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印南町 西ノ地橋(町道)来年度供用へ 切目川河川改修事業の一環で県が新設 〈2022年1月19日〉

2022年01月19日 08時30分00秒 | 記事


このほど完成した西ノ地橋(左は現橋)


 建設中だった印南町西ノ地地内の切目川に架かる西ノ地橋(通称中学校橋)がこのほど完成した。町道に架かる橋だが切目川河川改修事業の一環で県が工事を発注し建設した。町道への取り付け工事が残っており完了次第、町に引き渡すことにしており、町は「来年度中の供用開始をめざしたい」としている。

 町道中学校橋線の切目川に架かり島田地内の生徒が切目中学校への通学に利用することから通称・中学校橋と呼ばれる西ノ地橋は延長61・2メートル、全幅5・2メートル(車道4メートル)。今回、県が取り組んでいる切目川河川改修事業の一環で現橋南側に新設。平成29年度から着手し、令和元年度から橋の建設に取り組み、このほど完成した。延長、全幅とも現橋と同じで、施工費は3億1500万円。
 町道への取り付け工事が残って入り、工事が完了次第、県から町へ引き渡し供用開始する。供用後に現橋を県が撤去する。
 西ノ地橋架け替えは平成4年から県が河口~羽六橋間約6・5キロで総合流域防災事業として取り組んでいる切目川河川改修事業の護岸工事に伴い実施。平成23年9月の台風12号で被害が出たことから楠本橋から古屋ゆ堰まで1・9キロの区間は災害関連事業で平成23年度から着手し27年に完了している。残事業費は約10億円と見込まれ、早期完成には予算確保が課題で町は国に予算確保にむけた要望活動に力を入れており、昨年9月には日裏勝己町長が上京し、当時の二階俊博自民党幹事長や国土交通省幹部に今年度以上の予算配分を強く要望した。
 西ノ地橋の施工業者は次の通り。
【施工】竹中建設(株)=印南町西ノ地、竹中勝代表=▽(有)新紀建設=同町古井、竹村寧倶=▽(株)古部組=日高川町山野、仲修美代表=。


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