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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

East German Cyclist, Gustav-Adolf Schur (東ドイツの自転車選手)

2013-05-07 22:21:44 | trip to Berlin 2012
2011年、ベルリン6日間レースに行った時、DDR博物館(※ DDR=Deutsche Demokratische Republik=東ドイツ)へ行った。

2012年、ベルリン6日間レースに行った時もまたDDR博物館へ行った。

どんだけ東ドイツが好きなんだ!?ってことですが、好きっていうか、興味があるってこともあるけど、6日間レース観戦旅行の観光は、大概にゃ疲れ果てた状態だ。なので、2011年のDDR博物館で見逃したものがあるに違いないと、2012年再訪した。

ほぼ、何も見逃していませんでした。。。orz

東ドイツの歴史やら生活などについての展示の中で、気になったのがこれ。旧東ドイツの有名人コーナー。


2011年(ガラケー)


2012年(iPhone)


同じだ…(当たり前)。

帰ってから調べたら、この人だった。

グスタフ=アドルフ・シューア(Gustav-Adolf Schur)、愛称テーフェ・シューア(Täve Schur)。元ロードの自転車選手。

Wikipedia: グスタフ=アドルフ・シューア

メルボルン・オリンピック(1956年)の団体ロードの銅メダリスト。メルボルン五輪は、東西統一ドイツだったんだ。

Berlin Brandenburg Airport (ベルリンの新空港)

2012-06-19 18:03:29 | trip to Berlin 2012
ベルリン6日間レース観戦旅行の際、テーゲル空港(ベルリン)←→ホテルの移動手段は、2011年・2012年共、行きは路線バス&トラム、帰りはタクシー。テーゲルは電車も通っていないし、地方都市のバスセンターみたいな小さな空港だけど、市街地から近く、便利な空港だった。

“だった”と過去形なのは、この6月に新空港(ベルリン・ブランデンブルク国際空港)が開港し、それと共にテーゲルは閉港となる予定だから。テーゲルよりは遠そうだけど、鉄道駅も出来るだろうし、首都らしい立派な空港となるのだろう。

で、どんな感じなのかな~と検索したら、結構とんでもないことに。。。

時事ドットコム: 新ベルリン空港、開港は来年3月

【開港延期の変遷】
2011年10月→2012年6月→2012年8月(以降)→2013年3月(また変更の可能性も無きにしも非ず)

どないやねん、この遅れっぷりは。

時間厳守のドイツ人らしからぬ失態だが、防災設備に完璧を求めるが故の延期かもしれないし、よく分かりません。

「来年、もしベルリン6日間レースを観に行くとしたら(←今のところ予定はない)、新空港なんだねー。テーゲルに慣れたから、勿体ない気もするし、閉港は淋しいね」←つい先日の会話

またまた、テーゲルに行くことになるらしい。

【参考】
tannenbaumさんのテーゲル空港案内。

tannenbaum居眠り日記: ■[2012Koksijde-Berlin旅行]さらばTegel空港
tannenbaum居眠り日記: ■[2012Koksijde-Berlin旅行]テーゲル空港(その2)評判


ブラッド・ハフ(ジェリーベリー)の自転車@2012テーゲル空港。
チェックインが中々始まらないので(確か40分か45分前)、大荷物
を抱え右往左往。しまいには、このように荷物置き去りにして、
どこかへ行ってしまった(苦笑)。(photo by kumataro)

What's this? (not a beer foam scraper)

2012-02-23 20:12:01 | trip to Berlin 2012
いぬたろうが、ベルリンのベロドロームでもらったタブロイド紙「BERLINER KURIER」のノベルティグッズ。



厚めのプラスチック。一辺が約11cmの正三角形。下部がギザギザになっているが、鋭くはない歯だ。

二人で「これは一体何に使うのだろう」と、あれこれ考えた。何かに模様をつける物? それにしてはギザギザが短く鈍重。コースター? グラスを置くには小さすぎる。販促のためのただのプラスチック? じゃあ、このギザギザはなんなのだ。

