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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Tour of Beijing 2013 - 2014 (ツアー・オブ・北京 予習&復習)

2014-10-10 11:39:47 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京(10月10日~14日)、本日開幕。どーせ今大会でプロツアー最後なんだけどね(←投げ遣り)。

否!! 本当はすごく楽しみにしていた。今年は行けないけど、昨年現地観戦した場所と同じルートが含まれているし。何より、以前の情報では、今年もキャメロン・マイヤー出場予定のレースだった。

世界選の準備でブエルタをDNSして以来、音沙汰なし。そもそも、その世界選には出場しなかったし。泣けるのが、世界選チームTTの補欠で、練習には帯同してたのよね。で、北京で今シーズンの締め括りなのかと思ったら、スタートリストに名前がない(号泣)。“世界選の準備”というのは、実はトラック世界選(←来年2月です)の準備なんじゃないかと思った(誤)。

と言いつつも、カレブ・ユアンの記念するプロツアーレース・デビューだし、英国の双子の片割れ(←サイモン)や自転車界のハメス・ロドリゲス(←チャベス)も出場するので楽しみたい(ちびっこ三羽ガラス)。

ああ゛ー。でも正直、遣る瀬無いよ~~~。

ツアー・オブ・北京公式サイト
スタートリスト(←PDF)

それでは、昨年の楽しかった様子をどうぞー!!

【2013 Tour of Beijing】

ピノッティ(左)がいます。。。(淋)


今や飛ぶ鳥を落とす勢いの……ボクサー(笑)


今や飛ぶ鳥を落とす勢いのバルデ
いぬたろうの新☆二大イケメンらしい(もう一人はキッテル)
私は納得してないけど
因みに元祖☆二大イケメンはカンチェラーラとマッギーなんだそう
これも私は納得しなかったけど(鬼)


ジ・チェンがえらく楽しそう(笑)


+++

警官にマークされたり、プラットホームで集団スプリントしたり、いろいろ驚くことはあったけど、昨年行っておいてよかったとしみじみ。

今年はマイヤー兄が出ていないこともあるけど、今現在、私生活で自分の身動きが取れなくなっているしねぇ。観戦旅行ではいつも観光は二の次だけど、万里の長城は打ち震えるほど凄かった。レースがなければ北京に行こうなんて思わないから、これも素敵な巡り合わせ。

(photos by kumataro)

Gourmet begins at Beijing? 3 (食は北京に在り? その3)

2013-11-27 22:02:17 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京、最終ステージ(鳥の巣)の夜は、ホテルのレストランで夕飯。

この日も1日2食。でも、朝食はビュッフェ(たらふく~)だったから、夕刻も飢餓感なし。

ホテルの店員さんは当然英語OK。

「ビュッフェになさいますか? アラカルトになさいますか? アラカルトですとこちらのメニューになります」

等々、全てが滞りなく進む。注文したのは、いぬたろうも私もビジネス定食(スープ、メイン、フルーツ)とお茶。


鴨の焼いたの


鶏とキノコの焼いたの


お茶


店内は静かだし、ウェイトレスは笑顔だし、味もまずまずで量が丁度いいし、レース疲れを癒すにはうってつけだ。

ただ、何かが物足りない。1日目と2日目の夕飯の混沌で、すっかりアドレナリン・ジャンキーになったみたいだ。もっと食事にスリルがほしい。否、やはりいらないか(苦笑)。

+++

宿は国家会議中心大酒店(China National Convention Center Grand Hotel)。コンベンションセンター横のホテルだ。快適だった。鳥の巣も部屋の窓から見えるし。

朝食ビュッフェは、ホテル予約サイトのレビューで、良いって言ってる人も少なくないが、得てして皆「高い!」と。

種類も多いし、味も悪くないし、サービスもいい。確かに安くはないけど、こんなもんじゃない? 何よりゆったりできるし。

と、私は思った。でもすぐに理由が分った。客はほとんどがビジネスマンで、朝食にかける時間がえらく短い。食堂に入った7時半頃は激混みだったのに、暫くしたら波が引いたようにガラガラになった。

野菜→フルーツ→試しに中華→洋食→おかわり→コーヒー→新聞→コーヒーおかわり with デニッシュ、みたいな1時間ぐらい朝飯を食べてた我々には納得の価格だが、15分ぐらいの食事で、脱兎の如く仕事に向かう人にはそりゃ確かに高いだろう。


花捲(中華風蒸しパン)が美味だった


(photos by inutaro & kumataro)

Gourmet begins at Beijing? 2 (食は北京に在り? その2)

