30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ルバーブのタネまき

2014-09-24 | その他

9月22日にルバーブのタネをまいた。ルバーブは寒さに強いが、暑さにはめっぽう弱い。夏場は要注意である。というよりもたいがい夏の暑さでダメになってしまう。夏には黒い寒冷紗をかぶせて強い日差しを遮ってやらないといけない。それを怠ると地上部がとろけるように消滅してしまう。夏以外は放ったらかしでいい。

わたしのルバーブ栽培は、30年近くになる。この間、株分けや、タネまきでなんとかいまも欠かすことなくジャムを作れる分だけは確保できているのだが、とうとう2,3年前から畑のルバーブは1株だけになってしまった。ルバーブはもっぱらジャムにしている。これが枯れたら私の好きなルバーブジャムが食べられなくなる。後がないーそうわかっていてもつい億劫がって、タネを買ってまこうとはしなかった。

残った1株を後生大事に育ててきた。幸い枯れずにいまも残っている。しかしこの株も勢いがなくなった。株を増やすには春先に株分けするのが手っとり早い方法なのだが、残った1株で失敗すれば元も子もなくなるためできないでいた。

そうなるとタネで増やすほかない。秋冬野菜のタネまきや植えつけが山を越えたところなので、タネをまく気になった。ただ、ルバーブのタネは近くのホームセンターや種苗店では売っていない。以前購入したことがある隣町の柏市にある「恩田種苗店」に連絡したところさっそくに取り寄せてくれた。

タネをまく時期は4,5月と9月。たいがいは春まきにしているようだが、わたしは秋まきにしている。秋まきにしているのはこれも私なりの経験である。

ルバーブはジャムにするだけだから3株もあれば十分だ。だからといってタネを残しても無駄にするだけだから、5ml入りのタネの半分を今回はまいた。失敗もあり得るから残り半分は来春にまくことにした。タネはブナやソバの実と同じように三稜形をしている。

1ポットに3粒ずつまいてポットの数は12個になった。こんなにまいて発芽率がよかったらどうするんだとあきれるが仕方ない。芽が出たらこのまま冬を越して来春に植えつける。その年は収穫せずに株を充実させる。収穫できるのは早くて再来年からになる。

↓2年後にはこんな姿になる


      
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