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ナスの交換

 NASはネットワーク接続ストレージの略称だ。パソコンの中にあるハードディスクがネットワーク上にあると思えばよい。パソコンが複数ある場合、ファイルを共用できて便利だし、これさえバックアップしておけばパソコンが壊れても簡単に復旧できる。

 そんなわけで2004年にバッファロー社のLinkStationを購入し、すぐにバックアップ用として玄箱を購入した。本棚の隅にあるこの2台で、データの保全はまあ大丈夫だろうというレベルには達していると思う。

バッファロー社のLinkStation

 実際先日パソコンが壊れてしまったときも比較的簡単に復旧できたのはこれらのNASのおかげと思っている。

 ところが一週間ほど前からLinkStationのファンが大きな音を立てるようになってしまった。購入時から雷が接近しているとき以外はほとんど電源を落とすことは無かったので、もう2000日近く働いていたのだ。そろそろ引退時期かということで新しいLinkStationを購入した。かなり小型化されている。

LS-WX2.0TL/R1



 最近のNASはハードディスクが2台内蔵されているものがあって、モードの設定により高速にデータをやり取りできるRAID0モードや通常モード、記憶容量は半分になるが自動的にバックアップもしてくれるRAID1モードを選択できる。

 今回購入したのは記憶容量2TBのLS-WX2.0TL/R1という機種。やはりハードディスクが2台内蔵されていて出荷時はRAID0モードになっていた。これはハイビジョンの録画等高速アクセスに向いたモードなのだろうが、当面必要ないので、RAID1に設定を変え使うことにした。

 まず通常モードに設定し、それからRAID1を構築する。この構築には数時間かかるのであんみつでも食べて待っているとよい。そして共有設定をするとデータのコピーが可能になるので、古いLinkStationから新しいLinkStationにデータをコピーした。

 PC経由でやってので10時間もかかってしまったが、コピー後ネットワークデバイスの割り当てを旧LinkStationのものに変えてやると、当然のことながら、昔とまったく同じ環境になった。

 これであと3年はストレージの心配はなさそうだ。マヤ暦によると2012年12月22日まで持ってくれればよいのだから、これで十分ということだ。




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