HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

It's A Raccoon? It's A Panda? It's ... (タヌキ? アライグマ? パンダ?)

2014-02-28 21:11:11 | bike
twitterでトラック世界選のアカウントが、開幕前カウントダウンをやっていた。画像は「あと○日」というスペイン語と(←たぶん)、ゆるキャラのイラスト。カリの世界選のマスコットなのかな。



タヌキだろうか。それにしても服装が微妙だ。BMXっぽい。トラックじゃないよー。

すると、いぬたろうから速攻異議が。これはアライグマではないかと。←どーだっていい意見交換

検索したら、コロンビアの国獣はアンデスコンドルとオウムだった。タヌキやアライグマとの関係も見つからない。

大会が始まり、ポディウムに立った選手達が、マスコットのぬいぐるみをもらっていた。


モデル: マイルズ・スコットソン(photo: Cycling Australiaより)


……。

これは、ひょっとしたらジャイアントパンダではないだろうか。

国獣でも縁もゆかりもない動物でも、ふつうに可愛いし。

「パンダ? 黒と白のつき方が違うだろー」

確かに違うけどさ~、欧米人なんて大雑把だし、テキトーなパンダとも言えなくもなくない???

案の定、ぬいぐるみをもらった選手達の中には、これをパンダだと思う人が現れ始めた。

そんな時、自転車競技ファンのコロンビア人が一言。

「これ、パンダじゃないよ。メガネグマ(spectacled bear)rっていうんだ」

!!!!!

衝撃ーーーーー。

spectacled bearで検索して納得。イラスト、ぬいぐるみ、着ぐるみと同じ顔をしている。

ありがとう、コロンビア人。

+++

オーストラリアのアレックス・エドモンドソンが個人追い抜き優勝。初めての個人種目のマイヨ・アルカンシェルだ。

Men's Individual Pursuit Final Gold Heat - 2014 Track World Championships, Cali, Colombia


つくづく、美しいライディング・フォームだ。

私はエドモンドソンの追い抜きは生では観たことがないんだけど、世界選のトップクラスの選手の追い抜きを見ていると不思議な感覚にとらわれる。

まず、四漕ぎぐらいで、ホームストレートを通過する(←そんなこたーない)。

いや、そんな感じがするほど速いということだ。

そして、異様に美しく、すぐ終わってしまう。予選の単走でさえ、眠くならない。

+++

エドモンドソンの優勝も嬉しかったが、更に私を歓喜させる出来事が。



グレン・オシェイも、エドモンドソンがワンダイレクションの人(ハリー・スタイルズ)と似ていると思っている(喜)。

「誰誰は誰誰と似てるよね?」と披露しても、賛同を得られないばかりでなく、「くまたろうは何を見ているのか分らない」とまで言われる始末だ(哀)。

これは、大丈夫そうだ♪

Look-alike (今回のそっくりさんは自信あり)2013-12-28

尤もエドモンドソンはアイドル顔だし、「こっちの子はお名前、何ていうの?」とヘップバーン目当てのオネエの審美眼を刺激するキューティ・フェイスの持ち主であることに異論はないだろう。

実姉のネッティも美しいしね。美形姉弟の会話と、エドモンドソン弟のインタヴュー on クールダウン・ローラー台をお楽しみください。

2014 Individual Pursuit World Champion Alex Edmondson chats to Cycling Australia

The Third Man on TP (団抜きにおける第三の男)

2014-02-27 20:53:12 | bike
今日のトラック世界選、男子団体追い抜き金・銀決定戦には震えがきた。シビれたー

その前に団抜き予選。なんと強豪イギリスが8位。

ないわー。8位はない。

2000年以降、イギリスは男子団体追い抜きのファイナル(金・銀決定戦+3位・4位決定戦)進出を逃したことがない。それも1回を除き、表彰台に立っている。その1回というのが2009年で4位。私が現地観戦した年だ。え゛ー、なんだか貧乏神?

