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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Film “Life is Fruity” Review (映画『人生フルーツ』感想←ネタバレほぼなし)

2017-02-02 19:34:05 | film
映画『人生フルーツ』観賞@ 東中野。

やっと人様に胸を張っておすすめ出来るような映画を観たよぉぉ~(叫)。

『沈黙 -サイレンス-』は私は好きな映画だけど、痛いのが苦手な人にはちょっとアレだしね。

そもそも『パッション』を劇場で2回観た私は、極度のサドかマゾなのかもしれない(違)。

閑話休題。

評判よさそうだし、東中野近いし、何となく行ってみた。

劇場の前に行って吃驚。長蛇の列だ。

正直、もう帰ろうかと思った。前売り券さえ買ってなければ。

観るつもりの映画の深い内容についての情報は、なるべく耳にしない目にしないので、これはスローライフを営む老夫婦のほのぼのとしたお話ぐらいに思っていた。

そうしたら…、びっくりするぐらい骨太なのよ。

こんな生活素敵だわぁ~♪みたいな表面的なことじゃなくて、人としてこうありたいなと思うこと多々。

観てよかった。

『人生フルーツ』劇場予告編

Film “Silence” Review (『沈黙 -サイレンス-』感想←ネタバレなし)

2017-01-25 21:28:13 | film
映画『沈黙 -サイレンス-』観賞@ 新宿。

子供の頃(中学か高校)、遠藤周作の『沈黙』の一節が国語の教科書に載っていた。

たぶん、宣教師が棄教を迫られ、信者の命を救うため踏み絵を踏む場面だったと思う。

アホの子だから「そんな苦悩しないでよー。踏んで人様の命を救えたんだから、いいじゃん。宗教者として立派じゃん。心の中で信仰を貫けばいいじゃんいいじゃん」と簡単に考えた(←かなりの阿呆です…)。

ただ、少しだけ訝しいと感じた。この小説の前後には、そんな安易ではない、もっといろいろなことがあるのではないかと。

嗚呼、すぐに『沈黙』を読めばよかった、と今思う。

私がその後読んだ、遠藤先生の小説は『海と毒薬』だけだった。

+++

先日観た『疾風スプリンター』

2時間5分の作品だけど、えらく長く感じたのね。

『沈黙 -サイレンス-』は2時間41分。

あっという間とは言わないけど、1度も腕時計を気にすることなく(※ 退屈すると画面の明るいシーンで時計を見てしまう)話に引き込まれた。

映画は時間じゃないよねー。

主演のアンドリュー・ガーフィールド。心に染み入る演技だったと思う。

『BOY A』で観た時、いい俳優さんだなぁと思ったけど、今回のアカデミー賞では『ハクソー・リッジ』の方で主演男優賞にノミネートされている。

あと、私の大好きな加瀬亮ちゃんが大変なことになってます(涙)。

で、私は小説の『沈黙』を現在読書中。

映画『沈黙-サイレンス-』本予告

Spectre Review (007 スペクター感想 )

2015-12-03 17:47:05 | film
映画『007 スペクター』(先行上映)観賞@ 新宿。

初めてIMAXで観た。観る前は「どっちでもいいやん! 高いしー(←+400円)」ぐらいに思ってたけど、いや~素晴らしかった。

私にはスクリーンがデカくて、映像がクリアぐらいにしか説明できないけど。ただ、音は大きかった。

【おバカ感想】(←たぶんネタバレなし)
  • いつもにも増して、オープニングソングまでのアクションが凄い。
  • やはり悪役は学生服みたいなのを着て、ペルシャ猫。
  • MとQとマネーペニーの出番が多く私幸せ。
  • ベルッチの扱いが雑やん。
  • ダニエル・クレイグ版ボンドの中では、『カジノ・ロワイヤル』は超えられなかったが、その次に面白かった。
  • 新ネタと旧ネタ(←オマージュ)のハーモニーが絶妙。
  • 歴代ボンドのようなお茶目でいやらすぃーオヤジ感が全くないクレイグ・ボンド。
  • だから素敵なのかも。
  • ボンド出生の秘密は大したことなかった(苦笑)。
  • なんかまとめに入ってたし、ダニエル・クレイグのボンドはこれで終わりなのかなぁ。
  • ダミアン・ルイスが次のボンドの噂に挙がっているが、私はそれでいいと思う。
  • クレイグのボンドってさー、マイヤー兄が年取ったらあんな感じになるよ(←どさくさに紛れ過ぎ)。

