かわぐちかいじ作「空母 いぶき」全8巻を読み終えました。
先日、本作が西島秀俊と佐々木蔵之介を主要キャストに、実写映画化することが発表されました。
映画化されるなんて、一体どんなストーリーなんだろう〜!
かわぐち氏の作品と云えば『沈黙の艦隊』『ジパング』など軍事エンターテインメントが有名ですが、その2作品と比べて本作はより現実味がある作品になっています。
20XX年、尖閣諸島沖で 海上自衛隊と中国海軍が衝突!!
戦闘は回避したものの、 危機感を募らせた日本政府は、 最新鋭戦闘機を搭載した 事実上の空母「いぶき」を就役させ、 新艦隊を編成する。
「いぶき」就役の翌年、20XY年、 中国軍は突如、尖閣と先島諸島に上陸する!
島民全員が制圧下に入り、 陸自駐屯地も占領されてしまう。
「いぶき」第5護衛隊群は、命令を受け、 現場海域に急行しようとするが、 その途上に中国海軍の潜水艦が立ちふさがる・・・。
数年前に起きた、尖閣諸島での中国漁船と海上保安庁の衝突事故を思い起こしました。
確かに中国は徐々に実効支配に向けての活動を繰り返しているような印象がありますね〜!
それが現実となったら日本はどうするのか・・・。
現在の法制下で自衛隊は果たし対応出来るのか・・・。
尖閣列島の問題を真正面に見据えたストーリーに精密な描写が加わりぐいぐいと引き込まれました!
この作品をどうやって映画化するのか公開が楽しみです!