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小学生相撲関西B大会 井ノ上力也君(野口小6年)準優勝、全国へ 強豪退け初出場の切符つかむ 〈2019年8月29日〉

2019年08月29日 08時30分00秒 | 記事

 

個人戦で活躍した井ノ上力也君


 令和元年度JOCジュニアオリンピックカップ第32回全日本小学生相撲優勝大会関西ブロック大会は25日、京都府立伏見港相撲場で開き、個人戦6年生の部で井ノ上力也君=野口小、154センチ、56キロ=が準優勝。決勝で敗れたものの持ち前の低い姿勢からの攻めで、全国レベルの大会でも上位に入る強豪を退け、初の全国大会出場の切符を手にした。

 個人戦6年生の部には各地方予選を勝ち抜いた23人が出場。トーナメントで競い、3位入賞(ベスト4)以上が12月1日に東京都の両国国技館で行う全国大会に出場できる。
 井ノ上君は初戦の2回戦で麻田遥人君(大阪B)に寄り倒しで白星。3回戦の井上耀君(京都C)には組み手を許し、持ち前の下から突き上げる攻めを封じられたが、最後は得意の下手投げを決めた。準決勝の武甕悠介君(京都B)には本来の相撲を取り戻して優位に試合を進め、引き落としで土をつけた。決勝は何度も対戦している奥田蒼真君(大阪A)。攻めの姿勢を崩さず粘りを見せたが、最後は押し出しで敗れた。
 井ノ上君は、わんぱく相撲御坊場所で年中から出場して8連覇を達成、小学1年から有田少年相撲育成会に入って相撲の基本から学び、めきめきと頭角を現し、4年から出場権が与えられる「わんぱく相撲全国大会」へは6年まで連続出場し、県レベルの各種大会で優勝するなど活躍。
 井ノ上君は「今大会は自分の相撲がとれたので良かったが、決勝戦で負けたので悔しい」と話し、初出場となる全日本小学生相撲優勝大会には「上を目指し、負けた相手にリベンジしたい」と力を込めた。


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