2013-11-22 22:43:34 | trip to Beijing 2013
北京2日目、夜。

第4ステージの朝、八達嶺長城でサブウェイのサンドイッチを食べて以来、飲まず食わずだ。あ、ミネラルウォーターはちびちび飲んだけど。

そしてまた、ホテル近くのショッピングセンターの食堂街を徘徊。今日もガッツリいけますよ~(←1日2食続き)。

北京なら餃子でしょ、ってことで、餃子専門店が目に留まる。そこそこ繁盛している店希望、というチェックポイントは軽くクリア。店員が店先で呼び込みをするヤル気もよし。「二人なんですが…」と声をかけた途端に、愛想もなく席に案内するツンデレに歪んだ愛の予感(笑)。

餃子専門店なのにメニューのどこに餃子があるのか分らない。ウェイトレスのおねーさんが「何食べるの? 分んないわよ。ああ、ジャオズね。それはこの辺に書いてあるヤツよ」と厳しくも、親身のマンツーマン指導(苦笑)。

餃子を3皿選んだあたりで、いぬたろうが言った。

「ライスも食べたいよな」

おねーさんに「rice」と告げたが、分らないようだ。

目を皿にしてメニューを凝視すると、ありましたよ「米饭」という文字が。満面の笑みで「これこれ♪」と米饭を指さすと、おねーさんは強度の困惑の表情を浮かべた。

「餃子は主食なの。だからご飯とは一緒に食べない。絶対にこの取り合わせはダメ!!」

というようなことを切々と語った(←ホントかよっ)。

実は私、どこかで聞いたことがあったんだけどね。餃子はおかずじゃなくてパスタみたいなもんだと。

餃子ライス☆ラブないぬたろうは残念そうだったが、「じゃあ、何かおかずっぽいものを頼もうぜー。俺、エビがいいなー」と、難易度の高いことを言ってくれる(半泣)。

あーだこーだともめている我々に、業を煮やしたおねーさんは「何を食べたいかこれに書くべし!」とメモ帳とペンをくれた。

「エビってさー、中国語では海老じゃないよね。蛯沢騎手の蛯じゃない? ほら、虫みたいなヤツ」

もはや支離滅裂だ。そしておねーさんには「蛯」は分らなかった。

中国語会話本をもそもそと取り出し、料理の項を探す。“エビチリ”が載っていたので、それを指差した(※正解は虾。いい線いってたじゃん)。

「エビチリはうちではやってないのよー」←たぶん
「いや、エビチリじゃなくて、この部分、エビですよ。エビのおかずが食べたいの」←ダイナミックに完全日本語
「ああ、なるほど!!」←たぶん

そう言って、おねーさんは海老餃子を勧めてくれた…。

餃子、4皿目なんですけどorz

餃子を食べる時は餃子祭りに徹する、がおねーさんのポリシーなのか、我々がおかず(副菜)を頼みたいことが伝わらないのか、これ以上粘っても餃子が増えていくだけのような気がしたので、この辺で打ち止めにして飲み物へ移る。

「じゃあ、このお茶下さい」←桂なんとか茶

おねーさん、当惑の表情を浮かべ一旦退場。

今度はお茶の袋を持ったウェイターがやって来た。

「お前の頼んだお茶はこれだ。いいんだな、これで。本当に後悔しないんだな?」←絶対言ってないけど、アテレコするならこんな雰囲気
「……。イ、イエス」

おねーさんも後ろの方で不安げに見守っている。何? なんなのー? 私、なんか、マズいもの頼んじゃったワケ???

あまりにも心配になり、二人の後を追い、もう一度メニューを見せてくれ!と懇願。

そしておねーさんはまたメモとペンを取り出し「さあ、書くべし!」と迫ってくる。

無難なところに落ちつけようと「菊花」と書いた。

菊花普洱茶(←香港飲茶の時の定番)ということで落ち着いた。北京ならジャスミン茶だよねぇ。でも漢字(茉莉花? 香片?)が思い出せなかった。

+++

お茶が運ばれてきた。意外にもティーバッグだ。急須、お湯、お茶の袋、中は残りの9包(←お土産?)。

そうか。さっきのは「このお茶で後悔しないな?」ではなく、「お茶はこちらです。そして残りのティーバックは差しあげます!!」と言いに来たのかも…。

餃子も無事にやってきた。あと、お椀に入った謎の液体も。

ええっ、、、スープ? まさかフィンガーボウルってことないよね? 流石にそれを飲むのは頂けない。

「これは飲むもの?」ってジェスチャーをしたら、おねーさんは頷いていた。

恐る恐る口をつけたら、スープとは思えないほど薄味。なんだこりゃー。自分で味を整えるのだろうか? 周りを見ても分らない。と言うか、ポットを持った店員がうろうろしている。おかわりし放題か…。

餃子とお茶しか頼んでないのに、謎は更に深まってゆく。

今度はウェイター登場。

餃子が2個だけのった大皿を、二言三言と共に、テーブルに置いていった。すでに注文した餃子は出揃っている。

うわーん、、、なんですか、これー?


