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湯川中学校で福田恭巳選手招きスラックライン体験会 〈2017年1月24日〉

2017年01月24日 08時30分00秒 | 記事

プロの技を披露する福田選手

ベルトの上を歩く子どもたち


 御坊市内の有志でつくる仮称「M・T・Bラインクラブ」(宮路亮平代表)は22日、湯川中学校体育館で管内初の「スラックライン体験会」を開き、親子や中高校生約250人が参加。日本女子トップ選手で世界ランキング1位にもなったプロスラックラインライダーの福田恭巳選手(24)=千葉県=がプロの技を披露し、体験した子どもたちは「面白かった」と好評だった。3月をメドにクラブ化し、本格的な活動を始める。

 スラックラインは、二点間に張り渡したベルト状の専用ラインの上を歩いたり、飛んだりして楽しむスポーツで、国内でも競技人口が増えている。市内の有志でつくる同クラブは「スラックラインはすべてのスポーツの基準となる体幹、体のバランス、精神の集中力が高められるスポーツ。親子で気軽に楽しめるので御坊市でもクラブ化を図り、活動していきたい」と、管内で初の体験会を開いた。
 講師には現在、日本オープンスラックライン選手権5連覇中で日本ランキング1位、平成25年に世界ランキング1位になり、世界を舞台に活躍している福田選手をはじめ、一般社団法人日本スラックライン連盟のA級インストラクター、草刈宏之さん=枚方市=らを招いた。草刈さんが競技の説明をしながら福田選手が長さ約8メートル、高さ約1メートルに張り渡したライン(幅5センチ)の上で飛び跳ねるなどプロの技を披露し、技を行う度に歓声が上がった。
 実演のあと、長さ2メートル、3メートル、4メートルの3本のラインを30センチ程度の高さに張り、その上に立ったり、歩くといった基本を体験した。幼児や園児、小学生は支えてもらいながらラインの上を歩いたが、何度もやるうちに一人でも歩けるまで上達した子どももいた。中学生は一人で歩けるようになり、高校生はラインの上で飛ぶ技に挑戦するなど年齢に応じた体験を行い「難しいが、面白かった」と好評だった。
 主催者は「3月をメドに正式なクラブを設立し、10人程度集まれば活動を始めたい。年齢、性別は問いません。親子での参加も大歓迎」と、入会を呼びかけている。今のところ湯川中体育館を借り、週1~2回練習する予定。当面無料だが、入会時にスポーツ保険の加入が必要。問い合わせは宮路さん(携帯電話090・1910・7440)へ。


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