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太宰治・人間失格、斜陽 小林多喜二・蟹工船

2019年11月09日 | 小説

老眼が進み文庫本の小さな活字を追いかけるのが辛いHさん。

最近はiーpatで無料漫画ばかり読んでいました。

漫画も飽きてきたので、たまには小説も読んでみるかと云う事でe -bookで無料小説を検索。


そういえば、最近、太宰治の小説が若手俳優主演で映画化されていたな〜。

まずはそれを読んでみよう!

「人間失格」

この小説は遠い昔、学生時代に読んだ記憶がありますが、その時には何が面白いのかさっぱり分からなかった・・・。

歳を取って改めて読み返してみると、主人公の大庭葉蔵の気持ちが解らなくは無いですね。

しかし、こんな生き方には全く共感は出来ない・・・ちゃんと働けよ!

ただ、昔も今も、こんな男が何故か女性にモテるんだよな〜!

”人間失格”かどうかを決めるのは、やっぱり自分自身です。


続いて、 「斜陽」



貴族の凋落の物語・・・

あまりにも寂し過ぎますね~。

貴族の家に生まれなくて良かったな~!?

結末に少しビックリ!

 

さらに、小林多喜二の「蟹工船」。

こちらも高校生の時に読んだかも? 

読み返してみると、北海道開拓時代の遠洋漁業の悲惨さが痛い程伝わってきました。

現在でもブラック企業が良く話題になります。

いつの時代も搾取する側とされる側の構図は変わりませんね。

希望が感じられるラストが救いです。

 

 

コメント
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