右奥の皿がそれ。。。


「他の客が残したもんだけどさー、まだ温かいからお前にやるよ」的な風習があったらどーしよーとびくつきつつ、目を凝らして皿を見ると、餃子2個以外が乗っていた形跡はない。サービスと信じ、ありがたく戴いた。

餃子はどれもこれも美味しかった。日本の焼餃子より、ロシアのペリメニに近いかも。

無愛想ながらも、めっちゃ世話を焼いてくれた店員さん達に谢谢。


東方餃子王…チェーン展開している有名店みたい


+++

帰ってきてから疑問を解決すべく検索。今更ながらインターネット、凄いわー。

まず、謎のスープ。

これは餃子の茹で汁らしい。蕎麦湯の餃子版ってことです。

体にいいとか、口がさっぱりするとか、中国人はガブガブ飲むとか、驚きの事実。

あと、気になったのが、テーブルの上にMYお茶の水筒とか、ペットボトルの水やコーラを置いている人が多かった。

これもビックリだ。なんと中国では、高級店以外なら飲み物の持ち込みOKらしい。

こういうワケか。中国なのにお茶を頼んでいる人がいなかったのは。アルコールを注文している人はいたけどね。

(photos by kumataro)

Gourmet begins at Beijing? 1(食は北京に在り? その1)

2013-11-20 22:29:07 | trip to Beijing 2013
空港からホテルまでの道中で大体わかった。英語はあまり通じないということが。

で、初日の夕食問題。なんとかなりそうなサブウェイ、マック、ケンタ、吉野家…などで日和るのだけはやめよう。

ホテル近くのショッピングセンターの食堂街を徘徊する。

上記の外資系ファストフードを除いて、一番なんとかなりそうなのは、シ○゛ラーのパクリっぽい店。焼き物さえ選べば、あとはサラダバーでOKだよね。

駄目だ。こんな弱気では。やはり中華でないと。

最も興味をそそられたのは、ダック系(?)の軽食屋。カウンターで注文し金を払うファストフード方式。しかし、カウンター上にあるメニューの数が異様に多い。案外、難易度は高いのかもしれない。それに、もっと腰を落ち着けて食べられる店がいい。機内食以来、何も口にしていないし。

そこそこ繁盛していて、中華で、注文の難易度がさほど高そうではない店…。

客(2人~4人組)が大きな鍋を囲み、全員がもくもくとそれ一つをつついている店があった。鍋だが、火の気はない。汁気もない。うむ。これを二人で一つ注文すればいいのか。そして店はまずまず混み合っていて、入り口では店員さんが客引きをしている。やる気があってよろしい。

「二人なんですが…」とジェスチャーと英語でおねーさんに伝えると、店の奥に案内された。

が、そこはテーブルではなく、数多くの食材が並べられたカウンター。なんかここから食べたいもんを選べって言ってる? ちゅうかー、私はどんな料理を食べるのですか?

難易度が低い店を選んだつもりが、ややこしいことになっているorz

ええい、ままよ!と、白菜、空芯菜、香菜、レンコン、キノコ、キクラゲ、豚肉、臓物、練り物(?)、湯葉(?)、その他よく分らない物を適当に指差す。

最後に“mild”、“hot”、“very hot”と書かれた表を出され、マイルドを選択。いぬたろうも私も辛いもの好きだが、辛さの程度・基準は国によって違う。無茶はしたくない。あと、ライスとソフトドリンク(飲み放題)を頼んで一人950円ぐらい。

待つこと10分。こんな料理が登場した。


鍋の大きさは洗面器。。。


小型のピーマンみたいな赤いブツは唐辛子。ごろごろ入っていた(←食べなかった。と言うか食べるのは無茶らしい)。なかなか美味しかったですよ。食べてる内に口が痺れてきたけど。マイルドにしてよかったー。箸休めのキュウリはオアシス(苦笑)。ピーナッツの紹興酒漬け(?)は好き嫌いがあるかも。

