くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

日本語スピーチ発表会予備選

2018年10月31日 | Weblog

■フオンドン大学の林先生から頼まれていた11月の日本語によるスピーチの発表会の予選をするので審査に協力して欲しいということだったので余裕を見て出かけた。学生とベトナム語を話すチャンスがあるかもしれない。学校周辺をあるいてみたり校舎内を見回ったりしていると藤野先生に会った。そのうち4,5人の審査の助っ人が集まり立派な会議室で予備選が始まる。

4人の1,2年生の発表者は途中で詰まったり、はっきり意味が取れなかったりでとてもしっかりとはしていないのだが、これが1年生だと9月からの1ヶ月しか勉強してないのだと思うと信じられない上達ぶり。二年生としても時間は僕のベトナム語と同じくらいだから相当なものだと思う。

浅田先生から審査委員長を命じられた。形式だけだとはいうが挨拶を求められたりしたらそれらしく答えられるよう準備はしておかないといかんああ、、とか考えてしまう。

審査の基準を聞かれたら、内容の明瞭さ、わかりやすさだと答えることにしよう。口語では助詞がなくてもイントネーションが正しければ普通の会話として通じるけれどイントネーションがないと日本語のへたな中国人の話し方になってしまう。「あなた、日本語、わかる」最後をあげれば疑問文とわかるが、ベトナム語の疑問文は最後を上げない。スペイン語だと肯定文と疑問文は同じで最後と最初に?をつけて区別するだけ。中国語、ベトナム語は順番が大切。でも日本語は名詞の後にちゃんと助詞をつければ意味が通じる。順番がちがってもいい。イントネーションやアクセントが違っていても助詞があれば通じる。外国人には助詞が一番難しいにちがいないと思う。

いつもベトナム人に日本語の何が難しい?と聞くと必ずと言っていいほど漢字という。中国嫌いとはっきり言えよ!と言いたくなる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする