Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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あとほんの僅かで完成ですね

2014-04-20 21:05:29 | Ferrari275GTB
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今日は昨日と連続で曇り空でしたね、ほんの時々は太陽が顔を出す事も有りましたが、ほんの少しでした。
昨夜自宅に帰る時は雲がなく星が出ていまして今日の朝は放射冷却で冷え込むのかな??と予想させるに十分だったのですが思いの外冷え込まなかった・・・農業を少しでもやっていると天気とか気象について敏感になるのかもしれません。
最近かなり気になるんですよ(笑)

さてもう少しになっているフェラーリ275GTBですが、まだリアバンパーのメッキが出来ないらしく完全に完成はしないのですがいよいよ残りの部品が少なくなってきました。
まず昨日までの画像をアップしておきます。下の画像ではフロントから近接して撮影していますのでキャビン部分が小さく見えますが実車はそんな事はないのでご安心を!
フロントまわりはほとんど組み付けが完了していますこれ以上取付けるべき部品は無いと思います。

上から見てもこんな感じです、ほら!キャビン部分が著しく小さい事はないでしょ!
残るはリアのエンブレムとメッキがまだのリアバンパー、完全に新しく作らないといけないのはバックランプくらいでしょうか・・・。
そうだ!リアバンパーに付くナンバー灯も作らないといけませんね~。

今日はまず
リアのトランクに付くエンブレムを・・・
エンブレム自体はステンレスのエッチングなのですが、このまま貼ってもキラッと光らないのです。
磨きをかけなきゃね~ただしエンブレムの様な細かな物に直接バフを当てると歪んだり壊れてしまったりします。
なので一度切り離してアルミ板に瞬間接着剤で貼付けます、この時に注意するのは全体をきちんと接着する事です。
跳ね馬のマークとかの馬の足がきちんと接着してないとバフをかけた途端に曲がってしまいます。
このままですとエンブレムの上側に接着剤が出ている部分も有りますから800~1000番程度のペーパーでエンブレムの上側の接着剤を削ってしまいます。

ペーパーでエンブレムの上側をけずって奇麗にエンブレムの上側の接着剤が取り除けたらいよいよバフがけです。
ピカピカになるまで研磨剤を付けたバフをかけます。

奇麗になったからと言ってナイフの先でエンブレムを剥がしてはいけませんよ。
せっかく変形をさせずに磨いたエンブレムが歪んでしまいます。
アセトンに浸けて接着剤を溶かします。

貼付けには位置決めがポイントになります。
マスキングテープを細切りにした物をボディに貼付けて車体の中央になる部分に印を入れます。
2本有るのはこの間に跳ね馬のエンブレムが来る様にする為ですね。

全てのエンブレムを貼ってからマスキングテープを外します。

つづいて
バックランプです。
バックランプはリアバンパーの下側中央にぶら下がっています。
バンパーに付いているのかボディなのかシャーシなのかよくわからないですね。
よく見るとバンパーのすぐ奥側でボディに取付けられている様ですね。
多分裏側にはシャーシの一部が延ばしてあって補強されているのでしょう。
場所が確定しましたので今度は本体の制作です。
いくらバンパーの下で見え難い場所と言ってもエッチングをペタッとはって・・・と言うのでは面白くないでしょう。
きちんと奥行きの有る部品を作りましょう。
私のモデリングはこれの繰り返しですから・・・
まずはこんな物を作ります!
真鍮の丸棒を削っています・・・何だかわかるかな??

もう一つ
鋳物製のスチールブロックに掘り込みをしまして・・・

そうですプレス型を作ったのです。
一般的に四角いバックランプを作る場合簡単に作るならメタルの板を削って作るのが一番手っ取り早いですね。
しかし、何となくですがバックランプは無垢のイメージじゃない、せっかくならプレスで作ってみようと思いました。
少しずつ修正をしながらプレスして様子を見ます、素材は0.2mmの真鍮板を焼き鈍した物です。
絞りが深いのか切れてしまいますね・・・

やっと切れていない部品が出来ました。
まあ今回は1個出来ればOKなので無理にプレス部品を作らなくても良かったのですが・・・

一ヶ所だけ穴を開けて0.5mmの真鍮線を半田付けします。
まあ持ち手を付けたと言う事も出来ますか・・・ね。

外形をペーパーを使って仕上げてゆきます。
かなり細かいので結構大変かな!?

レンズはエッチングにメッキを施した物にしようかと思っていますが・・・まだ未定です。
塩ビ板で作った方が良いかもしれませんね・・・私らしいのはどっちだ??