流石に量は半端じゃなく、皆さん、完食してるのかな~?と、きょろきょろしたら、持参のタッパーに詰めておられました。

+++

持ち帰った箸袋を頼りに調べたら、麻辣香鍋(麻辣香锅…マーラーシャングォ)という汁なし火鍋で、中国で少し前に流行って、今は定着している料理なんだとか。

(photo by kumataro)

Beijing Transportation Condition (北京交通事情)

2013-11-18 18:50:32 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京現地観戦旅行。交通事情編。

北京首都国際空港に降り立った我々の第1関門は入国審査。ガイドブック(某地球)の注意書きに恐ろしいことが。

“入国の際には本書をバッグの中にしまっておくことをおすすめ”と…。外務省の見解に従い、地図上の中国と台湾を異なる色にしているからだとか。見つけられ、没収、別室に連れていかれるなどのトラブルがあるそうだ。ぎょぎょー。

特に何事もなく、イミグレーションを越え、荷物も無事見つかり、両替へ。これも某地球の情報で、到着階の両替商ではなく、出発階の中国銀行へ。レートがいいらしい。

中国銀行は小さいながらも日本の銀行風だった。整理券を取って、呼ばれたら、椅子がある窓口へ。整理券の機械のところにいた案内のおねーさんも、行員さんも英語OK。普通の両替商みたいに立ったままちゃちゃっとは替えてくれないし、出発階の隅っこにあるけど、細かい紙幣も織り交ぜてくれ、慣れた感じだ。最後は“接客はいかがでしたか?”という機械のボタンを押してってくれと言われたので、もちろん「良い」のボタンを押して退出。

レートの方はと言うと、比べてはいないので分らない(苦笑)。

+++

市内へ向かうべく、地下鉄機場線乗り場へ。運賃は25元均一。

切符売り場で北京のSuica、一卡通(イーカートン)を買い求めようとした。「一卡通、デポジット20元、全部で80元、を2名分」といった情報を紙に書いたのでばっちり。

この紙を見せつつ、切符売り場で「イーカートン、プリ~ズ♪」と言ったら、

「No!!」

と、高らかに一言。

正直、パニックだ。切符売り場で切符を売ってくれない? 「ノー!!」ってなんですか? ドクター・ノオ(←007)? ここはひょっとして切符売り場ではないのか? 

狼狽しつつも、呆然と立ち尽くす私に、

「Sold out!!」

とまた、高らかに一言。

ええい!! 商品を客に提供できない不届きを、何故そんなに自信満々に宣言するのだ?

「リアリー!!!???」

と、大げさに驚く私のリアクションに少しウケる係員。

ICカードはここでは売り切れってことですね。タクシーに変更しようかとも思ったが、公共交通機関を利用してこそ、その国が見えてくる(←カッコイイ)。北京のSuicaは次の駅で買うことにして、空港では普通の切符を購入した。


近代的なTerminal 3(3号航站楼)の機場線乗り場


+++

第3旅客ターミナルを出発。次の停車駅は第2旅客ターミナル。間違えて、降りそうになったorz そのぐらい第3と第2は離れてるってことです。成田第1と第2とか、羽田第1と第2とは大違い。

そして、降車駅の三元橋に到着(※ 機場線の終点はその一つ先の東直門)。

ICカードの売り場を探したが、それっぽいところには駅員がいない。

仕方がないので、普通の切符の自販機へ行ったら、全部壊れている…。

そして、駅員一人のブースを発見。長蛇の列だ。ここに並ぶのか。北京の地下鉄はどこまで行っても2元均一(約30円)。皆、手際良く買っていくので、意外と早く順番はきた。

先ほどのメモを見せたら、それの売り場はあっちだ、と指さされる。そこは駅員がいなかったよ~と思いつつ、じゃあ普通の切符にします…とお金を差し出し、切符を受け取ろうとする瞬間には、次の客がお金を差し出す有様。せっかちだ(苦笑)。

その後もう1回乗り換えを経て、ホテルの駅に到着。そこで無事に一卡通(イーカートン)を購入。

あ、無事でもなかった。20元デポジット+60元入金×2人にしたかったのに、私の書き方が甘くて20元デポジット+80元入金×2人になった。まあ、大した問題ではない。大量のレシートに確認する間もなく窓口を離れたが、ホテルで確認したら、ちょろまかされることもなく、きちんとしていた。

