くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

ベトナム紀行  4

2015年11月22日 | Weblog
11/22
■3時ごろ目覚めて「地球の歩き方」を見て記録をしているうちにだんだんハノイがわかってきた。この「歩き方」の内容は相当なものだ。生活者レベルの人に直接役立つ情報がある。ブンギアのブンとは米のことでフオーとは麺の意味だと辞書を調べてわかった。ここはホアンキエム湖を中心に街が広がると考えるとわかりやすい。このラッキーホテルもちゃんと出ていた。
とにかく電池の減りが早い。充電が大仕事だ。このパソコンはここのWiFiにうまくつながらない。パソコンのせいかな。もう年かな。
 
朝パオ君が来て、まずインフォメーションセンター近くのCITIBankATMで300万ドン下し、通りの食堂でたべるとパオ君の友人フォンさんがバイクで来る。3人でドンスアン市場へ行く。その規模のでかさに度肝を抜かれた。なんでもあるといっていい。ここで土産物を買うのはいいと思う。ついしおり4本で500円くらいのものを買ってしまう。オートバイ用雨カッパ(1000円くらい?)を買う。
 
帰国したばかりのフォンさんだが、同じく日本語教師をしているトゥイさんが日本人になら会いたいというのでアイスクリーム屋さんで会う。まだ23歳、フォンさん22歳、そしてパオ君は26歳。みな若いんだ。今教え始めた僕の日本語の生徒さんは彼らより3年1期新しいにもかかわらず一回り年上の既婚者ばかり。この数年で研修生システムは急拡大したことがわかる。フォンさんたち未婚者は日本人との結婚を希望している。彼女たちは長野でレンズ調整の仕事をしてきた。でも福井のファン君、パオ君などベトナムで日本語を学んだ同期のつながりは強く、帰国後も連絡をとりあっているようだ。パオ君やドンちゃんはドイツに働きに行くための研修をしている。次は英国に行くものも多いそうだ。
 
4人でタクシーでバチャンヘ行く。誰もバチャンヘ行ったことがない。ハノイすらハノイ在住のフォンさん以外よく知らないんだ。ドンスアン市場でさえフォンさん以外皆はじめて。「地球の歩き方」を読んでいる僕が一番詳しいかもしれない。
 
バチャンまでの道はバイクとぎりぎりすれ違い追い越し追い越されていく危険なコースだが川沿いの建設中の住宅、集合住宅群を見ていると、この沿線上の住宅地群は明らかに高所得者層の建物だ。なぜか3階建てが普通なのだ。塀も高い。商業中心のビジネスの町ホーチミンに対し政治・文化中心のVIPの集まるハノイ、、という感じだ。
 
バチャンまでのタクシー代が30-40万ドン2、3千円というところだろうか。バチャンは期待していなかっただけに美術品、陶芸の町としての迫力がある。屋台で焼き卵、ちまき、さつまいもとココナッツのおやき、、、そして工芸教室でろくろ回し完成まで1人7,8万ドンでできる。童心に帰ってみなで楽しむ。レストランで食事、タクシーでハノイ駅まで行ってトゥイさんと別れる。明日のハイフォン行切符7万ドン。ハノイB駅といってもハノイ駅と朝6時の便は同じということであった。
 
ホテルに帰ってバオ君とこの3日間の清算。日本円で2万円を渡して7000円ぐらいのドンをもらったが後で彼が計算をまちがったとかでドンをそれくらい渡すことになった。ハイフォンのエンさんにメッセージしてトゥイさんの姉さんに電話するが不通。パオ君が気を利かせてくれてイェンさんに電話したり、ハロン湾の心配をしてくれたりするがちょっとしすぎだよ~。
 
1人になって食事しようと夜の街にでる。横町の食堂で声をかけられ入るとなんと午前中は食べられないというBunChaの店だった。そして隣の女性が日本人だった。「おひとりで来るなんてすごいですね」といわれた。なんと彼女たち2人は連休だけのハノイ3日間。そうか、それだけで簡単に来れるんだ、、、。英語を話す友人と来ていたようだからツ゚アーじゃあなさそう。パオ君から電話が入りホテルに戻る。
 
ホテルの前に兄さんのバイクを借りてきたバオ君が待っていて2人乗りで夜のハノイ見物。走りながらのiPhone写真撮影など、絶叫マシンさながらの迫力。なにしろ隣のバイクとグリップをこすり合わせる接近戦を演じるのだ。3人乗りなんてざら、4人乗りすら珍しくない。夜中騒ぐ日本の暴走族なんて目じゃあねえ!ハノイは街中が暴走族だぜ!!
 
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