30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ショウガの土寄せと乾燥対策

2018-07-08 | ショウガ

いまの菜園の主な作業は雑草取りになる。取っても取ってもすぐに生えてくる。梅雨が明けて渇水期に入るからいくぶん楽になるはずだ。

それと土寄せがある。サトイモ、ラッカセイ、ショウガの土寄せは忘れてはいけない。重要な作業である。

そのショウガ。どこの菜園でも6月に入ると出芽してきた。寒さが苦手だから植えつけは4月末から5月にかけてが一般的になる。それなのにわが菜園は1カ月も早い3月末に植えつけてしまった。地温を上げるためビニールをべた掛けして、その効果で5月中旬には出芽していた。

早植えの理由はこうだ。

ことしの種ショウガは自家採取したもので、昨年収穫したものを貯蔵してきた。寒さに弱いから冬を越させるのは素人には極めて難しい。ただし農家は違う。温度を一定に保てる専用の貯蔵庫を持っているからだ。

そんな貯蔵庫は持てないから、冬を越させるのは失敗続きであった。昨冬は、貯蔵を屋外と室内の両方でやってみた。前者は失敗して腐らせた。後者がなんと成功したのである。芽がぽちっと出ているのを見つけた。これはうれしかったですね。

だが、これらが本当に種イモとして使えるのか、たしかに出芽するのか。一日も早くそれを確かめたいという気持ちがあり急いで植えつけてしまったというわけである。

だからといってそこまで早植えの必要はない。あわてても適した気温にならないと生育しないとわかっていても、そうしてしまう。要はせっかちなのである。そうしようと思い立ったらもう居ても立ってもいられない。年取ったいまはその性向がますます高じている。

そのショウガは出芽がそろって生育がいい。わが家で冬を越したショウガが種ショウガとして使えたということがここに至ってようやく分かったというしだい。

ショウガはサトイモと同じく乾燥を嫌う。そこで早速に土寄せをしてワラで株もとを覆った。今月は葉ショウガが食べられるようになる。ショウガ栽培はこれが楽しみ。まもなくだ。


       
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