+++

感想諸々。

一卡通(イーカートン)は便利。駅の自動改札が日本そのものってところもあった(日本信号社製らしい)。

こんな記事も。

Yahoo!ニュース: 地下鉄のドイツ製自動改札機、すぐに壊れるのは「せっかちな乗客」のせい―北京市

ドイツの技術者は改札の間隔を2~3秒と予測していたが、中国人はそれが0.5秒でも遅いと感じるようだ

ちょっと笑える。

私も壊れている自動改札機に当たってしまい、もたもたしていたら、隣を通るおねーさんが「切符は穴に差し込むのよ。あら、イーカートン?(←タッチ式) じゃあそっちのゲートに変えてみたら?」と教えてくれた。親切~。

それでも、欧州などの切符刻印機に比べると、馴染みのある自動改札、日本人にとっては難易度は低いかもしれない。

いろんな局面で割り込みされたりされそうになったが、地下鉄は得てして皆行儀がいい。

しかし、どの線も、どの駅も、どの時間も、人が多いのには変わらない。首都圏の激混みの経験があっても、驚かされることしばしば。

プラットホームや通路には係員が配置され、機能しているとは思う。

「混んできたのでこちらの通路も開放する!!(叫) 皆の者、通ってよし!!(叫)」←想像

なんかすごい命令調?(笑)

自分が怒鳴られたのかと思って、きょろきょろしちゃったこと数回。その軍隊調、やめてよ~みたいな。

+++

そんなこんなで、慣れてきたこともあり、帰りのホテル→空港はスムーズに移動出来た。

空港では東アジア大会帰りの日本選手団(←格闘技系?)や同じく東アジア大会帰りの香港だか台湾の自転車競技選手団を見掛ける。自転車選手のチェックインは荷物が異常に多いから目立つよねー。

ツアー・オブ・北京帰りの自転車選手はと言うと、チェックイン後のガーミンの3人(誰かは確認できず)を見掛けた。あとをつけようとするも、中国国際航空のラウンジに入って行った。残念。


機場線の車窓からIKEAが見える


夏場はこんなことに(苦笑)。

CNN.co.jp: 猛暑の北京住民に「イケア」が人気、冷房楽しみソファで仮眠

(photos by kumataro)

Dr Bear (熊博士)

2013-11-10 22:59:39 | trip to Beijing 2013
まるでHaribo Bearとレオナルド博士のコラボレーションのような(違)グミを見掛けたのが北京のスーパーマーケット。熊博士ってネーミングがツボに入る。



本来ならば、買って帰って研究すべきところだが、如何せんグミがそれほど好物ではないので。。。


The Great Wall Sightseeing 3 - Badaling - (八達嶺長城)

2013-11-07 22:06:23 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京第4ステージの序盤を沿道観戦するため、八達嶺長城(万里の長城)を訪れた。

レース観戦(Why we were marked by the police (私達が警察にマークされた理由)2013-10-17)の前後、八達嶺長城観光。これがまた一筋縄ではいかなくて。

兎に角、めちゃ混みなんですわ。レース前にロープーウェーで手早く長城に登って・降りてと計画していたが変更。徒歩だとしても、牛歩状態なのかもしれない。結論から言うと、八達嶺長城見学は午後の方が多少混雑は緩和されているかも。

中国の大型連休(国慶節)の直後だったので、ひょっとしたら空いてたりして、なんて甘く見ていた。それに平日だし(月曜日)、早朝の出発だし。とんでもない!!

八達嶺長城は、ちょうど紅葉シーズンに入ったばかりだった。それも相まっての混雑だと思う。連休後とか、早朝とか関係なし。wikipedia: 八達嶺長城によると、春は黄砂、夏は霧、冬は極寒、というワケで、秋がハイシーズン。一番いい時期、混んでる時期に行っちゃったってことね。

紅葉案内板(↓)。





中国人にとって長城参りは、日本人にとってのお伊勢参りとか、富士山登山みたいな位置づけなのではないか、と。気合いが半端じゃない。かなりの高齢のお年寄りも少なくない。それも、両脇を家族に支えられてやっと歩いてるような。いくらロープーウェーがあると言っても、ロープーウェー乗り場まで階段、降りても階段、またその階段が激しく急だったりして、手摺り鷲掴み状態。

それでも行かずにはいられない魔力が長城にはある(台詞、キマった!)。

レース観戦の“ついで”だった私でさえ、長城のスケールの大きさに圧倒された。人間がこんなものを作ったのだ、と打ち震えた。

+++

ロープーウェーをレース後の午後に先送りにしたので、サブウェイで朝食を食べた。

中国の物価からすると、えらく高いです。観光地価格なのかなぁとも思ったけど、よく分らない。

美味しいコーヒーが飲めたことと、店のおねーさんが英語バリバリだったので、和めたし、観戦へ向けての英気を養えた。

できればこういうところでトイレに行っておきたい。しかし、店内には見当たらない。

おねーさんに「トイレ、ありますか?」と聞くと、「ごめんねー。店にはないの。向かいの建物の裏にあるから、そこに行ってね」とすまなさそうに英語で答える。こういう反応も中国人的ではない(苦笑)。

公衆トイレか…。店を出て、恐る恐るトイレに向かった。あら? 案外きれい。ほっとして、扉が開いていた奥から2番目の個室に歩を進めると、とんでもない光景が。

女の立ち○ョン。。。。。。

何故、ドアが開いている? 何故、立った状態で? 何故? 何故?

