植えつけを終えたサツマイモ
5月7日にサツマイモの苗を70本植えつけた。昨年は18日だから10日ほど早い。
苗はホームセンターで買ってきた。すぐに売り切れるというから開店の9時前に行ったところ買うことができた。5、6人ほどがすでに待っていた。3度来たが売れきれで、やっときょう手に入れたという人もいた。
70本の内訳は、紅アズマが50本で税込み968円、紅ハルカが20本で税込み748円であった。
もっぱら紅アズマと紅ハルカを食べている。わたくしの好みはどちらかといえば紅アズマにある。こちらを多く買った。ホクホク感の紅アズマか、しっとり感のある紅ハルカか、好みが分かれる。
畝立ては1週間ほど前にすませている。土を盛るため結構な労働である。前日には黒マルチで全体を覆った。
同日に30センチ間隔で植えつけた。これでサツマイモの作業は終わり。収穫までほとんど手間がかからない。なんともあっけない。おもしろくない。腕の見せ所がない。これほどつまらない栽培もめずらしい。
サツマイモは昼食後に毎日のように食べる。昨年の9月末から今年の5月初旬まで途切れることなく、蒸かしては食べ、なくなるとまた蒸かしては食べていた。やっとサツマイモが終わりとなる5月上旬でやめたほどで、食べようと思えば一年中食べ続けていられるかもしれない。自家栽培のものと知り合いの農家からいただいたものが底をつくとこんどは市販のものを買って食べていた。
よく食べ続けていられるものよと自分でもあきれる。昼食後の甘いものとして食べる。サツマイモを食べるようになってからは、ほかのデザートをほとんど食べないですむ。といってもたまには口直しに食べることもあるが、それにしても週に1度あるかないかといったところである。
それだけに多くを作りたいのだが、狭い菜園ゆえに場所取りが難しい。それでも無理して畝を3列立てた。ぎゅうぎゅう詰めの状態だけにマルチを張るのに手間取った。
サツマイモは強い。挿した苗を翌日見ると完全にしおれている。再起不能と見える。ところがここから新しい芽を出してくるのだからたまげてしまう。土の中で再生のための何かが行われているのだろう。