その場でドイツ人に聞くべきだった。でも混み合ってたし、頭が回らなかったよ。

+++

友人に聞いても分からない。こうなったら西洋人しかないと思い、英語の先生(英国人)に見せてみた。

「う~ん、、、分からないなぁ。でも…」
「でも?!」
「ビールの泡を切る道具みたいじゃない?」
「あっ、、、 確かに!」
「ここにはなんて書いてあるの?」
「これはドイツのタブロイド紙の名前ですよ」
「ビール会社じゃないのか。じゃあ違うかな」

+++

そんな訳で、検索してみた。

ビールの泡を整える道具は「beer foam Scraper」と言うらしい。

だが、画像検索すると、形が全く違うのだ。プロが使うのは金属製のパレットナイフみたいな形状で、ビールのおまけ的な物は、ペーパータイプのネイルファイルみたいな形。

うーん。一辺11cmじゃ大きめのグラスには小さすぎる。

画像検索を下へとスクロールしていくと、本筋から外れたモノも載っている。何故かおっさんの微笑みとか、鍋とか、ハンバーガーとか。そんな中に、気になるものが。お好み焼きのコテみたいな感じで、下の部分がギザギザになっている。三角ではないけれど、これは…。

ice scraper(アイス・スクレーパー)という物らしい。スペースアルクには「寒冷地で、冬場、自動車のフロントガラスにこびりついた雪や、氷を取り除く、強化プラスチック製品。ひっかくようにして削り取る」と書いてある。

ice scraperに“三角”(triangle)を足して、画像を検索。

Google: Triangle Ice Scrapers

こ、これだー!!!!!

ドイツ語ではeiskratzer(アイスカッツァー)というらしい。流石、本場だ。ワンワードだよ~(嬉涙)。三角やらカード状のちゃっちいのは携帯用みたい。

ドイツ語…Wikipedia: Deutsch: Eiskratzer
英語…Wikipedia: English: Ice scraper

ドイツ語での画像検索…Google: eiskratzer

あ゛ーーー。思いもよらない使い道だった。そりゃ、分かんないよ。南国育ちだし、実家は誰一人車(というか免許)持ってないから。び、貧乏だったからじゃないわよ!!(謎怒) 執事がいつも運転してたから…(哀)。

思えば、昨年のベルリン6日間レースのタブロイド紙の販促品は応援グッズのハリセンだった。今年はフロントガラスの雪や氷をごりごりやるヤツ。道も川も車も全部凍っとったわ!! あの寒さを見越しての品だったのだろうか。だとしたら凄いよ。思う存分、ごりごり出来る。

The Man with the Starting Pistol

2012-02-17 21:51:38 | trip to Berlin 2012
ベルリン6日間レース最終日。

スターターとして現れた紳士は、どこかで聞いたような名前で、どこかで見たような風貌だった。


左の人


ソワニエと談笑


実は、トラックレースで卓越した能力を発揮し、ロードでも活躍したレジェンド


Wikipedia: シルビオ・マルティネッロ

今で言うなら、エリア・ヴィヴィアーニがこんなタイプか。

Wikipedia: エリア・ヴィヴィアーニ

(photos by kumataro)

Valentine's Day and Chocolate

2012-02-14 07:36:35 | trip to Berlin 2012
バレンタインデーの贈り物としてチョコレートが使われるのは日本だけかと思っていたら、ベルリンのテーゲル空港のお菓子屋さんのショウウィンドウはこんな感じだった。



日本でよく見るようなディスプレイである。

ロケットニュース24: 【ドイツ通信】ドイツのバレンタインデーで気を付けること4つ

上記の記事にある西洋と日本のバレンタインの違いは、耳にしたことがあるものばかりだが、意外なのはバレンタインの歴史。日本50年に対し、ドイツ25年。予想外の歴史の浅さに驚き。

