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楡 周平/ターゲット

2009年08月13日 | 小説
ターゲットを読みました。



CIAから公安調査庁にもたらされた極秘情報。

それは恐るべきものだった。

」が空気感染する生物兵器の開発に成功、日本への持ち込みを図っているという。

アメリカの怖れる最悪のシナリオは、在日米軍が無力化されたうえで、「」が朝鮮半島を南進することだった。

テロリストを殱滅せよ…。

クアラルンプールでCIAに嵌められ、一度きりのミッションを背負わされた朝倉恭介は最強の敵と対峙する・・・


「Cの福音」・「クーデター」・「猛禽の宴」・「クラッシュ」に続く

朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第5弾。

このシリーズは面白過ぎて一気に読むのが勿体無い!

その第5弾は世界の大国アメリカを滅ぼそうと在日米軍基地に仕掛けられる怖のウイルス兵器


危機管理ゼロの日本を襲う最悪のシナリオ!

悪の美学に生きる男「朝倉恭介」が皮肉な運命の糸のねじれか、CIAの工作員として「北」の男を追う。

朝鮮半島の緊張、

北朝鮮の工作員の日本潜入、

在日米軍基地をターゲットとしたテロ、

細菌兵器としてのボツリヌス菌と病原性プリオンの恐怖、

現実味を帯びた内容で、最後まで緊張感を覚える一冊。

新型インフルエンザもひょっとして・・・


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