HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Track Party と Revolution

2011-10-31 20:07:03 | bike
イギリスのトラックのイベント“The Revolution Series”は今季で9シーズン目(※ 1シーズン4開催ある)。

英国はトラック競技が盛んとはいえ、最初は観客も大入りとは言えなかった。各開催でテーマがあったり、チーム戦を試してみたり、レジェンドを呼んでみたり、手を変え品を変え、観客の興味を探りつつ、進化している。デイヴィッド・ミラーの妹の会社が興行主で、数年前には、“イギリスのスポーツイベントの優秀賞”みたいなのを受賞した。Revolutionはレース内容の充実に拘っていると聞いたことがある。ショウだと、どうしたって大陸の6日間レースに敵わない。

ある時、Revolutionに関する掲示板を見たら、観戦したファンは、有名選手のレースより、“フューチャー・スターズ”(若者)のレースの方が面白かったと話していた。ジュニア世代が驚くほど巧みにトラックレーサーを乗りこなす、ということもあるだろうが、“本気レース”だから。

トラック強豪国なので自国のタレントには事欠かない、大陸欧州が近いので他国のスター選手も呼びやすいなどのアドバンテージはあるが、トラックパーティーも進化して恒例のトラックイベントとして定着すると嬉しいな。ラップ、ラップの応酬…なんてマディソンがいつか日本でも観てみたい。

TRACK PARTY: トラックパーティー 全リザルト

【Track Party 写真集】
観戦に集中したため、あまり写真は撮っていない。場内は暗いしね。案の定、出来も悪かった(涙)。でも何故かチポ先生だけは上手く撮れている。なんか変な(?)オーラを出しているからかw


ジーパン姿で登場のチポ先生
レーパンじゃないのでレースには参加しないと思ったら。。。


「皆の衆、面を上げい」というチポ先生(違)←上げてるって


世界の中野強化委員長とチポ先生


選手が近い。。。


男子スクラッチ優勝、エリア・ヴィヴィアーニ


祝福のキスを強要するヴィヴィアーニ(←周りから「イタリア人だから」との声がw)


学生ポイントレース、スタート前


ロード選手のスクラッチ


まさかテオ様のケイリンが観られるとは!!
ロード選手転向ゆえ、ガチムチ時代の様にはいかず


ファッサボルトロは今は女子チームをサポートしてるんだねぇ


全トラの時とは違うベロドロームの照明


男子スプリント決勝、渡邉一成(前) vs 中川 誠一郎!!


ロード選手スペシャルレースのケイリン


むっちゃ楽しそうなロード選手軍団


マディソンのボス、ヴィヴィアーニ、モルコフ(L→R)


スペシャル・チースプに登場の福島選手とレーパンに着替えたチポ先生


ケイリン(3)優勝の長塚選手


(photos by kumataro)

トラックパーティー ~ マディソン出場の日本人選手 ~

2011-10-26 00:35:59 | bike
10月29日、伊豆ベロドロームで開催されるトラックレースのイベント、トラックパーティーのプログラム、選手リストが発表された。

CYCLING IS ONE, TRACK PARTY: プログラム
CYCLING IS ONE, TRACK PARTY: 出場選手

マディソンレースは32.5分となっているので、通常の半分で25km(100周)かな? 

種目ごとのスタートリストはまだ発表されてない。外国人はどんな組み合わせになるのか予想がつかない(※ ボス、ヴィヴィアーニ、モルコフ、プロンク以外はマディソンがどのぐらい出来るか分からない)。日本人は恐らくこんなペアではないだろうか。

  • 西谷泰治 - 窪木一茂 (日大OB&日大)
  • 佐々木龍 - 三浦康嵩 (早稲田大)
  • 中根英登 - 榊原健一 (中京大)

    全員、先日の全日本トラック出場選手だ。外国勢はかなり強力だが、善戦を期待したい!! 若さでは負けてないよ~。あ、西谷選手!?w

    【全トラ マディソン写真集】


    日大…窪木(左)、久保田元気


    中京大…榊原(左)、中根


    アイサン…盛一大(左)、西谷


    西谷


    佐々木


    窪木


    三浦(左)




    佐々木(中)


    三浦(左)&佐々木


    中根(左)&榊原


    佐々木(左)、西谷


    ポディウム


    (photos by kumataro)