Wikipedia: UCI Track Cycling World Championships – Men's team pursuit←過去の団抜き表彰台

そして今回、ファイナルに進めないばかりか、8位だなんて…。一応“入賞”だけど。

近年、英国の五輪至上主義感は半端ではない。世界選は練習試合だ。そしてオリンピックには、最高の状態に仕上げてくる。

ただ、団体追い抜きは五輪種目だしね(苦笑)。五輪枠取りの仕組みも、以前より複雑になって、ちょっと強いからってうかうかしていられない状況だ。

+++

オーストラリア優勝の軌跡は、予選はオシェイ、エドモンドソン、ムルハーン、スコットソンで4:01.516の2位抜け。千切れ役はムルハーン。1位抜けはデンマークで4:00.176。

エドモンドソンのメカトラで、スタートが少し遅くなったようだった。こういうのってリズムが狂うんじゃないかと不安になる。

ファイナルの金・銀決定戦。予選で使ったスコットソンをダヴィソンに変えてきた。

微差だが、デンマークがリードし続ける。そして2500m過ぎで、ダヴィソンが千切れる。おいおい早いよ。万事休すかと思ったらオーストラリア逆転。実は足手纏いかよっ(苦笑)。デンマークは3000m前で1人千切れる。更にデンマークは、3500mを過ぎたあたりで3人目も苦しくなってくる。なんとまさかのオーストラリアの優勝。

予選では千切れたムルハーンが、決勝では第3の男として必死でしがみつき、全てを出し切った。レース後も体が固まっちゃってヘルメットを脱ぐこともできず、フェンスにもたれかかっている。

決勝と言えど、大抵の団抜きは「あー、どんどんはーなーれーてーゆーくー」というパターンが殆どだ。こんな逆転することなんて滅多にないから興奮した。デンマークを応援していたら、発狂モノというか悪夢だろうけど…。

ムルハーンは、ロンドン五輪のロングリストに名を連ねたが落選。気の毒に思ったチームメイト達が、ムルハーンの呼び名“ミッチョ”をぬいぐるみのボクシングカンガルーにつけ、選手村を連れ回した。

そして最後は選手村のスポーツバーのバスケットゴールに突っ込まれるという手荒な末路。。。

そんな不遇の愛されキャラ(?)、ミッチ・ムルハーンがついに世界チャンピオンだ。おめでとう。今回は男を見せたね。

Men's Team Pursuit Gold Final - 2014 UCI Track Worlds


コーチのティム・デッカー(←黒シャツ・黒パンのちっちゃ目のおっちゃん)は、多くの豪州中長距離選手の育ての親的存在。表彰式後の記念撮影で、選手達はしきりとデッカー氏を呼んでいた。これ↓がその時の写真だ。


(L→R)ムルハーン、ダヴィソン、デッカー、オシェイ、エドモンドソン、スコットソン
(photo: Cycling Australiaより)


Cycling Australia: Australia - 2014 Men's Team Pursuit World Champions←幸せ写真いろいろ

Two Hours To Go!! (あと2時間)

2014-02-26 23:55:37 | bike
あと2時間でトラック世界選開幕。残念ながら、アフタヌーン・セッションの男子団体追い抜き予選のライヴストリーミングはない(涙)。ストリーミングはイブニングセッションから。

【開会式+イブニングセッション時間割】
18:00 ~ 21:15
Opening Ceremony(60)
Women's Team Sprint, Qualifying(20)
Men's Team Sprint, Qualifying(20)
Women's Scratch Race, Final(20)
Men's Team Pursuit, Finals(15)
Women's Scratch Race, Victory Ceremony(10)
Women's Team Sprint, Finals(10)
Men's Team Pursuit, Victory Ceremony(10)
Men's Team Sprint, Finals(10)
Women's Team Sprint, Victory Ceremony(10)
Men's Team Sprint, Victory Ceremony(10)

先日のジャパントラックカップのオムニアム優勝のスイス人、オリヴィエ・ベールが団抜きに参戦予定。あ゛ー、決勝にスイスが残るのは微妙なところかなー。

SUI ­ Switzerland
30 BEER Olivier
75 SCHIR Thery
280 BOHLI Tom
281 KUENG Stefan

本命オーストラリア。対抗イギリス。

と、退屈な予想しかできません(哀)。申し訳ない。まあ、勝負事だから、何が起こるか分らない。

AUS ­ Australia
40 O'SHEA Glenn
100 EDMONDSON Alexander
103 MULHERN Mitchell
105 SCOTSON Miles

GBR ­ Great Britain
17 CLANCY Edward
58 DOULL Owain
179 DIBBEN Jonathan
181 HARRISON Samuel

LIVE Day 1 2014 Track World Championships, Cali, Colombia


映像はないけれど、午前2時に始まる男子団抜き予選まで取り敢えず起きていようかと思う(←弱気)。

睡魔と闘うために爽やかビデオを。

オーストラリア団抜きチームのひとり、アレックス・エドモンドソンのビデオインタヴュー。

まるでアイドルのPVみたい(苦笑)。好きなベロドロームはカザフスタン。外は激寒でも、中は暖かなんだとか。

In the starting gate - Alex Edmondson - 2014 #trackworlds

Not Really Curling (カーリングではない)

2014-02-25 21:36:36 | bike
トラック世界選が開催されるコロンビアのカリのベロドローム、Alcides Nieto Patiño Velodrome。

非常に美しい自転車競技場だが、完全屋内型ではない。側面吹き抜けの西武ドームタイプ。そして今、雨が吹き込んできて、結構ヤバいことになっている。



この呟きの主は、英国ナショナルチームの短距離のコーチ、Iain Dyer。我が家ではメガネ君と呼ばれ、ガチムチな短距離陣を束ねる指導者なのに、文化系っぽい風貌のミスマッチ感がたまらない。否、別にコーチが筋骨隆々としてなくてもいいんだけど。

このコロンビア人たち、ソチでカーリングやってたらイケてたかもな。(by Iain Dyerコーチ)

嗚呼、これまであまり冬季五で活躍してこなかったイギリスだが、今年はメダルを4つも獲って、それもそのうち2個はカーリング。

カーリング愛、覚めやらぬ昨今…というところでしょうか(笑)。

Goodbye Sochi, Hello Cali (五輪ロス症候群が半端じゃないけれど)

2014-02-24 23:22:16 | bike
オリンピック、世界選、グランツール、TOJなどが閉幕すると、必要以上に喪失感に苛まれるのだけど、今回も。

ウインタースポーツが大好きって訳でもないのに、今回はなんだか楽しかったなぁ。なので、閉会式の巨大北極グマの一筋の涙にもらい泣き。少し嘘です。。。

+++

ロシアの土地柄も良かったのかな。重苦しいけと熱く、意外とお茶目で、文豪、画家、音楽家、バレエ、サーカス等々、芸術面が驚異的に厚みがある。

昨日は別れを惜しむべく、近所のロシア雑貨のお店に行った。

そこで扱っている作家もの(?)のマトリョーシカが素晴しかった。これまで見たことがないようなデザインで、新鮮な美しさ。繊細な筆捌き。民芸品でありつつも、気品を秘めている。

いつかは欲しい。ただ、けっこういいお値段なので、今回はウクライナ製(←笑)のチョコレートを買った。


レトロなパッケージが愛らしい。所謂、ジャケ買いだと思っていたが、あにはからんや。。。


外国のチョコって、時々馴染めない味のものがある。これもそっち系かなーと思っていた。が、意外にも美味しかった。まろやかで、リッチな味わい。嬉しい驚きだ。

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泣いてばかりもいられない。水曜日からはトラック世界選。選手達もぞくぞくとコロンビアのカリに到着。

オーストラリアのエイミー・キュアのtweetが恐ろしい。噂には聞いていたが、白バイに先導されるナショナルチーム。

amycure: Just getting a usual police escort to and from the track here in #Colombia

世界はまだまだ広いよねー。

2014 Oceania Road Championships RR (2014ロードオセアニア選RR)

2014-02-23 21:51:48 | bike
グリーンエッジの選手が、ジェイコAISをねじ伏せて勝つ。まるで昨年のオセアニア選を見ているようだ。

昨年はキャメロン・マイヤーがAISのダミアン・ハウスンを一蹴し、そして今年はルーク・ダーブリッジがジュニアからAISに上がり立てのロバート・パワーを。

【リザルト】
1. 1 Luke DURBRIDGE (WA) 3h31:46
2. 205 Robert POWER (WA) M23 +0
3. 77 Bernard SULZBERGER (TAS) +19
4. 56 Brenton JONES (VIC) +22
5. 68 Tommy NANKERVIS (VIC) +22
6. 191 Robert MCCARTHY (SA) M23 +22
7. 189 George TANSLEY (SA) M23 +22
8. 80 Neil VAN DER PLOEG (VIC) +22
9. 5 Jack ANDERSON (QLD) +22
10. 161 Harry CARPENTER (SA) M23 +22
:

パワーは着順は2位だがU23では最先着なので、U23RRオセアニアチャンピオンとなる。

Cycling Australia: West Australian’s dominate Oceania road race championships
2014 Zarraffas Oceania Road Championships Elite & U23 Men's Road Race

パワーは2014豪州ロードナショナル選U23RRで2位。かなりの逸材で、気になる存在。

Commemorative Stamps On A Journey (旅する記念切手)

2014-02-22 23:00:01 | bike
OCBCシンガポール・コンチネンタル・チームのtweetに添えられた写真を見てぎょっとする。同チームは、先日の大雪の影響で中止となった明治神宮外苑大学クリテリウム(2月16日)に参戦予定だったエリック・シェパード(メルボルン大学)の所属チーム。

OCBCシンガポール・コンチネンタル・チームはツアー・オブ・ジャパンやツール・ド・熊野に出場したこともある日本に馴染みのあるチームではあるが。。。



恐らく国際小包。

恐らく日本の記念切手。それも大量。それも昭和。

恐らくかなり大きい荷物。自転車かと思ったが、ちょっと形が不自然か。

記念切手を使うのは分る。バラエティに富んだデザイン。しかし、何故こんな古い物を惜しげもなく?

