30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

自前のサツマイモを掘り出す前に農家からシルクスイートが

2023-09-14 | サツマイモ

蒸かし終えたばかりのシルクスイート。なんともうまそうな色合いだが

5月上旬に植えつけてからというもの、このブログにまったく登場していない作物がある。それはサツマイモ。取り上げようとしても書くことがなにもないのである。植えつけからというものなにひとつ手間をかけていない。ツル返しもしていない。収穫のときを待つだけだ。放ったらかしのままだから書く材料がないのである。

それでも立派なイモができる。ありがたいのだが、家庭菜園をやっているものとしては腕を発揮できる作物ではないからおもしろくない。

ういいながらもサツマイモは大好きだ。10月から3月までの半年間は毎日食べる。その量を確保するため、紅アズマ50本、紅ハルカ20本、あわせて70本を植えつけて育てている。

植えつけてから4カ月以上がたち、掘り出す時期になった。いつやろうかと考えていたところに、知り合いの農家からシルクスイートをいただいた。

9月11日のことでウォーキングの帰り道、知り合いの農家がサツマイモを試し掘りをしていた。育ち具合を見てあす12日に一部を収穫するのだという。この農家は周辺では一番広い面積でサツマイモをつくっている。品種も数多い。

試し掘りしていたのはシルクスイート。全体的に小ぶり。まだ早いか。試し掘りしたものを少なからずいただいた。大きな鍋で蒸かすにはちょうどいい分量だ。

サツマイモは収穫後すぐに食べるものではない。ある期間、貯蔵してから食べるものだ。それを承知のうえで、ここはまあ試しに食べてみるかと。

いつもサツマイモをふかすのに使うわが家で一番の大鍋を取り出す。適当な大きさに切って、火にかけて40分。たいがいこの時間でふかし上がる。すぐ食べてみた。予想通りというか、そっけない味だった。食べられないことはないが、うまいとは思わない。一番うまい時季のものと比べたら月とスッポン、雲泥の差、味にかなりの差がある。サツマイモは貯蔵熟成して食べるべきものと実感する。

わたくしの経験だけでいえば、貯蔵して年明けの1月に食べるのものがいちばんうまい。それまでとは別物の味になる。こんなにうまいものかと感動するほどで、熟成してまさにスーイトになる。しかし収穫したイモすべてをそれまで貯蔵していたのでは、食べるのが間に合わなくなる。そこで9月収穫のものを、ある程度貯蔵して10月から食べている。すべて掘り出すのが10月中下旬となる。

わが家のイモは、いまだに葉は青々としてツルも伸びている。収穫という気分ではない。しかし植えつけてからすでに4カ月以上過ぎている。来週にでも試し掘りをしてみよう。


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