  • Ttat's Track Race, and On Board

    2011-10-18 21:47:00 | bike
    第14回全日本自転車競技選手権大会トラックレース(10月14日~16日)に行ってきた。伊豆ベロドロームの杮落としの大会でもある。

    結論から言うと、これまで現地観戦した国内のトラックレースの中で最も楽しくて、エキサイティングなレースだった。全トラは2007年(宮城)、2008年(前橋)に行ったことがあるが、今回が最も観客が多かったんじゃないかな(満員には程遠いけど…)。

    トラックレースは現地観戦に限る…と思っている。勿論、映像で観ても楽しめるけど、カメラが追わない選手の表情、目の前で展開される駆け引きと知略の応酬。それと客の反応。どよめき、溜息、賞賛の拍手。

    例えば、6日間レースは、華やかで、選手達の匠の技を満喫するお祭りムードに溢れるものだけど、当然緊張感は特になし。タイムアタックのカウントダウン、選手の精神統一・集中は、競技会独特で堪らない!! その競技会の世界最高峰はトラック世界選や五輪で、全トラは日本最高峰(でなくてはならなかった筈…)。

    やはり、250m木製室内バンクは素晴らしい。選手が近いしね~。CSCには250mコンクリート製屋外バンクはあったけど、スピード感やら印象が全く違う。

    +++

    その木製バンクを手掛けたのはドイツ人。設計もドイツ人だし、職人さんもドイツ人。海外の仮設バンクを組み立てる時も、矢鱈とドイツ人の職人を呼んでいた記憶がある。恐るべし、ドイツ(意味不明)。

    今回、レースの合間に、オーロラビジョンでベロドロームのメイキングビデオを流していた。これがなかなか面白い。


    むっちゃ民族衣装的な作業着のドイツの職人さん達(衝撃)
    日本の作業服ののニッカボッカは外国人からすると
    かなりアヴァンギャルドで人気があるらしいが。。。


    シベリア松


    走路の骨組み
    これはロッテルダム6日間レースの仮設バンクのメイキングなんかと同じだ


    建設中


    儀式が始まった。。。


    グラス片手に親方?(設計者?)のスピーチ


    ぎょー!!!!! 親方、グラスを投げつける!?


    そして皆で万歳

    アムステルダム6日間レース、本日開幕

    2011-10-17 21:17:18 | bike
    出場予定だったフランコ・マルヴリとボビー・トラクセルが風邪でアウト。助っ人二人を加え(モルコフ弟、エドミュラー)、4チームを組み変えた。以下が新13チーム。ゼッケン番号は違ってくるかも。

    【アムステルダム6日間(10月17日~22日)レーススタートリスト】
    1 Pim Ligthart (NED) – Robert Bartko (GER)
    2 Danny Stam – Leon van Bon (NED)
    3 Jens Mouris (NED) - Benjamin Edmüller (GER)
    4 Niki Terpstra - Nick Stöpler (NED)
    5 Leif Lampater (GER) – Raymond Kreder (NED)
    6 Peter Schep – Wim Stroetinga (NED)
    7 Kenny de Ketele (BEL) – Barry Markus (NED)
    8 Iljo Keisse (BEL) - Yoeri Havik (NED)
    9 Roy Pieters (NED) - Jesper Mørkøv (DEN)
    10 Jos Pronk (NED) – Marc Hester (DEN)
    11 Martin Bláha – Jiri Hochmann (CZE)
    12 Morgan Kneisky (FRA) – Robert Bengsch (GER)
    13 Geert-Jan Jonkman – Michael Vingerling (NED)

    有力どころはリヒタルト - バルコ組とスタム - ファンボン組だが、絶対的本命チームはない絶妙の組み合わせではないかな。

    カッコいい仕上がりのプロモーションビデオ。

    Zesdaagse van Amsterdam



    追記: 最新のスタートリスト。上記から多少変更有。

    1 Ligthart - Bartko
    2 Stam - Van Bon
    3 Mouris - Kneisky
    4 Havik - Stöpler
    5 Lampater - Kreder
    6 Schep - Stroetinga
    7 De Ketele - Markus
    8 Keisse - Terpstra
    9 Pieters - Mørkøv
    10 Pronk - Hester
    11 Bláha - Hochmann
    12 Edmuller - Bengsch
    13 Jonkman - Vingerling

