模倣の殺意」を読みました。
七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。
遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。
坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。
一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。
1972年に発表されたミステリー小説です。
大手書店のプッシュによって大ブレークして、すでに30万部を売り上げているそうです。
大どんでん返しや、意外なトリックはありませんが、最後には”成る程そう云う事か!”と合点がいきました。
内容的には少々古臭さもありますが、最近の小説にはない本格派ミステリーといった趣でした。
この小説の満足度:☆☆☆
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