「Time to pounce!」(急襲の時) 2012 Berlin 6 Days 最終日

2012-02-13 23:02:11 | trip to Berlin 2012
ベルリン6日間レース第6日目。観衆12,000人。

マイヤー - ハワード組はこの日、5位から始まる。昨年のように、各日終了時にリーダー(総合1位)を獲ることなく、最終日を迎えた。ただただ、1ラップ以上を失うことなく、優勝圏内にはつけてはいるのだが。。。

【5日目終了時結果】
1 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 213
2 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 204
3 Bengsch - Kalz(ドイツ) 203 1ラップ遅れ
4 マルヴリ - Dillier(スイス) 195 1ラップ遅れ
5 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 191 1ラップ遅れ

守りの態勢なのか? この後、爆発するのか? まさか不発弾のまま終わるのか?

リー・ハワードはレース前、Twitterで「Time to pounce!」と書き込んだ。「急襲の時間だ!」(@leighhoward1)。予告しちゃっていいのだろうか。

ベルギーのケイセは、これは張ったりだとした。

【最終日変遷(←所々、電光掲示板の中間結果を写真に収めたものより)】
1 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 223
2 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 221
3 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 236 1ラップ遅れ
4 Bengsch - Kalz(ドイツ) 230 1ラップ遅れ
5 マルヴリ - Dillier(スイス) 226 1ラップ遅れ

↓↓↓↓↓


1 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 236
2 マルヴリ - Dillier(スイス) 226
3 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 223
4 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 221
5 Bengsch - Kalz(ドイツ) 230 1ラップ遅れ
↓↓↓↓↓

1 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 223
2 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 236 1ラップ遅れ
3 Bengsch - Kalz(ドイツ) 230 1ラップ遅れ
4 マルヴリ - Dillier(スイス) 226 1ラップ遅れ
5 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 221 1ラップ遅れ
↓↓↓↓↓

1 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 221
2 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 236 1ラップ遅れ
3 Bengsch - Kalz(ドイツ) 230 1ラップ遅れ
4 マルヴリ - Dillier(スイス) 226 1ラップ遅れ
5 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 223 1ラップ遅れ
↓↓↓↓↓

1 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 243
2 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 240
3 マルヴリ - Dillier(スイス) 238
4 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 229
5 Bengsch - Kalz(ドイツ) 230 1ラップ遅れ
↓↓↓↓↓

1 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 246
2 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 243
3 マルヴリ - Dillier(スイス) 242
4 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 239
5 Bengsch - Kalz(ドイツ) 232 1ラップ遅れ

【そして最終成績】
1 マイヤー - ハワード(オーストラリア) 263
2 マルヴリ - Dillier(スイス) 254
3 ケイセ - デケイトル(ベルギー) 254
4 クルーゲ - ランパーター(ドイツ) 239
5 Bengsch - Kalz(ドイツ) 234 1ラップ遅れ

まさに息詰まるような接戦だった。ラップ、ラップの応酬。

オーストラリアが駆ける時、先頭交代を要求しても、一緒に逃げるチームはあからさまではないが、協力的ではなかった。欧州チームは連帯しているのか。悪い予兆なのか。気が遠くなるような、不穏な空気感。。。

もう終盤は私、あまりの心拍数上昇で、朦朧としていました(とほほ)。

ただ、オーストラリアの飛び出しは常に鋭く、ラップを成功させるのが救いで、その上省エネ。無駄な動き一切なし。やはり強かった(と、気づいたのはレースが決着してから)。

ハワード優勝のコメント。

「世界最高峰の6日間レースでの電撃的な状況。優勝したかった。この勝利を、ホームでのトラック世界選への弾みとしなければね。世界選マディソンを三連覇したら、虹のジャージを纏ってベルリンに帰ってきたい」(CNより)

「歴史的な勝利だ。どの6日間レースでも、勝つことは大変なことだ。オーストラリア人同士のペアがベルリンを勝つのは62年ぶりだ。昨年は2位だった。ここに帰ってきて勝つことは、重要なことだった。

出し惜しみしてた訳じゃない。我々はツアー・ダウンアンダーと長い国際線フライトで、少し疲労した状態でレース入りした。疲れていた。トラックをやるのは、マディソン豪州選の1日を除いて、昨年のトラック世界選以来だ。調子が出るまでに慣れる必要があった。

6日間レースは6日間を走り抜くために、エネルギーの制御が重要なんだ。キャム(マイヤー)と僕は、ロードレースよりトラックでの経験の方が長いし、物を言う。最終日の“チェイス”は1時間を超える。これは僕らに好都合だった。

説明するのは中々難しいんだけど、風変わりなレースなんだ。マディソンと言っても、チェイスというのと、各レースで勝つと一定のポイントがもたらされるヤツがある。10ポイントか20ポイント。あと、100ポイントに達する度に、1ラッププレゼント。マディソンの中でのラップ獲得もある。中間スプリントポイントも関わってくる。最終的には一番ポイントを持ってて、ラップを失わなかったチームが勝ちということなんだ」(オーストラリア車連より)

きたるべき総攻撃のために力を温存。冷静を保ち、最後の夜に臨んだというのがよく分かる。

昨年の世界選マディソンもそうだったんだよねー。機が熟すのを待って待って待って、他チームが疲れてくる終盤に力を爆発させる。前半の様子見で、追いかけ回され潰されても、イライラしては負けだ、と。これは、自信がないとなかなか出来ないよね。

+++

62年ぶりのオーストラリアペアのベルリン優勝。

アルフレッド・ストローム(Alfred Strom )とレジナルド・アーノルド(Reginald Arnold)のオーストラリア人ペアは1950年の第32回大会(3月)第33回大会(12月)に優勝(※ 年2回行われた年もある)。
さかのぼって、1926年の第16回大会は(※ なんとこの年は1年に3開催。どんだけ6日間レースが好きなんだ!)、レジー・マクナマラ(Reggie McNamara)とハリー・ホラン(Harry Horan)が、豪州人初のベルリン6日間レース優勝を遂げている。

1910・1913年に優勝したジャック・クラークや、1983・1984・1985・1986・1988年に優勝のダニー・クラークは非豪州人と組んで優勝。

CN: Howard and Meyer enter the history books with Berlin 6 win
Cycling Australia: Meyer and Howard triumph in Berlin 6

+++

私の断末魔の叫びがてんこ盛りで、非常にお聞き苦しいのですが、よろしければ、ラスト10分弱の攻防を…。騒がしくて本当にお恥ずかしい限りです&申し訳ありません。

ポイントとしては。。。

06:15 クルーゲ、アタック(会場、大いに沸く)
06:48 ハワード、アタック
07:20 ジャン
07:37 マイヤー、フィニッシュ&ガッツポーズ!!

101. Berlin Six Day 2012 Großes Finale



こちらはポディウム。

101. Berlin Six Day Race 2012 Großes Finale


Currywurst

2012-02-12 22:28:41 | trip to Berlin 2012
シャウエッセン2個パックを買って、巻いてあるテープをびりびりっと外したら、何かが下に落ちた。

カリーブルストソース

何の説明もなく、小さな袋のカリーブルストソース。ただのソーセージにからめるトマトカレーソースだが、一応ベルリン名物。私はドイツのガイドブックを見るまで知らなかった。ひょっとすると、タイのトムヤンクンとか、ナポリのナポリタンみたいに(違)巷では有名な郷土料理なんだろうか。

Wikipedia: カレー・ヴルスト

今回のベルリンでは、ベロドロームで1回食べるにとどまった。昨年のと同じ味だし~。

+++

日本の市販ソーセージのおまけソースが、なかなか評判が良いようで。

Yahoo!知恵袋: ニッポンハムのウインナー買ったらカリーブルストソースのおまけが・・・・・

HARIBO Airplane

2012-02-11 21:44:46 | trip to Berlin 2012
6日間レースのスペシャリスト、ライフ・ランパーターが、ベルリン6日間レースに向けて旅立つ時、ミュンヘン空港で見たという旅客機に驚いた。

