goo

スーパーサイズ・ユー ビレッジ・バンガード・ダイナー

 ジャンクフードの代表はハンバーガーだろうか。それでもハンバーガーが大好物である。しかし大きな問題がある、おいしいハンバーガー屋さんが横浜駅周辺に無いこと。

 先日たまたま横浜駅のルミネを歩いていたらビレッジ・バンガード・ダイナーという店が目に付いた。ダイナー、英語ではDINER、似ているがディナーのDINNERとは違う。

 このダイナー、もともとはニューヨーク周辺の安価な食堂。建物は廃車になった電車の車両、そして労働者一時間の給与で食事が出来る場所と言われていたのだから、雰囲気の想像はつこうかと言うものだ。

 そんな場所だから若者の溜まり場にもなっていて、50年代を舞台にした米映画にはよく登場する。進駐軍にチョコレートをもらってアメリカ大好きになった世代にとって、ダイナーは訪れてみたい聖地の一つであった。

 日曜日のお昼11時半頃そっと覗いたビレッジ・バンガード・ダイナー、客は3組しか入っていない。人気が無いのがちょっと心配になるが、思い切って飛び込んだ。

ビレッジ・バンガード・ダイナー横浜店の内部

 駅ビルの半端なスペースに無理やり作りこんだような店とも言えるが、細長い店のつくりはオリジナルのダイナーを思わせる。店内のディスプレーも、私服のフロアスタッフの人懐っこい接客も、古き良き時代のアメリカの雰囲気満点である。写真の毛糸の帽子のお嬢さんがお店の人、素敵な人でした。

 ハンバーガーを注文するとこんなのが出てくる。

ハンバーガー

 
どうやって食べるんだと思っていると、運んでくれたお嬢さんが説明してくれた。

 「バーガー袋を2重にして、2重にしないと油がしみてくるんです、2重にしてハンバーガーを入れて、ぎゅーっと思い切りつぶしてから食べてみてください、全部の味が良く混じってとても美味しくなるんです。」

 なるほど。こうやって2重にしたバーガー袋に入れて、

2重にしたバーガー袋に入れて

 思い切りつぶして、

思い切りつぶして

 出来上がり。ハンバーガーをつぶすことによってバンズ、半分に割って二つになっているから複数形になるのだろうか、つまりパンがいろいろな味を吸っておいしくなるのだ。

出来上がり

 店の雰囲気もハンバーガーも満足だった。しかし何より良かったのは楽しい接客。注文の仕方やら、食べ方やら、ゆっくりと時間を使いながら本当に楽しそうに説明してくれる。また来るぞと店を後にした。

 ビレッジ・バンガード・ダイナー横浜店


 店を出て驚いたのだが、店の外に長蛇の列が出来ていた。11時半開店と書いてあったから、どうも開店直後に飛び込んだらしい。そうか、開店直後なのにもう3組も客が入っていたと書くべきだったのか、、、、、



日記blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。
日記@BlogRanking

人気blogランキングにも参加しています。
こちらのクリックもよろしくお願いします。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )