くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

行政書士志願

2009年08月02日 | Weblog
■茜屋の日曜のいつもの時間、ラジオ講座を聞こうとしていると、カウンターに座っていた青年を紹介された。行政書士になりたいそうだ。この店ではいつも気安くしている関係でプライベートなこともなんでもべらべらしゃべってしまう傾向がある。さっそく例の懲戒事件をたとえに仕事の難しさや危険性を話した。

専門化が進み、IT化によって依頼者との直接のコミュニケーションが少なくなるにつれ紛争全体の鳥瞰が出来なくなってくるのではないか?自分の専門だけで仕事をして他の分野に手を出さない。パターン化した仕事以外はボランティアばかり。

何でも屋であるかぎりはどんな分野でもひととおりはわからないといけないし、仕事につなげる人脈とITセンスを持ち合わせていないといけない。資源の管理技術としてまず資金の会計処理、人材の社会保険労務、不動間の処分、登記、車等動産の処分、登録、さらに事業の開始運営にかかわる各種許認可などきりがない。

土地バブルがはじけ、人材派遣とIT化の時代、司法書士、税理士、社労士などみなインターネットを中心とするITの嵐で仕事が変わってきている。その中で行政書士はいったいどうやって生きていけばいいのか?自分自身に問いかけられている問題でもある。

農協で働いている彼は、成年後見などの話は聞いたことがあるという。経理も勉強したいと言う。「農協」と言う場所で行政書士をめざした実務につながる勉強をするというならきっといい勉強の機会があると思うと話した。経理を勉強するならフリーの会計ソフトを実際使ってみるのがいい、、、等々。

まあ、しかし難しい仕事だわ。
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