Leif LampaterのTwitter: @leifislive

ハリボー君だ。。。 ランパーターはこの飛行機には乗ってないらしい。

こんなユルいのが機体に描かれていると、安全面にそこはかとなく不安を感じるような、否、逆にのほほ~んとしてて墜落するワケがない気がしたりして。日本のアニメキャラやDズニーだと、飛行機のペインティングは当たり前過ぎて、特に思うところはないのに。

ハリボー機は、ドイツの格安航空、TUIfly(トゥイフライ)が持っているそうだ。

Wikipedia: TUIfly

実は私、行きも帰りもベルリンのテーゲル空港でこの旅客機を目撃し、興奮したのだが、撮影OKの状況になると、あまりいいアングルではなく、残念な写真…になってしまった。


ベルリン到着時
後姿ですねん。。。


ベルリン出発時
あまりにも遠すぎて、画像がガタガタ。。。

Style of Traveling, Style of Souvenirs

2012-02-09 22:03:56 | trip to Berlin 2012
自転車レースを好きになる前、海外旅行と言えば年に一度の東南アジア。ビーチリソートでだらだらして、街をぶらぶらして、1回ぐらい高級レストランで食事して、免税品店で1年分の化粧品を買い込んで、ブランドもんの直営店か免税店で財布かバッグを買う。自由行動メインのパックツアーだから、現地ガイドさんが空港に迎えに来てくれて、帰りも空港まで送ってくれるので心配なし。こんな感じ。

自転車レースにハマってからも、海外現地観戦しようなんて思わなかった。大体、ヨーロッパなんて、10日とか2週間ないと普通行かないでしょ。定年を迎えたら、ツール・ド・フランス観戦ツアー(オプショナル観光付き)に行けたらいいなぁ~と思っていた。

それが…、3泊5日(←ロッテルダム6日間レース セルフ弾丸ツアー)で欧州に行ってしまうような人間になってしまいました。今回のベルリンは4泊6日なので、少しマシ。

“為せば成る”ってほどでもないし、“なんとかなる”っちゅうとも言い切れないし、“なんとかなった、今のところ”という感じ。今後、自分では乗り切れないような、大きなトラブルや失敗に見舞われるかもしれないし(恐)。

英語が不自由だし、抜け作なので、一生旅慣れるということはないと肝に銘じ、気を引き締めて、また海外観戦の旅に行けたらと思います。

+++

そんなこんなで常に財政難なので、ブランドもんとか化粧品1年分とか言ってられなくなった。昔は“ブランド物は一生物♪”と思ってたけど、一生物なんてそうはないって。ブランドもんにも流行りはあるってことに気付いた。どうするんだ、私のバンブー(涙)。定番と言われる白いシャツだって形は微妙に変化する。化粧品は近所のドラッグストアで事足りる、ってことにも気付いた。

今回の自分への土産は、自転車関連だとベルリン6日間レース100回大会記念本、電源を入れると光る自転車バッジ(←どこで使うのだ?)、レースプログラム、笛。

あとは、スーパーマーケットやドラッグストアで買った食品や消耗品。

土産らしい土産はないのか?と自問自答したら、二つだけあった。



TVタワーで買ったゆるいクマの置物(※ ベルリンのシンボルは熊)と、トルコ人マーケットで買ったiPhoneカバー。象柄がまるでタイ風で、なんでこれがトルコなんだかよく分からないけど、極寒の中、マーケットを3周もして、感じのいい売り子のおっちゃんから言い値で買った。言い値で(2回言う)。

とどのつまり、レース観戦を満喫・満足すれば、土産なんてなくたっていいのだ。

まぁ、あったにこしたことはないけど、多少は。。。

I need a whistle!!