    2011~2012シーズン トラックワールドカップ

    2011-10-17 18:07:29 | bike
    第1戦がカザフスタン(アスタナ)と知ってちょっとびっくり。そして最終戦の第4戦はイギリスだけど、いつものマンチェスターではなく、ロンドンだ。五輪前のテストレース。選手が集まりそうだ。ここ数年はオーストラリア(メルボルン)、イギリス(マンチェスター)、コロンビア(カリ)、中国(北京)でやっていた。ちょっと前はアメリカ(ロサンゼルス)、ロシア(モスクワ)もあったのだが。

    UCI: 2011 -2012 UCI Track Cycling World Cup - Events

    【トラックワールドカップ 2011~2012日程】
    アスタナ 2011年11月4日~6日
    カリ 2011年12月1日~3日
    北京 2012年1月20日~22日
    ロンドン 2012年2月17日~19日

    トラック世界選は4月4日~8日(メルボルン)。

    +++

    トラックW杯第1戦 アスタナ大会公式サイト



    マスコットらしいのだが。。。


    何の動物なのか分からず。カザフスタンの代表的な動物を検索すると、猛禽類、亀、ユキヒョウ、ジャンガリアンハムスター、絶滅危惧種のサイガなどが出てきたが、マスコットの特徴がこれらの動物と一致しない。前歯、カンガルーのような体勢、垂れた耳、ライオン風の尻尾…。

    南アフリカのコンチネンタルチームの大金星

    2011-10-13 23:50:33 | bike
    ジェイコ・ヘラルドサンツアー第2ステージ、MTNクベカのレイナード・ヤンセ・ファンレンズバーグ(Reinardt Janse van Rensburg)が制す。彼のロード世界選U23RRのリザルトを見たら17位だった。悪くない。ちゃん前残りしている。

    チーム公式サイトのプロフィールを見ても、まぐれではないことがよく分かる。オールラウンダーでルーラーでパンチャーでスプリンターでTTスペシャリスト。長い登り以外はすべてイケるということだ(苦笑)。

    もっと大きなチームに移籍して、羽ばたくかもしれない。でも、以前ここの監督さんが「2014年のツール・ド・フランスに、アフリカ人だけで構成されるメンバーでの出場を目指している」と話していた。今回のヤンセ・ファンレンズバーグの活躍が、チーム躍進の原動力になるといいな。

    (photo by kumataro @コペンハーゲン ゴールシーン。左奥の南アジャージがヤンセ・ファンレンズバーグ)

    マイヨ・アルカンシェルが似合う方法

    2011-10-13 08:03:25 | bike
    いぬたろうがパリ“カヴ、マイヨ・アルカンシェルお披露目レース”トゥールを観ながら「どうも世界チャンピオンジャージが似合わないんだよなぁ。見慣れないからか…」などとぶつぶつ言っていた。

    「見慣れない? マディソンで2回も世界チャンピオンになってるんだよ。何着ても似合わないだけじゃない?」(←身も蓋もない)

    私はそう思うのですが。。。

    +++


    2回目のマイヨ・アルカンシェル(with ウィギンス)photo: Independentより
    髪型と言いもっさりしてるなー


    長袖マイヨ・アルカンシェル(フォトセッション)photo: telegraphより
    なんかよく分からないけど、素人のコスプレに見えなくもない


    これしかないかもしれない。


    1回目のマイヨ・アルカンシェル(with ヘイルズ)photo: Pez Cyclingより


    すっきりしている。

    来季は坊主頭で通して下さい(命令)。

    国体 写真日記

    2011-10-12 13:10:07 | bike
    10月4日~9日、山口国体の自転車競技大会が開催。その内の7・8・9日を観戦してきた。破産への道を驀進している気がしないでもないが、気のせい気のせい。

    ロード世界選、国体と連チャンでファンの“郷土愛”を目の当たりにする。理屈抜きで、一所懸命応援している姿は温かく、心に沁みる。引っ越しが多かった私はあっちもこっちもと気になるチームはあれど、あそこまで一心不乱になれない寂しさも感じたり。。。

    今回の一番のトホホ事件は、防府天満宮で、バッグの中に毛虫が入り込んだこと。ふと鞄の中を見たら、緑色のもあもあした物体が目に入り「……。これは毛虫ではない。きっとエノコログサだ」と現実逃避しようとしたが、動いとるし。鞄の中身をすべてベンチにぶちまけ、それでも出てこようとしない毛虫 in バッグをいぬたろうにパスした(鬼)。チャドクガ幼虫事件の恐怖が覚め遣らぬいぬたろうは、半泣きで小枝を使って毛虫を掻き出してくれた。でかした!!