すぐに踵を返すべきなのに、私は立ち○ョン女の前で固まってしまった。女は何事もなかったように、不敵な笑みを浮かべ去って行った。

呆然自失。

別の個室のドアが開いたので、逃げるようにそこに飛び込んだが、ショックのあまり尿意喪失(すみません)。

+++

いぬたろうが「トイレ、どーだったー?」と呑気に尋ねるので、あったこと・見たことを事細かに報告したら、怯えていた。「もー そんなこと報告しなくていいから!!(怒泣) 夢に出てきたら、どうしてくれるんだよ!?」。あんたの夢じゃなくて、出てくるんなら私の夢だよorz

スマホを持ったおにーさんが、いぬたろうに「写真を撮ってくれ」と身振り手振りで頼んできた(何故、言葉の通じない外国人に?w)。スマホはVIVO。VAIO(バイオ)じゃなくてヴィボ? VIVOはアリなのか? 中国だからアリか…、なんて類似品(?)を疑った。帰ってから調べたら、中国のメーカー 歩歩高(BBK)ってところが出しているブランドだった。

いぬたろうがiPadをいじっていたら、恋人か背後霊かって近さで覗きに来る人複数。最初はスリかと警戒したが、なんか普通に電子機器に興味があるみたい。でも「ええっ!?」って感じで振り返ると、苦笑いを浮かべながら去ってゆく。

少数民族衣装の老婦人たちの団体さん。髪飾りが特徴的。中国全土から長城を見学に来てるんだと実感。

ヒマワリの種を食べながらロープーウェーを待つ中国人。鳥っぽい(笑)。でも美味しそう。ホテル近くのスーパーで探したら、いろんな味があるみたい。でも読めない。運を天に任せ一つを選ぶ。日本に帰ってから食べたら、なんとも微妙な味。バター味でした。いぬたろうは「塩味とか醤油味がよかった」と恨み節。


「奶油味」
私はオリーブオイルと予想したが、バターでした。。。


警察にマークされる以外にも、結構いろんなことがあった万里の長城。

ツアー・オブ・北京がここを通ってなかったら、キャメロン・マイヤーや西薗選手が出場していなかったら、行くことがなかったかもしれない。そう考えると、不思議な縁や、偶然を噛みしめ、来季の現地観戦に思いを馳せるのです。


このゲートをプロトンも通った


居庸外鎮付近


南四楼付近


ツアー・オブ・北京のオフィシャルカー
ここでポーズをキメて、写真を撮る人多し


山にある道みたいなのは全部長城
こんな所に壁を作っちゃったのねぇ


南側のロープーウェー乗り場近く


ころんとした3機が連なったロープーウェー
ツール・ド・フランスでもこんな景色がなかったっけ?


紅葉とロープーウェーの影


(photos by kumataro)

The Great Wall Sightseeing 2 - See The China By Train - (中国の車窓から編)

2013-11-06 23:18:03 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京第4ステージの序盤を沿道観戦するため、北京北站(北京北駅)から八達嶺駅まで列車の旅。

一世一代のプラットホーム200mスプリントで座席をゲットした我々。全席自由ゆえ、一等車(並び: 2席-2席)、二等車(3席-2席)共、料金は同じ。しかし、座ることが最優先だったので、最初に目についた二等車の2席に迷わず着席。

二等車とはいえ足元広々で快適。踊り子号みたいな感じ。1時間半のゆったりとした列車の旅が8元(120円)だなんて嬉しい限り。まあ、そのためには200mスプリントを乗り越えなきゃいけないんだけど(笑)。

