、罰金を喰らう可能性もあるし。苦肉の策といったところか。スプリントの時はちゃんと虹なしのナショナルチームジャージを着てきたのに(苦笑)。

インタヴュー中にベリベリとテープを剥がし、ポディウムには、袖にアルカンシェルが入っているナショナルチームジャージ姿で上がった。

もっともすぐに、胴体にも袖にも虹が入っている世界チャンピオンジャージを重ね着した訳だけど。



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ミアーズは、復路の12時間のフライト(オランダ→シンガポール)の座席が、チームメイトのトラックスプリンター、ダン・エリスとジェイソン・ニブレットに挟まれた。当然、両者共、ガチムチ男だ。確か往路はビジネスクラスだった筈。ビジネスクラスでも3人以上並んでる席はあるだろうけど、ガチムチに挟まれた~なんて、あえてtweetしていることから、帰りはエコノミークラス、後は野となれ山となれ(=レース後は疲れたっていいじゃん)なんですかね、豪州車連さん。トリプル金メダリストにあんまりな仕打ちなのでは。せめて、両隣りはスリムな中長距離の選手とか(苦笑)。

(photos: Yahoo! Sportsより)

Marked the Favourite

2011-03-29 18:23:11 | bike
トラックのマススタートレースで、優勝候補の選手がマークされるのは織り込み済み。しかしここまで激しく、徹底的にマークされるとは。今回のトラック世界選でそれを目の当たりにした。

キャメロン・マイヤーはスクラッチレースでもポイントレースでもラップを許されず、チャンスを逃さなかった伏兵が優勝をもぎ取った。

「束になってかかってくる敵と、一人で戦うカンフー映画のようだ」と形容した人もいたほど。でもカンフー映画では、一人の方が勝つんだけど(苦笑)。まさに“大勢に手なし”状態だった。

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世界選最終日のマディソンレース。

前半、本命であるキャメロン・マイヤー - リー・ハワード組は動こうとしない。否、動けないのか?

いぬたろうの無慈悲な一言。「駄目だこりゃ。優勝どころか、メダルもなしだな」。当然、レース後、しばきましたが(鬼)。

しかしその時は「マークされるから、皆が疲れてくる後半から動くんだよ。たぶん…」と力なく反論するのが精一杯だった。

ハワード: 「激しくマークされるのは分かっていた。冷静に行こうと二人で話した。逃げを潰され、苛つけば負け。僕らは我慢強く待って、チャンスを掴んだ」

まず、伏兵チェコが残り67周でラップ。ポイントは僅か1。ポイントを多く持っているのは、スペイン、オランダ、フランス。

そしてオーストラリアが第7スプリント後にアタック。走りにキレがある!! 「第8スプリントの前にラップしちゃ駄目~!!」(←第8の5ポイントを獲らなきゃ)と絶叫しつつ、勝負の行方を見守る。見事、5ポイントをゲットし、その後ラップ完了。

ハワード: 「これがマディソンの戦略なんだ。僕らはラップするのに10~12周必要とする。長い時間だ。その間、ポイントも戴く」

オーストラリアがラップした後は、誰もラップ出来なかった。そして、ゴールスプリントで、オランダ、スペイン、フランスの熾烈な銅メダル争いが繰り広げられた。

そりゃテオ・ボスにスプリントさせたら誰も敵わんつーの。第4スプリントではテオ様、1着入線も、斜行して2着入線のスペイン邪魔をし、1・2着入れ替えのペナルティ、なんてこともあった(苦笑)。それにしても…、スプリント、ケイリン、1kmTTの元・世界チャンピオンが、マディソンの銅メダリストになるなんて、前代未聞というか、不思議な感じ。

CN: March 27, Men's Madison: 50km Meyer and Howard repeat Madison win


Cameron Meyer (L) & Leigh Howard World Madison champions for two consecutive years!!
賞品はオランダらしくオレンジ色の木靴♪
靴を履こうとするボケギャグをやった選手がいた(※ この二人ではありません)


(photos: Yahoo! Sportsより)

ハリネズミ

2011-03-28 23:09:02 | bike
トラックで落車すると、バンクの木の棘が体中に刺さり“ハリネズミ状態”になるという。選手が悲鳴を上げながら、洗面所で棘を抜く(←特別なことではなく、自転車選手の日常風景的)話を耳にしたことがある。

今回のトラック世界選、マディソンレースでアーロン・ゲイト(ニュージーランド)が落車。上からずずっと滑り落ちた。他の選手達はささっと避けて、誰も巻き込まれなかった。ジャージは派手に破れたが、酷い怪我ではないようで、自転車が壊れていないかの確認が終われば、レース復帰しようという体勢だ。

メカニックが自転車をチェックしている間、ゲイトの脇腹に刺さった棘を、コーチが指でぴゅっぴゅっと抜いていた。ピンセットじゃなくても指で簡単に抜けるような大きな棘…。

話には聞いていたが、初めて目にした棘抜きシーン。やはり痛そう。。。



(photo: Yahoo! Newsより)

The Fighter

2011-03-27 15:31:41 | moblog
ストーリーはちょっと弱い。実話だけに仕方ないかと思う一方、現実はこんな単純じゃないんじゃない?とも思うです。でもクリスチャン・ベールとお母さんの芝居には目を見張る。二人とも凄まじいんだけど、お母さん、予想以上に素晴らしかった。

Izu Velodrome Tour

2011-03-26 14:00:49 | moblog
伊豆ベロドローム(仮称)工事現場見学ツアーに参加。

ベロドローム内に足を踏み入れた瞬間、胸が熱くなった。バンクの板はまだで、5・6月に張られるそうだ。

写真は、メモリアルプレートを象ったキーホルダー。記念品に戴いた。

Track Worlds Day 3

2011-03-26 03:16:10 | bike
うわー。起きたらジェイソン・ケニーがサー・クリス・ホイをやっつけた。

http://www.fromsportcom.com/v-2/2/20/v-222144.html

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キャメロン、2位でした。コロンビアの伏兵恐るべし。

Track Worlds 2日目雑感

2011-03-25 19:54:32 | bike
トラック世界選、男子個人追い抜き。ダイジェストですが、ジャック・ボブリッジの美しい渾身の走りを(2分26秒あたりから)。

Track Cycling World Championships day 2 - from Universal Sports

ライヴ・ストリーミングでは見られなかったポディウム。ボブリッジ、嬉しそう~。4:10.534の世界記録を持つボブリッジだか、今大会のタイムは4:21.141。そういうバンクだから仕方ない。オーストラリアの表彰台独占の目もあったが、ニュージーランドのジェシー・サージェントが2位に入り阻止。3位決定戦は、オーストラリア対決だった。マイケル・ヘップバーン vs ローハン・デニス。これは手に汗握る接戦で、ヘップバーンが銅メダルを獲得。


(L→R)ジェシー・サージェント、ジャック・ボブリッジ、マイケル・ヘップバーン


(photo: Yahoo! Sportsより)