2012-02-08 19:29:12 | trip to Berlin 2012
ベルリン6日間レースには笛を吹くという独特の応援方法がある。音楽に合わせて吹いたり、勝負どころで吹いたり。

この曲が世に出た1923年から続いている伝統の応援方法だ(←曲の“ピッピッピッピ”に合わせて吹く)。

Sportpalast-Walzer Wiener Praterleben Musikkorps der Schutzpolizei Berlin



ところが、選りにも選って、私はスーツケースに笛を入れるのを忘れてしまった。現地で、いぬたろうにその旨を告白すると「別にいいよ。多分、ビデオ撮ったり、応援したりで忙しいから」と、あっさりしたものだった。確かに。私も写真撮ったり、横断幕を広げたりで、忙しいだろう。それに、ベロドロームでノベルティグッズの笛を配ってるかもしれない。昨年は勝手を知らなかったので、そこで手に入れた。

しかし、期待していた笛の配布はなかった。不況だしね。周りを見渡せば、観客は“マイ笛”持参で楽しそうに吹いている。売店の店員さん達まで、マイ笛を首にぶら下げている。

「あぁ~。失敗したー。でも仕方がない」と、ふといぬたろうを見ると、無茶苦茶どんよりしている。

「笛、吹きたいの? やっぱり笛、吹きたかったの???」
「うるせー 吹きたくなんかないやい!!」

……。とても吹きたいらしい。

+++

そこで、なんとか自力で入手すべく、知恵を絞った。

大体、笛なんてどこに売っているんだろう? 大人が笛を吹くシチュエーションなんてあまりないし。

1ユーロショップ…。うーん、昨年行ったけど、笛なんかあったっけ?
玩具屋さん…。今日びの子供が笛吹いて遊ぶか?
アウトドア用品店…。エマージェンシーホイッスルってのがあるよね。でも音が違わないか?

日曜日は殆どの商店が休みなので、マチネーのレース後、ベルリン中央駅に繰り出した。ここの商店街は日曜も開いてるし、店もそれなりに揃っている。

だが、上記のような店はなく、土産物店のキーホルダーなどに笛がついていないかチェックしたがダメ。

ふと、サッカーの「ヘルタ・ベルリン」のファンショップが目に入った。審判って笛吹くよね!!

「すみません。ホイッスルってありますか?」
「ホイッ…???」
「ウィッスゥー? ホウィッスルゥ~? ええっと、レフリーがこうやって吹くアレです」←目的達成のためなら、恥も外聞もないパントマイム状態
「ああ、あれね。ごめん、置いてないんだよ」

orz... 考えれば、スタンドのサポーターが、がんがんに笛を吹きまくったら、紛らわしくてしょうがない。

+++

月曜日。ホテルのフロントで聞いてみることにした。

「6日間レースで使うの? じゃあこれ使いなよ!」(と、引き出しから笛を取り出す)

ということに、ならないでしょうか?(甘夢)

「う~ん。。。 よく分からないけど、スポーツショップかなぁ。アレクサンダー・プラッツのショッピングセンターに大きな店があるよ」

これが現実でした。

アレクサ(巨大ショッピングセンター)は昨年行ったので、場所は心得ている。サッカーコーナーへ急げ。

ああっ、、、 あったーーーーー!!!!!

それも、1ユーロ台から9ユーロ台まで、選り取り見取り。レフリー、ありがとう!!(誤)

高い笛を買う意味は全くないので、1.5ユーロのを二つ購入。はぁ~ん  300円で6日間レースが更に楽しくなるー(嬉泣)。

+++

この話にはオチがある。

月曜日から観戦に訪れたcross_checkさんが野生の嗅覚(?)をフルに発揮し、ノベルティグッズであるKIAの笛を私たちのためにGETしてくれたのだ。感謝・感激~。

まだまだだな、私。自分のどん臭さが際立った笛騒動の顛末。


頂いたKIAの笛+ネックストラップ。
黒いのがスポーツ店の笛。