2014ジュニアトラック世界選、スプリント金メダル、500mTT銀メダル、ケイリン銀メダルのコートニー・フィールド(オーストラリア)は、ポスト アナ・メアーズの呼び声が高い逸材。
光明(クァンミョン)のベロドロームの観客席は、選手の父兄も少なくなかった。
特にオーストラリア!! ベルギー、デンマーク、ニュージーランドなどの家族もいたが、断トツオーストラリア。そりゃあ、強いし、まあまあ近いってこともあるだろうけど、熱心なんだよねぇ。
次世代の短距離女王、コートニー・フィールドは、親御さんと妹さんが来ていた。
両親は娘を熱く応援していたが、妹はクールな佇まい。中学生ぐらいだろうか。コートニーとよく似て可愛らしいが、華奢でトラック・スプリンターという感じではなかった。自転車競技はやってないのかな? でも姉上の表彰式の時は、スマホで撮影したりして、なんだかんだ嬉しいんだろうなと、微笑ましかった。
+++
ジュニアトラック世界選、最終日。
ベロドロームの客席に、隻腕のおっちゃんがいた。
金網によじ登って係員に注意されたり、熱く韓国人選手を応援したりと忙しい人だった。
何故か中盤だけ、ベルギー人のようにホイールを掲げて応援していた。序盤と終盤は持っていなかったので、「その車輪、どっから持って来たんだよ!?」的な深い謎に包まれつつ…。
韓国の体育学校の学生さん達(←たぶん)に話しかけ、盛り上がっていたので、自転車競技が大好きなんだろうし、悪い人でもないんだろうとは感じた。日本の競輪場にもよくいるタイプだしね(苦笑)。
ただ、こちとら言葉も分からない異邦人なワケで、絡まれたくないな~とは思った。
せわしなく、うろつきまくってたおっちゃんだったが、ふと見たら韓国人の若人たちの近くに座って、大人しく観戦していた。ほっ。。。
暫くしたら、またおっちゃんの声が聞こえるので、顔を上げると…。ぎょぎょーーー なんと選りにも選ってフィールド妹に絡んでいる!!
正直、多感な中学生ぐらいの子が、海外で一見柄が悪そうなおじさんに話しかけられるのってちょっと怖いよね。
ところがフィールド妹は、動じることもなく、おっちゃんがあーだこーだ言うことを一所懸命聞いてあげているのだ。
優しい子なんだなぁと思った。そして、肝っ玉が据わっている。
「あまり自転車競技には興味ないけどお姉ちゃんが世界大会に出るから冬休み(←豪州)だし家族旅行がてら両親と韓国まで来ました一応」といったテンションの低さを妄想していたが、優しい心根にじいんとした。
+++
帰って来てから知ったコートニー・フィールドの妹に関する衝撃の事実。
何と妹も自転車選手だった。
それもU15の200mフライングTTのオーストラリアレコード(12秒793)の持ち主。
血は争えない。あんなにひょろっとしているのに、トラックスプリンターだったのか。
それだけでは済まなかった。
コートニーの妹、アラナ・フィールドは、先月のU15豪州ロードナショナル選RRとクリテリウムで優勝。
短距離も長距離も強い。スプリンターかクライマーかと問われ、まだ決めていないと答えたレザ(ヨーロッパカー)状態なのか? 否、トラックスプリンターとロード選手は、全くの別物だ。
ただコートニーもU15の頃、豪州ロードチャンピオンになっているので、何でも出来るけどやっぱり…ってことになるのでしょうかねー。
写真はお姉ちゃんがスプリントで優勝した時。
お父さん、国旗を持って待ち構える。
娘、キターーーーー!!!!!
ハグハグハグハグ
娘、ウイニングラン!!
(photos by kumataro)
光明(クァンミョン)のベロドロームの観客席は、選手の父兄も少なくなかった。
特にオーストラリア!! ベルギー、デンマーク、ニュージーランドなどの家族もいたが、断トツオーストラリア。そりゃあ、強いし、まあまあ近いってこともあるだろうけど、熱心なんだよねぇ。
次世代の短距離女王、コートニー・フィールドは、親御さんと妹さんが来ていた。
両親は娘を熱く応援していたが、妹はクールな佇まい。中学生ぐらいだろうか。コートニーとよく似て可愛らしいが、華奢でトラック・スプリンターという感じではなかった。自転車競技はやってないのかな? でも姉上の表彰式の時は、スマホで撮影したりして、なんだかんだ嬉しいんだろうなと、微笑ましかった。
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ジュニアトラック世界選、最終日。
ベロドロームの客席に、隻腕のおっちゃんがいた。
金網によじ登って係員に注意されたり、熱く韓国人選手を応援したりと忙しい人だった。
何故か中盤だけ、ベルギー人のようにホイールを掲げて応援していた。序盤と終盤は持っていなかったので、「その車輪、どっから持って来たんだよ!?」的な深い謎に包まれつつ…。
韓国の体育学校の学生さん達(←たぶん)に話しかけ、盛り上がっていたので、自転車競技が大好きなんだろうし、悪い人でもないんだろうとは感じた。日本の競輪場にもよくいるタイプだしね(苦笑)。
ただ、こちとら言葉も分からない異邦人なワケで、絡まれたくないな~とは思った。
せわしなく、うろつきまくってたおっちゃんだったが、ふと見たら韓国人の若人たちの近くに座って、大人しく観戦していた。ほっ。。。
暫くしたら、またおっちゃんの声が聞こえるので、顔を上げると…。ぎょぎょーーー なんと選りにも選ってフィールド妹に絡んでいる!!
正直、多感な中学生ぐらいの子が、海外で一見柄が悪そうなおじさんに話しかけられるのってちょっと怖いよね。
ところがフィールド妹は、動じることもなく、おっちゃんがあーだこーだ言うことを一所懸命聞いてあげているのだ。
優しい子なんだなぁと思った。そして、肝っ玉が据わっている。
「あまり自転車競技には興味ないけどお姉ちゃんが世界大会に出るから冬休み(←豪州)だし家族旅行がてら両親と韓国まで来ました一応」といったテンションの低さを妄想していたが、優しい心根にじいんとした。
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帰って来てから知ったコートニー・フィールドの妹に関する衝撃の事実。
何と妹も自転車選手だった。
それもU15の200mフライングTTのオーストラリアレコード(12秒793)の持ち主。
Official Australian Record! So happy?? @cyclingvictoria @CyclingAus pic.twitter.com/YjcR3Ea10T
— Alana Field (@alanafield1) 2014, 5月 9
血は争えない。あんなにひょろっとしているのに、トラックスプリンターだったのか。
それだけでは済まなかった。
コートニーの妹、アラナ・フィールドは、先月のU15豪州ロードナショナル選RRとクリテリウムで優勝。
短距離も長距離も強い。スプリンターかクライマーかと問われ、まだ決めていないと答えたレザ(ヨーロッパカー)状態なのか? 否、トラックスプリンターとロード選手は、全くの別物だ。
ただコートニーもU15の頃、豪州ロードチャンピオンになっているので、何でも出来るけどやっぱり…ってことになるのでしょうかねー。
写真はお姉ちゃんがスプリントで優勝した時。
お父さん、国旗を持って待ち構える。
娘、キターーーーー!!!!!
ハグハグハグハグ
娘、ウイニングラン!!
(photos by kumataro)