EEパークで歓迎を受ける往年の名車
近畿地方を舞台にした国際クラシックカー連盟公認のクラシックカー春の祭典「ラ・フェスタ・プリマベラ2019」が19日から始まり、21日朝に往年の名車約70台が日高地方を走行した。日高港新エネルギーパーク「EEパーク」(御坊市)と日高川交流センター(日高川町)のチェックポイントや沿道では住民らが旗を振って出迎え、市町長らが特産品を贈るなど地元のPRに努め、ドライバーを激励した。
東京で開催している姉妹イベントと並んで国内最高のクラシックカーイベントで今年11回目。県内がコース入りするのは9回目。主にヨーロッパで1925年から1950年代に製造されたスポーツカータイプのクラシックカー約70台が参加。19日に名古屋市の熱田神宮を出発し、三重、和歌山、大阪、奈良、兵庫を走行し、22日に京都市内でゴールした。
管内には20日夕方に入り、みなべ町のHotel&Resorts「WAKAYAMA-MINABE」で宿泊。21日午前7時に順次出発し、7時30分から8時30分にかけてEEパーク、8時5分から9時5分にかけて日高川交流センターを訪れた。
EEパークでは柏木征夫市長、向井孝行市議会議長、吉田擴御坊商工会議所会頭、第7代宮子姫の野口美晴さんと弓場蝶乃さん、宮子姫キャラクターの「みーやちゃん」をはじめ地域住民が出迎え、市長らがドライバーに「幸せくるる御坊のお菓子」を贈り、御坊をPRした。港内では車の能力テストも行い、華麗に走行するクラシックカーに見入っていた。
今年も歌手の堺正章さんやクレイジーケンバンド・ボーカルの横山剣さんが参加し、沿道の人たちに笑顔で手を振った。
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