30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

カボチャ「坊ちゃん」ー追熟させないで収穫後すぐ食べてみたら

2018-07-24 | カボチャ


まだ早いかなと2個を収穫
追熟させないですぐに食べた味は?

わが菜園のカボチャは昨年から「坊ちゃん」である。500グラム前後で、手のひらに乗るほどのミニサイズ。次々と実を生らせているところだ。すでにヘタがコルク化してひび割れたものがある。収穫できるサインだ。昨23日に2個を収穫してみた。少しばかり早いかなという感じもする。

栽培するカボチャの品種は一定しない。これまでうまいカボチャに出合わないから、気まぐれに次々と品種を変えては栽培してきた。「坊ちゃん」の存在は以前から知ってはいたが、あんな小さいのがカボチャといえるかと見向きもしなかった。ところがである。知り合いの農家の「あれはホクホク感があって甘いよ」という一言で、それならやってみようかと。態度が一変した。うまいと聞けばやるのである。決め手はホクホク感、この言葉にはめっぽう弱い。

カボチャは収穫後すぐには食べない。数週間そのままにして追熟させる。こうすることでホクホク感が出て甘みが増す、ということはよく承知している。

それでも、すぐに食べたらどうなるか。とりあえず2個ある。1個を試しに食べてみることにした。重さが450㌘。カットしてみた。色はいい。20分ほど煮る。

鍋の蓋を取ってみる。出来上がりは、見た目にもホクホク感はなく、汁を吸ってべっちゃりとした感じだ。やはり収穫後すぐはだめか。

ところがそのまま1時間ほど放置した。汁気が抜けたのか、なんかホクホク感が出てきてみたいだ。食べてみた。なんとホクホクであった。うまかった。思わず、うまいじゃないかと。ダメもとでやってみたのだが、収穫後すぐのものでもホクホクと食べられたのである。でもカボチャは追熟が肝要だという。こんかいはたまたまうまく仕上がった、そう考えることにしよう。


       
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