くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

格闘の日々

2013年01月29日 | Weblog

■スキーも連続4日目。1日目の金曜は悪天候でガスが厚く立ちこめていて何も見えない時間があったが,正午前にはしばし爽快に晴れた時があり、深雪の滑りを初体験できた。もう一発で虜になった。まるで波乗りのような浮揚感がたまらない。この日の午後は秀子さんときぬさんを宇一郎くんの風来窯に案内することになっていたがお二人は偶然風来窯に行きあわせて結局僕が最後に到着することになった。宇一郎一家の仕事場はなかなか感じの良いところでさすが工芸家一家のお宅を思わせる造りだ。パリの越前町工芸展プロジェクトの話は1人1人の工芸家を訪問することで少しずつイメージを固めていくながれになるようだ。

翌土曜も雨模様の天気だがラナさんとジャムにでかける。若干昨日よりもましだったがガスが厚く雪模様のゲレンデだった。僕はすっかり悪天候になれた、というより、天気が悪いほど雪質のバリエーションが多彩で面白いことを知ったので少しも苦にならない。しかし問題は視界悪化の際のゴーグルの性能だ。僕が中古で買ったフエルト膜のやぶれたものではせっかくのスキー気分が台無し。この日はイリュージョンに向かうリフト横の例の”35°の壁”に思い切って挑戦。一気に下まで、、とはいかなかったが2度3度休みながら、時折ころげつつも、とにかくなんとか降りるところまではいけた。

この日は金沢のサルサパーティで我々のパフォーマンスがある。この日の天気は荒れ模様とかでスキー帰りの運転で金沢まではきつそうに思われ、仲間からも心配されたがそれほどの波乱もなく順調に到着できた。ところが我々の「カンナムスタイル」がはじまったとたん、先頭中央のぼくが「ふっとん」でしまい、むちゃくちゃ、、あぁ!「最後はあってたよ」という慰めがむなしく感じられる。準備もまるでなしの本番はまだ「スキーモード」のままだった。、、、ま、たまにはこんな余興もいいんじゃぁないかな、、。帰ると、我々のあとですばらしいパフォーマンスをみせてくれたインストラクターのタカシ先生からフェイスブック友達要請が来ていた。引き立て役だったのかぁ、、。

そして、3日目の日曜はすばらしいスキー日和!パーティーから帰って3時間しか寝てないが、おにぎりを作ってラナさんを7:30の「定刻」にピックアップ。予想どうりの人出で第2駐車場は既に一杯で第三駐車場へ、、。リフトの止まる16:30までぎりぎり遊んだ。帰宅するとさすが疲れて、、、。

4日目の月曜は仕事オフでぐっすり寝ていて、、9時!さあ、今日も半日は滑るぞ、、と雪の降りしきる中を1人でジャムへ!実は昨晩Dipoでゴーグルを買ってきたのだ。1万円クラスが3割引!くもり防止、ヘルメット用、眼鏡使用で装着感のいいやつにした。高いものではファン付きの2万円というのもあった。昔、大道門の大将が持ってたやつとおんなじだ。彼は初めてつけてはじめてリフトから降りて滑ってきたが、このゴーグルでは曇って「何も見えん」と文句たらたら、、ふっとその顔をみると、、なんと鼻がゴーグルの中に、、、。「ゴーグルって鼻の上にかけるんですよ」、、、思い出してしまった。

このゴーグルの初使用テストに最適の天気の悪さ!イリュージョンまで行くとゲレンデ上は見渡しても誰もみえない(いない)。深い膝までの雪は止まるとスキーが沈んで動きがとれなくなってしまう。転倒しスキーが外れると雪の中から見つけて掘り出すのが大苦労だ。しかし深雪の小回りが連続するときの爽快感はたまらん。この日3時間雪の中を格闘した結果、ゴーグルを一度も外すことなく終わった。テスト成功!パリ展プロジェクトの主催団体となる一般社団法人の登記申請手続きを仲間と検討するため早く帰ったが、3時間ぐらいでも十分楽しめることを確かめた1日であった。

この4日間のスキーで思い知ったこと!①スキーの醍醐味は悪天候にあり、②スキージャムには良いゴーグルは必需品。

 

 

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