    映画『007 スペクター』予告2 2015年12月4日公開

  • Off-season Film (オフシーズンに観たい映画)

    2013-12-10 17:18:51 | film
    あ゛ー。やっと見つかった。オフシーズンに観たい映画が(喜)。

    映画『アメリカン・ハッスル』公式サイト

    映画『アメリカン・ハッスル』予告編


    これは壮大なウソに基づいた真実の物語。天才詐欺師とFBI捜査官が手を組み挑む〈前代未聞のオトリ捜査大作戦〉。2014年1月31日、TOHOシネマズ みゆき座ほかROADSHOW.

    もうクリスチャン・ベイルとジェレミー・レナーが出演してるってだけで私必見なんだけど、内容も好みだ。ABCニュースで、映画紹介をやっていたが、心ここに在らず状態にして、頭に内容を入れないようにした。まっさらに近い状態で、映画館に出向きたい。トレーラーを見て、興奮のあまり頭皮に鳥肌が立った(怖)。でも、何度も見ないんだからね(←貼っておきながらナンですが…)。

    封切り日(1月31日)にはオフシーズンが終了しているのには、目を瞑ろう。

    Argo (アルゴ)←ネタバレなし

    2013-03-20 22:50:32 | film
    映画『アルゴ』観賞@家。アカデミー賞作品賞なので、レンタルビデオは“全貸出中”かと思いきや、2、3本は残っていた。意外だ。いつ行っても貸出中で、借りられないDVDも少なくないのに。

    非常に見応えがあった。ただ、アルジェリア人質拘束事件と被って、いたたまれない気持ちになった。家政婦さんは物語の中核ではないのだけど、その心中、行動が心に残った。




    Wikipedia: アルゴ (映画)

    Oscar Night (ベン・アフレックに謝りたい)

    2013-02-25 22:59:13 | film
    アカデミー賞作品賞はベン・アフレック監督作品『アルゴ』だった。

    ジェニファー・ロペスとスターバッ○スに入ったら、トイレットペーパーが硬いと文句を言われ、柔らかいヤツを買いに行かされるお話(←嘘です)。

    映画『アルゴ』予告編1【HD】 2012年10月26日公開



    昨年、いぬたろうに「ベン・アフレックの映画、面白そうじゃない?」と観たそうにされて「どんな映画?」と聞いたら「ベン・アフレック、監督・主演」と内容ではない説明をされ「うわ~、、、ダメっぽーい。絶対観たくない!」と却下したことを鮮明に覚えている。

    何故ならば、トイレットペーパーを買いに行かされる映画だと思ったから(違)。因みにいぬたろうも、ジェニファー・ロペスのパシリなら喜んでやるそうだ。。。

    あ゛ーーーーー。在イラン米国大使館占拠事件の話と分っていたら、観に行ったのに(悔)。

    こんな硬派な映画を作っていたなんて(※ トイペ映画とは思わなかったけど、単細胞なアクション映画なのかと勘違いした)、ベンに謝りたい。ついでにクリストフ・モローにも謝りたい(←昔、似てるって言われてた)。

    Zero Dark Thirty (ゼロ・ダーク・サーティ)

    2013-02-22 22:11:22 | film
    映画『ゼロ・ダーク・サーティ』観賞@ 新宿。

    ≪一行あらすじ&感想≫
    ビンラディンを捕まえる。信念を貫き、実りがあったとしても、無力や虚しさを感じることがある。

    ビグロー監督の前作『ハート・ロッカー』ほどではないか、素晴しい出来。

    映画『ゼロ・ダーク・サーティ』 - オリジナル予告編 (日本語字幕)



    今日の映画館。昔は“気の利いた”作品を上映する単館系だった。完全入れ替え制の走りだったのでは。今では歓楽街の中にある場末の映画館風になっているけど、椅子は昔と変わらず座りやすい。

    正直、シネコンの方が見やすいのだけど、今日22日は「カップルデー」ということで、二人で2000円だったのが嬉しい(←マレーシア旅行中止のため、暇になった人々orz)。

    Box-office Champion Les Miserables (『オペラ座の怪人』抜く)

    2013-02-04 22:40:05 | film
    ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』の興行収入が、日本で公開されたミュージカル映画の歴代1位というニュースが少し意外だった。

