紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

アジア・オセアニア高校生フォーラム(29日~31日) 〈2020年7月31日〉

2020年07月31日 08時30分00秒 | 記事


フォーラムに参加した川合咲穂さん(左)と小早川えりかさん


 平成26年度に日高高校が100周年記念事業として行った「アジア高校生フォーラム」の意思を引き継ぐ、県主催「世界との対話と協働‥第6回アジア・オセアニア高校生フォーラム」は29日に開会。新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今年は、全プログラムをウェブ会議形式で行った。

 生徒らは自校や自宅からパソコンを通じて参加。日高高校からは、川合咲穂さん(2年)が意見発表、樫木彩さん(同)と小早川えりかさん(同)は、それぞれ津波・防災対策、観光・文化の分科会で討論に参加した。
 川合さんは、観光・文化の分科会で「Tourism of Mihama town(美浜町の観光)」について意見発表。観光に訪れた人にお薦めの場所を紹介できるくらい、自分たちの町のことは自分たちが知るべき、旅行の際はインターネットで検索するのが主流なので、外国語にも対応し、分かりやすい情報を盛り込んだ魅力的なウェブページをつくるなどのアイデアを提案した。
 発表を終えて川合さんは「すごく緊張した。シンガポールの人がネイティブすぎて、質問に答えるのが難しかったが、自分の言いたいことは言えた」と話した。
 参加したのは、日高など県内12校22人のほか県外5校5人の日本人高校生と、インド、オーストラリア、タイ、中国、シンガポール、モンゴルなど海外19の国・地域から各1人の外国人高校生。全てのプログラムの使用言語は英語で、津波・防災対策、環境、観光・文化、教育、食糧問題-の5つの研究課題について、各分科会で意見発表や討論を行った。
 開会式や分科会の様子はライブ配信され、県国際課ホームページにある視聴用URLから見られる。3人は31日までの3日間参加し、最終日は分科会のほか、討論のまとめ発表、閉会式、オンライン懇親会に参加する。


 その他の主なニュース

印南町、コロナ臨時交付金事業2次補正実施計画をまとめる

島東正会自主防犯組織隊に市長感謝状を贈る(御坊市)

「2020  夏  高校野球和歌山大会」日高、日高中津兄弟校そろって3回戦進出決める

県道御坊由良線整備促進協議会が仁坂知事に整備促進を要望

この記事についてブログを書く
« 少年メッセージ大会 久堀美... | トップ | 御坊市が犯罪率県下ワースト... »
最新の画像もっと見る