+++

それにしても、車内は子供の遠足のような賑やかさだ(苦笑)。たまたま、我々の周りは一人旅や大人しい人で、多少騒々しさは緩和されていた。

お腹がすいた。水とキャンディぐらいしか持っていない。

車内販売に期待を寄せていたが空振り。ワゴンをちら見するも、朝食っぽいものがない。あまりじろじろ見ると、中国語で絡まれそうだしー。

中国人の乗客は、my水筒を持って通路を右往左往している。なるほど、車内に給湯器があるんだ。透明の水筒には、お茶っ葉以外にもフルーツやお花みたいなものが沈んでいる。いいなぁ。日本から水筒を持ってくればよかったよ。いい匂いがするので見回すと、カップラーメンを食べている乗客まで。その手もあったかー。

今度は違う販売員らしき女性がやって来て、車両前方に立ちはだかり、紙芝居のような写真を見せながら、何やら演説を始めた。

写真というは、昔、よくあったざらっとした下敷きみたいなもので、見る角度を変えると違う絵柄に変わるアレ。それには、万里の長城の美しい四季の様子が印刷されている。

販売員は乗客に写真を配り、熱い演説は続く。その写真自体を売ってるんだか、別の何か(※ 博物館で長城の3D映画が上映されているらしい。それの前売券?)なんだか分りゃしない。程なくして、写真は回収された。見た感じ、外国人は我々だけだ。この孤独感、どーなってるんだかさっぱり分らない感。取り残されてるみたいなのに、状況が把握できなさ過ぎて、終いには笑いがこみ上げてくるような。

+++

山間部に入ると列車のスピードは緩み、車窓の景色を楽しむことができる。万里の長城、悠久の絶景を堪能するなら、行きは左側、帰りは右側ががいい。

実は往路は右に座っちゃったので(※尤も左は3人掛けだったので)、復路の車窓からの長城を数枚。







子供の遠足状態だった往路の車内は、この景色に歓声とも溜息ともつかないような、静かなどよめきに包まれた。

余談。復路は一等車の右側に座った。完璧。実は帰りも八達嶺駅で集団スプリント(苦笑)。ただ、ゲートから車両までの距離は短いので、北京北駅のようなことにはならなかったし、一番手前の車両が一等車だっただけのこと。でも、一等も二等もそんなに変わらないかな。多少広いけど、何故かテーブルが取っ払われてたりして、逆に微妙な感じ。

+++

往路の車内に話を戻すと、八達嶺駅に到着する少し手前で、スイッチバックが入る。参考にさせてもらった旅行記で「スイッチバックのため、一旦、通過駅で停車するけど間違えて降りないでね」といった注意事項が記されていた。

「ああ、ここがそれなんだ」と私は思ったが、他の乗客は「なんだなんだ。着いたのか。降りるぞー」と、色めき立ち、私も焦ってしまったよ。「ここは八達嶺駅ではありません」と車内アナウンス(たぶん)。「なんだなんだ。じゃあまた座るぞー」って右往左往する客。はやる心が抑えられないって感じで面白い(笑)。


スイッチバックの通過駅の駅員さんが列車を見送る(これも復路)。
旅情があるよねー。


(photos by kumataro)

The Great Wall Sightseeing 1 - Sprint at the station?! - (北京北駅で集団スプリント!?編)

2013-11-05 18:42:38 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京第4ステージの序盤を沿道観戦するため、北京北站(北京北駅)から八達嶺駅まで列車の旅。

八達嶺長城へは、バスの方が本数も多いしメジャーな交通手段らしい。しかし、バスは交通渋滞が心配。レースに遅れたら目も当てられない。何より、1時間半弱とは言え、鉄道の旅を体験してみたかった。

ただ少しばかり、不安もあった。

ガイドブックやネットの旅行記などを参考にさせてもらったが、刻一刻と変化する北京の交通事情。書いてあることが、それぞれ違うのだ(苦笑)。で、新しいものを中心に、現状の把握に努めたところ。。。

  • バスは、満席になれば次々と出発。
  • 列車は本数が少ない。
  • 根性で見つけ出した最新時刻表→s2线最新时刻表(2013年10月8日)
  • 時刻表は、黒字が毎日、赤字が金・土・日・月、緑が火・水・木(たぶん)。
  • 以前は全席指定で料金もそれなりだったらしいが、今は一等車も二等車も自由席で安い。
  • 混むので、駅には1時間前ぐらいに行った方がいいらしい。
  • 足が速い方が有利(!?)らしい。
  • 待合室から車両までは100mぐらいあるらしい。

    1時間も前に駅に行って、結局は足の速いもん順すか??? なんか理不尽な気もしたが、郷に入れば…だよね。

    +++

    7:58発の列車に乗るべく、7時15分頃北京北駅に到着。北京のSuica、一卡通(イーカートン)を持っているので、切符売り場はスルーして、自動改札を経て、待合室に入る。

    八達嶺駅行きのゲートには既に長蛇の列。待合室で座っているのは、他の列車の乗客だろう(←恐らく指定席)。こんなんで座れるのだろうか…と慄きつつ、列に並ぶ。隙間があると、どんどん人が割り込んでくるが、誰も気にする様子はないorz そういうものなのか? そういうものなんだろう…。ただ、むぎゅむぎゅ押したりはしない。するっと入ってくる。暗黙の了解なのか。振り返ると更に列は長くなっている。

    開門!!