完成が近くなってきましたね

2014-04-19 20:36:21 | Ferrari275GTB
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今日は朝から曇りでした、春らしく霞みがかかっていますがこれはPM2.5でしょうか??
今年は例年に比べると少し寒いのかもしれないですね、昨年と比べると中庭の芝生の伸びが余り良くない様な気がします。
少しずつは緑の葉っぱがのぞいていますが一面緑というにはまだまだと言う感じですね。

今日は夕方から文化協会の展示物を撤収に行かなければならないので朝からしっかりと制作をしています。
昨日事務のNさんから確認の電話が有ったので多分男手が足らないのでしょう・・・(笑)と思ってゆきましたが意外と皆さんお出かけ頂いていましてお陰さまで早く撤収する事が出来ました。

さて制作ですが昨日改めて制作したFウインドモールを取付けました、275GTBはフロントのウインドのRが結構きついのでやっぱりバキュームが正解かな~。平板をそのまま接着すると後で必ず外れてしまう様な気がします。
もし、より良い方法を・・・と言うならウインド面に合わせてRをバキュームしておいて外張りにしてモールを付けるのが良いのかな!?

メッキに出していた部品が帰ってきましたのでエキゾーストのエンドパイプを取付けました、オ~やっぱりメッキのテールパイプはシャープですね。

エキゾーストのエンドパイプにデカールを貼ります。
何の?と思われるかもしれませんがメッキのエンドパイプと本体の間に赤い部分が有るのです。
この部分は塗裝かデカールか迷う部分なのですが実車ではこの部分が赤いビニールテープを貼って有りますので、1/43でもデカールを使う事にしておきましょう。使ったのは古いモデラーズのカラーデカールですね。

出来るだけ細くカットしたいのですがデカールではそれも限界があります、いくつかカットしておいて水に浸けて具合を確認しながら貼付けます。
実車ではビニールテープが貼って有ると書きましたが、20年位前でしょうか?ポルシェ914に乗っていまして余りにも空冷4気筒のエンジン音がしょぼかったのでアンサマフラーを新品で取り寄せて付けました。
ここがビニールテープでしたので熱で焼けてしまいすぐに剥がれてしまったのが大変残念だった事を思い出しましたまあミッドエンジンなので熱源が近かったのだろうと思います。

左右で1本づつ貼ってみました、やっぱりかっこいいわ~!

あっと言う間に4本全て貼りました、細いパイプに巻かなければならないのでマークソフターを付けながらやっとの事で貼り終えました。

一応の部分まで完成しましたのでシャーシの上に乗せてみます・・・。
なんとなかなか良いじゃないですか!

ついでに2本のワイパーも取付けてみましょう、ワイパーアームを止めているシャフトの部分は金属リングを一つだけ介して接着してみました。

ワイパーアームを取付けたら次はウォッシャーノズルです、275GTBの場合は2本のワイパーの間に左右2個ノズルが付いています。
ノズルは何も準備していませんでしたのでインセクトピンの頭の部分だけをリューターで削って整えておきます。
そのまま接着しても余りにも小さいので問題無いかもしれませんが一応リューターで整えて置きました。

形状を整えたインセクトピンをボディに取付けました、ちょっと小さいかもしれませんが実車でもそう目立つ事がないのでこれで良いかと思っています。

トランクフードのオープナーを取付けます。
このオープナーは250GTOのドアの物と同じでしょうか?
少なくとも形状は同じではないかと・・・

ドアハンドルもメッキ部品でしたね。
これも早速取り付けです・・・
ズレない様にマスキングテープを貼っておきましょうかね。

フロントバンパーも取付けましょう、どんどん形状が変わってゆきますね~刻一刻と完成が近くなってきます。

次はトランクヒンジですね。
この辺りは何も考えなくても良いのでどんどん進みます、何故考えなくても良いかって?
仮組の時にしっかりと考えているからですよ(笑)

ウインドを合わせます・・・ちょっとだけトラブルも(笑)

2014-04-18 17:52:57 | Ferrari275GTB
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昨夜は雨が降って今日は少し気温が下がりましたね。
昨日はあれだけ暖かかったのに・・・。
なかなか丁度良いというのが無い今年の春ですね。
昨日、畑で何気なくタマネギを眺めていたら早生のタマネギが結構大きくなっている事に気が付きまして少しだけ収穫して見ました。
収穫したら試食してみないとね~、早速ですがスライスしてサラダにしてみました。
独特の辛みも無く甘くて美味しいタマネギになってくれました・・・!
昨夜の雨でまた少し大きくなってくれるでしょう、一雨ごとに大きくなってくるんですよね~この時期のタマネギは。

さて昨日作ったバキュームのウインドウですが今日は切って削ってボディに合わせてみましょう。
今まで箱車を作る場合にはバキュームのウインドは使わなかったのですが、275GTBのフロントウインドの形状を正確に作るとアニメセルを使う従来の方法では奇麗に貼る事は出来ても耐久性に問題が出る可能性が有りました。
何故、僕がバキュームが好きでないかと言うとボディとの接合部にバキュームの絞ったRが出てくるからなのです。
ウインドの端が丸まっているのが好きじゃ無いんですね~。
この問題点を解決する為にウインドの端の部分にウインドモールを取付けてみる構造を採用してみました。
まずは簡単なリアからです・・・接着は今回裏からエポキシ接着剤を爪楊枝で流してみました。
仮止めでテープだらけになっています(笑)