    少年ポイントレース


    4km速度競走で使われる旗


    青年4km速度競走 表彰式w


    一見、タオルのような質感だが。。。


    実は爪楊枝製


    青年ポイントレース 表彰式


    団体追い抜き優勝の奈良


    防府天満宮は学問の神様。頭が良くなるようにお参りした(手遅)。


    電話ボックスも和


    ロードレースコース


    少年ロードレースのゴールスプリント


    青年ロードレースのゴールスプリント


    少年ロードレースの表彰式


    青年ロードレースの表彰式


    踏切り


    彦山竹林公園

    ハートのお金

    2011-10-06 17:12:09 | trip to Copenhagen 2011
    デンマークの通貨はデンマーククローネ(DKK)。ユーロじゃないのよー。旅行者にとっては、結構迷惑(苦笑)。でも小国(人口約556万人)の誇りを感じる。

    1・2・5クローネコインは穴があいていて、ハートがあしらわれている(補助通貨のオーレのコインには遭遇しなかった)。

    ハート故に“幸せを呼ぶコイン”などと呼ばれているようだ。

    持って帰りたい。幸せになりたい…。出来れば1クローネ(←ケチ)。

    +++

    この旅行でクローネに両替したのは二人で約3万円分。1週間の滞在で少ない感じもするが、半端じゃないクレジットカード社会なのだ。7-11でもクレカ、電車の切符売り場もクレカ、テントの世界選グッズ売り場でもクレカ。

    最終日には現金が結構余ってしまい、ランチの店で「現金で払います」と言ったら、クレカ用の携帯端末を既に手にしていた店主の女性は「あらー現金なの~」と意外そうだった。

    オーラスの空港ではコインのすべてを握りしめ物色。チョコと缶コーラを買って、残金ぴったり1クローネ。

    私は買い物の天才ではないかと思った。

    +++

    帰ってきてほとんど使わなかったユーロ紙幣(←フランクフルト用)を整理していたら、間に50クローネ1枚が挟まっていたorz 嗚呼。。。

    オランダつぶつぶチョコ vs デンマークぱりぱりチョコ

    2011-10-05 12:40:13 | trip to Copenhagen 2011
    ロッテルダム6日間レースに行った時、1度だけ“レストラン”で食事をした。あとは全部、買い食いとベロドローム。食堂での食事というのは、ホテルの朝のビュッフェだ。それも円安の影響で4,000円/1人ぐらいした…。

    その時に、おや?っと思った物。バターやらジャムやらパンに塗るものコーナーに、小箱に入ったつぶつぶのチョコレートが。所謂、製菓用のチョコスプレーそのもののヤツや、フレーク状のヤツなど。

    +++

    今回、コペンハーゲンのスーパーマーケットで見つけたのは、激薄の板チョコ。パッケージの絵からすると、パンの上に乗せて食べるようだ。ホテルの朝食には置いてなかったが、スーパーの品揃えはそれなりによかったので、定番商品なのではないだろうか。

    +++

    私はどちらもトーストしたパンの上に乗せ、うっすらとチョコを溶かして食べるものだと思っていた。

    豈図らんや、どちらも冷たいパンにバターを塗って、その上に振りかける・乗せるらしいのだ。まあ、そうしないとチョコが落ちてきちゃうからねー。

    めんどくさい。。。

    大体、チョコ味のパンが食べたけりゃ、ヌテラみたいなチョコレートスプレッドを塗ればいいじゃん。そうすれば1回で済むし。

    とどのつまり、食感らしい。つぶつぶを楽しむ。パリパリを楽しむ。

    (photo: オランダちょこふりかけの箱[左]とデンマーク激薄チョコ)