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日高川町長選挙 新人・久留米啓史氏が独走態勢 〈2017年5月12日〉

2017年05月12日 08時30分00秒 | 記事

近づく告示日に向けて支援者らが態勢を整える久留米氏の事務所


 日高川町長選挙(16日告示、21日投開票)は、告示まであと5日となったが、立候補予定者は新人の農業、久留米啓史氏(60)=江川・無所属・前町公室長=だけの独走状態が続いている。同陣営ではすでに町内23カ所でのミニ集会を終え、後援会員も有権者の過半数を超える4460人を集めるなど、万全の臨戦態勢で告示日を迎えようとしているが、新町誕生後初の無投票当選が濃厚で、一日限りでの選挙戦となりそうだ。

 平成17年5月1日に川辺町、中津村、美山村の3町村合併で日高川町が誕生。合併後まもなく初の町長選が行われて以来、3期続けて一騎打ちの激しい選挙戦となった。合併から12年が経つ中、再選有力とみられた現職の市木久雄町長が出馬を断念し、事実上の後継者として久留米氏が出馬に名乗りを挙げた。有権者の中には、市木町長の実績を評価する声や町を二分した過去3回の激戦を避けたいという思いもあって、対抗馬が現れない状況で告示日が近づいてきた。
 同陣営では、4月11日から5月5日までに川辺地区全域で15カ所、中津地区は旧小学校単位の5カ所、美山地区でも3カ所でミニ集会を開催。久留米氏本人が政策目標を訴えながら支持拡大に努め、5月に入って後援会報第2号を発行するなどの活動を続けてきた。
同後援会では、後援会員の募集にすでに有権者の過半数を上回る4460人が集まり、盤石の態勢を固めているが、三村康雄後援会長は「選挙戦に突入するつもりで支援者の皆さんが頑張ってくれている。このまま気持ちを引き締めて告示日を迎えたい」と話している。
 立候補の届け出は、16日午前8時30分から午後5時まで町役場本庁3階会議室で受け付ける。期日前投票は17日から20日まで本庁と中津、美山両支所と小川地区で行い、本庁が午前8時30分から午後8時、両支所は午後6時まで。投票は午前7時から午後6時まで町内31カ所で行う。21日午後8時から川辺西小学校体育館で即日開票する。
 3月2日時点の選挙人名簿の登録者数は8567人(川辺地区5328・中津地区1742・美山地区1497)。


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