30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

よく食べました

2007-10-31 | その他


ふかしイモ。わが菜園に限っていえば小さい方がうまかった

根菜類は見えないところで育つ。それだけに自分の畑のものは安心して食べられる。28日にサツマイモの残りをすべて掘り出した。5月下旬に8メートルのウネ3本に植え付けた苗は50本。一本から少なく とも1個は取れるから少なくとも50個は収穫できるのだが、おおよそその倍、大小取り混ぜて100個ぐらいは取れたかなといった感じだ。50本の苗から100個のイモ。多いのか少ないのかよく分からない。初挑戦のサツマイモにしてはまあまあの出来であった。
食べて分 かったことは、大 きなイモより 小さなイモの方がうまいこと。そのうまさはホクホク感が小さい方にあったからだ。100個のイモを数回に分けて掘り出したのだが、いままでに掘ったイモを いつの間にか食べてしまった。もちろんおすそ分けもしたのだが、それにしてはよく食べた。笑われるかもしれないが、これを酒の肴にしたくらいだから、私の 舌に合ったのだろう。
サツマイモは無肥料がいいという。それも分からないで、5月には肥料をまいてから植え付けた。 たしかにツルが旺盛だった。ツルに栄養がいってしまったようだ。来年は気をつけないといけない。
さて、28日に掘ったサツマイモ。これは保存することにした。乾かしたあと新聞紙に包んで台所で常温で置けばいいのだという。冬の焚き火のときに焼き芋にでもするか。



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ルバーブの話
先週の26日の金曜日。登山仲間と酒場で飲んでいたときの話だ。
「オオタ アイトって知っている?」
と、仲間が私に尋ねた。
「オオタ アイト?」
音から漢字が浮か んできた。
「あっ、太田愛人ね。知っていますよ。20年前に彼の本はほとんど読みました」
私がすんなり知っているといったもんだから相手も驚いただろう。
 「太田さんの本を読んで、いちど食べたいと思っていたものがあるんだ。ルバーブというんだがね」
ルバーブが出てきた。 私も驚きましたね。太田愛人とルバーブの話が出てきたのだから。
「私も太田さんの本を読んでルバーブを知り、この20年もの間、自家栽培してジャムを作っているんです」
私 がルバーブを20年も作っているなんて、思わぬ話の展開に驚いたにちがいない。私のほうこそ太田愛人の著作が好きで、そのうえ「ルバーブ」を知っている人 が目の前にいるなんてびっくりだ。私はうれしくなって、翌日に冷蔵していたルバーブジャムを届けた。「ルバーブジャムは独特の味がありますのでお口に合う かどうか」と。もちろん私はその酸味が好きだから20年もの間作っている。このような会話ができるのだから、世の中広いもんだとつくづく感心した。
その当時はソロー著『森の生活』には憧れるが私にはできない。太田愛人著『辺境の食卓』で彼の生活や考え方に共感し、それなら私でも少しは実践できるのではないかと思っ た。
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