    ゲートを抜けた客は列車めがけてダッシュ。やーん、、、マジですかー(泣)。ゲートを抜ける前の客は、やはり押すでもなく、細かく足踏みしている。タイヤを温めているのですか!?

    正直、ゲートが開く前は「席取りで走るなんて、大人げないなぁ。エレガントじゃないなぁ」と閉口していたんだけど、皆が走る姿を目の当たりし、スイッチが入っちゃった。

    「絶対、負けねぇーーー。負けるもんかぁぁぁーーー!!」

    と、絶叫しながら、ダッシュしました(←実話)。

    この時ほど自分がカヴェンディッシュだったら、否、ウサイン・ボルトだったら、と切に思ったことはないだろう。

    そして、老人やもたもたしたおばちゃんを非情なまでに抜き去り「やったぜ私!! 意外に速いぜ私!!」と悦に入った時、誤算が。

    予習や目視で100mと踏んだ距離は、実は倍の200mぐらいあることに気づいた。

    脚、売り切れorz

    この時ほど、ジルベールの気持ちが分ったことはない。黄金のタレ(涙)。

    「くまたろう!! 荷物よこせ!! パーーーース!!」
    「あいよ!! あとは頼んだよ!!」←脚色

    まあ、いぬたろうにバッグを持ってもらい、100m to goからは流し気味で、なんとが座席にありついた。113位タイム差なし(意味不明)。

    200mスプリントは、すきっ腹(←朝食抜き)に滅茶苦茶効いた。。。


    列車、長城号。電車ではなくディーゼル車みたい。


    北京北駅の異様に長いプラットホーム。ここを猛ダッシュ。
    何故、ゲートからそんなに離れた場所に停めるのか結構疑問(苦笑)。
    写真は往路では当然余裕がなく、復路で撮ったもの。


    (photos by kumataro)

  • Beijing on That Day (あの日の北京は)

    2013-10-30 20:02:13 | trip to Beijing 2013
    一昨日の天安門車両炎上事件の一連の報道を、複雑な思いで読んだ。

    事件のちょうど2週間前の正午過ぎ、私は八達嶺長城近くの歩道でプロトンがやって来るのを楽しみに待っていた。警官にマークされつつも(苦笑)。

    翌日のツアー・オブ・北京最終ステージは、天安門広場スタートだ。もし事件が2週間前だったら? もしレースが2週間後だったら? 実際はそうではなかったのだけど。

    +++

    渡航前、多少の不安はあった。大気汚染、反日感情…。羽田発北京行きの機内は、ほとんどがビジネスマン風。こんなご時世なので、観光に行く人は少ないのかな。ただ私は、レースをちゃんと観戦できるかどうかが一番の心配事だったので、それ以外のことにはあまり神経質にならなかった。

    行ってよかったと思った。私が滞在した時は、空気が悪いという感じはしなかった。たまたま、いい時期に当たったのかもしれないが。正直、我が家近辺の方が、排気ガスはひどいかも(苦笑)。人も興味深いという意味で、面白かった。愛想はないのに、やってくれることはめっちゃ親切。例えばレストランなんかで「中国語が出来ないめんどくさい奴が来ちゃったヨー」的な、ひょっとして怒ってます?的な雰囲気に相反して、手取り足取り面倒を見てくれて、助けてくれる。私はこれを「北京のツンデレ」と呼んでいます(笑)。そういう文化の違いに戸惑いつつも、なかなか味わい深いなぁと楽しんだ。まあ何より、レース観戦を享受できたのが一番。

    そんなワケで、またいつか行くかもしれないと思い、北京の共通乗車カード一卡通(※ イーカートン。Suicaみたいなヤツ)は解約しなかったし、余ってしまった中国元も再両替しなかった。

    +++

    どこにいたって、事件や事故に遭遇することはある。

    何の落ち度がなくても、巻き込まれてしまう無情や、遭遇しなかった偶然に思い巡らすも、理由は何であれ卑劣なテロ行為に憤懣やる方ない。


    2013年10月15日、晴れ渡る北京の空とウォーターキューブ(photo by kumataro)