政府は、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)在住の1万人を対象にしたインターネット調査の結果をまとめた。
東京圏以外の地方で暮らすことに関心を持っているとの回答が全体の49・8%を占めたほか、若い層ほど関心が高い傾向も浮かんだ。
地方移住に関する国の広報戦略に生かす。
1月30日~2月3日、東京圏に住む20~50代を対象にアンケートした。
地方暮らしに「関心がある」と答えたのは15・6%で、「やや関心がある」が15・5%、「気にはなっている」18・7%だった。
「関心がない」「あまり関心がない」は計47・0%。
別の設問も加味して集計したところ、地方移住を具体的に計画している「計画層」は222人、情報収集している「検討層」は1147人、興味はあるが行動していない「関心層」は3612人、関心のない「非意向層」は4697人だった。
それぞれの平均年齢を見ると、非意向層が41・3歳、検討層が40・4歳、関心層が40・1歳なのに対し、計画層は35・7歳と最も低く、年齢が若いほど移住の意向が強い傾向がうかがえる。
地方暮らしに関心を持つ人に複数回答で理由を聞いたところ「豊かな自然環境がある」が54・8%でトップ。
「生まれ育った地域で暮らしたい」が16・2%、「東京圏での生活が合っていない」11・1%と続いた。
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