いろいろと謎である。

その謎解きがされる日が来るのだろうか。

A Roo In The Middle (カンガルー板挟み)

2014-02-21 23:31:48 | sport
現在、カーリング男子決勝カナダvsイギリス、ライヴストリーミング中。

gorin.jp: カーリング男子決勝 カナダ×イギリス

で、カナダのマスコットとイギリスのマスコットに、どっちを応援するのさ?と吊るし上げられる(違)ボクシング・カンガルー。



オーストラリアはカーリングには男女とも出場したことがないから、コモンウェルスカントリーと言えど、知ったこっちゃないと思う(笑)。

UCI Track Worlds Preview (トラック世界選カリ大会予習)

2014-02-20 21:46:34 | bike
来週水曜日に開幕するトラック世界選(2月26日~3月2日)。開催地はコロンビアのカリ。時差は14時間日本が進んでいる。

私に悲しいお知らせです。世界選のコミッセールにウェイン・ポマリオ審判がいません(号泣)。トラックW杯最終戦グアダラハラ大会にはいたのに…。私のポマリオ愛をどこへ持っていけばいいのやら(放心)。鬼審判だけど、筋が通ってるのよ、彼は。

UCI: General information (←PDF)

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【トラック世界選関連サイト】
トラック世界選カリ大会公式サイト
SPEEDチャンネル: 2014年UCIトラック世界選手権
2014 UCI Track Cycling World Championships - Cali (COL), February 26th - March 2nd 2014←TISSOTスタートリスト&リザルト建設予定地
2013世界チャンピオンと各大陸チャンピオン(←PDF)
Programme: 時間割

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オーストラリア代表は55時間の道のりを移動中。

アネット・エドモンドソンの場合、アデレード→メルボルン→ロサンゼルス→マイアミ→カリ。地獄だよなぁ。北半球に出ないで、南半球で完結させる道程はないのだろうか?(たぶん、ないか、使えないか)

ただ、ストップオーバーを楽しむのがオーストラリア流。

女子中長距離選手入浴中w

お上りさんかっ(苦笑)↓





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【ライヴ・ストリーミング】
今年もUCIチャンネルが全部やる。日本時間だと木曜~月曜の朝8時台~で、月曜のみ朝5時台~。

LIVE Day 1 2014 Track World Championships, Cali, Colombia


LIVE Day 2 2014 Track World Championships, Cali, Colombia


LIVE Day 3 2014 Track World Championships, Cali, Colombia


LIVE Day 4 2014 Track World Championships, Cali, Colombia


LIVE Day 5 2014 Track World Championships, Cali, Colombia

UCI Juniors Track World Championhips 2014 (ジュニアトラック世界選2014少し始動)

2014-02-19 21:38:44 | bike
今年のジュニアトラック世界選は韓国のソウルで開催される(8月8日~12日)。

発表されているのは、今のところロゴぐらい(苦笑)。



UCI: 08-12 August 2014 Seoul- Republic of Korea
UCI: Previous editions

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2006年のジュニアトラック世界選のエントリーリストを見て、微笑んでしまった。




リー・ハワードがエントリーしたのは、1000mTT(KT)、ケイリン(KE)、スクラッチ(SH)、チームスプリント(TS)、団体追い抜き(TP)、マディソン(MA)。短距離種目目白押しすぎ(苦笑)。欠場が出た時用の登録しただけ…、なんだろうけど。結局、出場したのは、スクラッチと団抜きで、スクラッチはなんと予選落ち。ジュニア1年目だったしね。団抜きは優勝。

この時、キャメロン・マイヤーは個抜き、団抜き、マディソンに出場しての三冠。

2006 UCI Juniors Track World Championhips: Entry List Men(←PDF)
2006 UCI Track World Championships Juniors : Results / Entries list
CN: Junior World Track Championships - CM (Jr) Gent, Belgium, August 5-8, 2006
CN: 2006-2007 UCI Track Calendar

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ハワードはツアー・オブ・オマーンで地味に活躍中。第1・第2ステージとも2位で、昨日は新人賞ジャージ、今日はリーダージャージに袖を通す。

伸び悩んでいる感はあるけれど、きっと大輪の花を咲かせる日は来るはずだ。