    NHKニュース: レ・ミゼラブル興行収入 部門1位

    というのは、昨年、私が観に行った時、上映中に席を立つ人が少なくなかった(まあ、上映時間が長いからトイレにも行きたくなるだろう)。もう一つは、エンドロール中に、帰って行く人が、結構多かったから。

    私はもう1回映画館で観ようかぐらいの勢いだったけど、そんなにヒットはしないのかもしれない、と思った(←見る目なしorz)。

    +++

    上記のことは全く踏まえず、いぬたろうに私の夢をぶつけてみた。

    「ジャベールってさー、執念深くて、ねちねちしてて、冷徹なイメージじゃない。ドラマ版なんかジェフリー・ラッシュさしさー。そのまんまやん。ラッセル・クロウは悪くないよ。でも私はね、昔からもっと若くてシュッとしてる人がいいと思うのよ。まあ、バルジャンとの年齢の関係もあるからアレだけど。ジャベールは痩せてて長身なの。バルジャンの力持ちな大男とのコントラストとしてね。美しい青年将校って感じかな?」
    「それ単に自分の好みじゃねーかよ!!」
    「そんなことありません……?」

    で結局、私がキャスティング・ディレクターなんかやったら、絶対映画がコケる、ということで話が終わった。失敬な。

    +++

    舞台版の10周年&25周年記念コンサートの様子を。10周年は2時間半、たっぷりと~。25周年のジャベールは黒人俳優で新鮮な感じ。

    LES MISERABLES 10th Anniversary DREAM CAST



    Ensemble Cast sing 'One Day More' @ The O2 25th Anniversary Concert


    The man who looked at his watch 11times (腕時計を11回見た男)

    2012-12-24 00:08:42 | film
    一昨日、映画『レ・ミゼラブル』を観た。

    ティナルディエ役が『ボラック』のマンキニ男、サシャ・バロン・コーエンで驚いた(←最初に報告すること)。

    そしていぬたろうは、上映中11回ぐらい腕時計を見た

    たしかに長い(2時間38分)。もう一回行こうかと思ったけど、DVDにする。。。

    そりゃ舞台には敵わないけど、映画で効力を発揮するような、舞台とは違った演出もよかった~。

    あ゛ー、心配していたラッセル・クロウの歌唱力は大丈夫だった。高音が若々しいというか、可愛いのよね(苦笑)。ジャベールは演出的には抑えた感じで、私としては少し淋しかったんだけど。

    女性陣は完璧。ヘレナ・ボナム=カーターは芸達者だから予想できたけど、アン・ハサウェイのファンテーヌが意外にもハマってた。派手な顔だから、薄幸なかあちゃん向きではない気がしていたのに、その派手な顔が逆に活きていた。

    映画『レ・ミゼラブル』予告編



    家に帰ってから、とっておいたヒュー・ジャックマンの新聞記事を読む。



    別にネタバレしてるってほどじゃないんだけどさー(ちゅうかストーリーは知ってるし)、もう映画館で観ると決めた映画は、レビューや記事は観終えてから読むと決めた。

    +++

    ヒュー・ジャックマンのミュージカルといえば、トニー賞のこのシーン(照)。

    Not The Boy Next Door


    Skyfall (くまたろうはボンドに甘い)

    2012-12-01 22:25:07 | film
    今日は映画の日。『007 スカイフォール』を観てきた(1000円)。

    下馬評(?)通り『カジノ・ロワイヤル』ほどじゃなくて、『慰めの報酬』よりは上って感じ。

    ボンド50周年ってことで、昔の007っぽいネタが盛り込まれており楽しい。なので、結構おバカ展開もあるのだが、陰気で冷血な雰囲気のダニエル・クレイグだと、格調高くなるというか、おバカが薄れるのだ。

    「懐古趣味的な気がしないでもないが、まあまあじゃないの。ボンド、カッコよかったし。トム・フォードのスーツも似合ってた」と言ったら、いぬたろうが「くまたろうは、ボンドに甘い」と不服そう。

    そんないぬたろうは、出番の多いボンドガールの登場がなかったことに不満たらたら。今回のボンドガールは「M」だしね(苦笑)。

    収穫は、悪役のハビエル・バルデム。悪人を演じるのがむっちゃ楽しそうだったw

    あと、私のお気に入りキャラ、マネーペニー(ボンドにいつも色目を使うMI6の秘書)が今回もよかったー。

    007 スカイフォール - オフィシャルサイト