先日、芒の会の皆さんと尋ねた六甲アイランドのバラは素晴らしい。
年々その姿は貫録を増し、まさに島のセンターを占めるにふさわしい。
薔薇咲きて島のセンター独り占め
清光をこぼして薔薇は黄とならむ
やはらかに若葉の裏を見せる風
宙よりの初夏の木漏れ日音と化す
診察の脈取る背の窓若葉
青嵐岬のあかり千々みだれ
完熟の桜坊取らむ反らす身よ
先日、芒の会の皆さんと尋ねた六甲アイランドのバラは素晴らしい。
年々その姿は貫録を増し、まさに島のセンターを占めるにふさわしい。
薔薇咲きて島のセンター独り占め
清光をこぼして薔薇は黄とならむ
やはらかに若葉の裏を見せる風
宙よりの初夏の木漏れ日音と化す
診察の脈取る背の窓若葉
青嵐岬のあかり千々みだれ
完熟の桜坊取らむ反らす身よ
次の三句を頂戴します。いずれも自然の動的平衡を句にしたものと考えました。龍峰さんも句つくりの発想の変化がでてきたのかな?
清光をこぼして薔薇は黄とならむ
宙よりの初夏の木漏れ日音と化す
完熟の桜坊取らむ反らす身よ
早々に3句お取りいただき有難うございます。
久々に句を詠むのはなかなか難しいです。何となく俳句モードを忘れています。しばらく助走がいりそう。
ご指摘の自然の動的平衡などと難しいことは頭にありません。気の赴くままです。
長年続いた句会もピリオッドを打ち、いささか放心状態でしたが、大兄が早々に句作に取り組まれたことに敬服いたします。下記の二句を頂戴いたします。
”やはらかに若葉の裏を見せる風”・・・葉の裏にまで目を注がれる細心さと、やはらかきという言葉で風のそよぐ様を表現されていて、なるほどと感じ入りました。
”宙よりの初夏の木漏れ日音と化す”
2句を取り上げて頂き有難うございます。
暫く句作りの間が空くと、すっかり俳句の神様はお出かけになられた、戻って来られない。探すのに一苦労しました。継続の大切さをしりました。適度な間隔が重要ですが、続けるのにかなりエネルギーが必要ですね。心して參りたいものです。
先日の絵画展は大変有難う御座いました。
又開催されましたら、是非案内を賜りますよう!!。
遅くなりましたが、本日御句を拝見させて頂き、僭越ながら下記の句を選ばせて頂きました。
☆清光をこぼして薔薇は黄とならむ
先日の六甲アイランドセンターのご褒美のような薔薇園は、良かったですね?薔薇大好きな小生は、久し振りに堪能しました。
明るい日射しを「清光」とは大変納得です。
☆やはらかに若葉の裏を見せる風
五月晴れの今日も窓の外を見やれば、風に若葉が翻っていて、とても心和む光景でした。
ひらがな使いの上五の出だしが良いですね!!。
嘗て、小生の俳句を目指した頃の句に
「葉の裏の白さも見せて風薫る」と言うものがあります。
☆宙よりの初夏の木漏れ日音と化す
若葉の枝が重なり、木洩れ日のきらめく光景は、きらきらと音楽を奏でているようですね?新緑も美しいものの、葉の間よりの小漏れ日も生命力を感じて良いものですね?
☆診察の脈取る背の窓若葉
小生も定期的に通院していますが、待合いは出来るだけ明るい、窓若葉の席に待っています。
絵画は勿論のこと、折角永年仕えた俳句の神様も、しっかり捕まえておいて下さいね!!。又、句会・吟行などでお会いしましょう!!。
先日は遠路はるばる絵画展にお越し頂き有難うございました。
4句も取り上げて頂き有難うございます。
丁寧な示唆に富むコメントにいつも恐縮しております。
まだまだ日常の生活の中に俳句が定着していないので、いざ作句しようとするとエネルギーがいります。それと心に遊びの余裕がいりますね。その点吟行は一点に集中するからよいのでしょうね。
お互い頑張りましょう。