パンフレット、レシピブックで、ひだかブランドPR(手前は関連商品)
国交省の「クルーズの更なる寄港促進を通じた地域活性化事業」を活用し、日高広域観光振興協議会(金崎昭仁会長)が「日高港へのクルーズ船寄港に向けた食と観光プロモーション事業」で作成した「ひだかブランド」のパンフレットと食レシピブックが完成。国内外の船社に日高地方の観光ツアー、日高の食を使った料理メニューを提案するなどブランドの周知と購買促進に向けたプロモーション活動に力を入れる。
日高港には国内最大「飛鳥Ⅱ」をはじめ「ぱしふぃっくびいなす」「にっぽん丸」が定期的に寄港。寄港時はオプションツアーが行われるが、行き先のほとんどが白浜や高野山など管外のため、日高地方の魅力を高め、滞在時間を増やし、地元でお金を使ってもらおうと、国の事業を活用し、協議会が認定した「ひだかブランド」を生かした食と観光プロモーション事業に取り組んでいる。
ブランドの周知と購買促進を図ろうと「ひだかブランドパンフレット」と「ひだかブランド一週間レシピブック」をそれぞれ5000部つくった。パンフレットはA4カラー12ページで南高梅、ゆら早生、金山寺味噌、きしゅううすい、紀州あかもく、ごんちゃん、かきまでご飯の素、衣奈わかめ、松ブランド野菜など全15ブランドと取扱事業者の41商品を写真入りで分かりやすく紹介している。
レシピブックはB5版カラー12ページで、1日目は松きゅうりと松トマトとささみの冷製パスタ▽2日目はあかもくそうめん、あかもく丼▽3日目はうすいごはん▽4日目はかきまでごはん▽5日目は南高梅スーラーうどん、ゆら早生サンド▽6日目は金山寺味噌餃子▽7日目は南高梅しゃぶしゃぶ、若鶏金山寺味噌マヨネーズ焼き-の日替わりメニューのレシピを掲載している。
レシピは、クルーズ船の船内料理として提供できるメニュー、乗船客や地元も含めて日ごろ家庭で簡単につくれるメニューをあわせて考えた。7日目のメニューは、みなべ町のリゾートホテル「WAKAYAMA MINABE」と連携して開発し、南高梅しゃぶしゃぶは同ホテルで提供。あかもく丼は由良町の平佐館で提供している。
プロモーション活動として13日に東京ガーデンテラス紀尾井町で開催中の和歌山名産品展(12日~21日)に出展し、パンフレットとレシピを配り、ブランド品も持参して日高地方の食と観光をPR。翌14日は「飛鳥Ⅱ」の船社、外国船の船社を訪問し、船内料理への採用、乗船客へのPRなどをセールスする。日高地方の各種観光体験メニューを組み合わせたオプションツアーも提案する。
「ぱしふぃっくびいなす」と「にっぽん丸」の船社にはリモートでセールスするほか、日高港に31日寄港の「ぱしふぃっくびいなす」、4月27日寄港の「にっぽん丸」の乗船客にPRする予定。パンフレット、レシピは日高振興局、管内市町、JR駅、道の駅、印南SAなどで配布するほか、県内外の各種イベントでも活用する。
抽選で10人にプレゼント
HPから感想を
パンフレットとレシピブックは、同協議会のホームページに掲載。見た感想を寄せてくれた人の中から抽選で10人に、パンフレットに掲載の関連商品の中から1人につき1商品プレゼントする。
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