数分間経過して接着剤が硬化しましたらテープを剥がしてみるとこんな感じになりましたウインドの端の部分が曲がっているのがわかりますね~。

この部分にモールを置いてみました。
まだ接着はしていませんがこんな感じになります、丸まった端の部分が隠れてしまいます。
箱車のウインドの表現は奥が深いですね~どれが正解なのか難しい判断になりそうです。

モールを接着します。
モールの接着はシンナーで溶いたクリアボンドです、これですと後で掃除をするのも簡単ですし何度でも心ゆくまでやり直しが出来ますよね。
四隅は浮かない様にマスキングテープで押さえております。

フロント側も仮に合わせてみていますが形状が複雑なので仮止め用のテープの数が多くなります(笑)

この後形状を直す為に微調整していたら・・・壊れてしまいました・・・金属疲労ですね。
微調整でしたが何時間も微調整していたら金属疲労をしますよね・・・

改めて何時間もかけてウインドモールを作りました。

幸いにしてボディは無傷だったので良かったですよ、この上にボディに傷が付いたら大変な事です。

ウインドパーツの作り直しです

2014-04-17 18:26:49 | Ferrari275GTB
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今日は初夏の様な陽気でしたね。
暖かいというよりは暑い!と感じました、中庭の芝生もカラカラで水を欲しがっていましたので朝から移動式のスプリンクラーで撒水しています。
何が良いかってずっと付いてなくても撒水出来るのが良いですね・・・ついつい忘れてしまう事も有りますが・・・(笑)

中庭を歩いていますと野鳥を見る事が多いですね、鳥インフルは気になりますがまあこれも自然の事なので仕方ないでしょう。
渡り鳥からは逃げる事が出来ませんからね~今日はこんなお客さんが来ていました、彼は(彼女?)歩くのがとても速くあっという間に写真を撮れない程離れてゆきました。

先日作ったフロントフェンダーのウインカーを塗装しています、オレンジでは少し感じが違う様なのでアンバーを目指して少し調色しています。
本当に微妙な物なんですが・・・

ウインドの原型を少し直しました、上側の両側の角が少し寸法が足らない事下側を長めにしておいてボディの部分に接着代を稼いでおこうと考えています。その為にはこの下の部分を少し長めに延ばしておきたいのです。
ポリパテを盛って削っています。

サフを塗って表面の平滑を確認します。
埃が少し噛んでしまいましたので1000番のペーパーで落としてから塗り直しました。
こんな時にもウレタンサフは膜厚が厚めに塗れる事またそんな塗り方をしても硬化が速い事で作業性は非常に良いですね。

ウレタンサフが硬化するまでにワイパーを作っておきましょう。
キットではワイパーもメタル製でしたので余りにも存在感が有り過ぎますから最初から使う気は無かったですね。
洋白線を潰した物を切って曲げています。

ハンダ付けをして組立てますがここには最小限のハンダで接続しなければなりません。
流しし過ぎるとせっかくのディティールが潰れてしまいます。

ブレードの部分は完成しましたので続いてアームを作ります。
アームの取り付け部分は少し太めで先に行く程細くなっています削って仕上げています。

ボディに合わせて見るとこんな感じです・・・真上から見ていますので1本の線にしか見えないのですが・・・。

横から見るとちゃんとワイパーしています(笑)

さて修正したウインドの原型のサフが硬化しましたのでこれでやっとバキューム出来ますね。
いつもなら電熱器を使って過熱するのですが・・・今回はリトルホイールの北澤さんが以前ご紹介されていたホットプレートを使ってみます。
北澤さんは最近お忙しいのかブログの更新がされていないのは残念ですが、FBの方には更新されているかもしれないのでブログからFBに軸足が変わっていきているのかもしれませんね。
さて電熱器ですが、これはホットプレートが正解かもしれませんね。
電熱器ではどうしても過熱し過ぎになる傾向が有りますがホットプレートはサーモスタットが付いていますので180度くらいに設定してしまえば放っておいても高温になる事は有りません。
また素材によっても必要な温度が異なりますので調整が出来るのも良いですね。
ホットプレートの上に箸を2本乗せておいて塩ビ板が直接ホットプレートに当たらない様にする事が必要ですね。

こんな感じで桃象に掃除機を連結して引きながらバキュームします。
素材は今までの塩ビ板とPET板を使いましたが後者の方が透明度が良い様に思いますが、結論を出すのはボディに削りあわせてからの方が良いかもしれませんね。
加工のしやすさも評価の基準の一つですからね。

ちなみにホットプレートと塩ビ板が当たるとこんな感じで溶けてしまいます。
幸いにしてテフロン加工がしてありますから簡単にはげますけど・・・(笑)

削りあわせは明日の作業になりますね、失敗しても良い様に(笑)沢山作っておきました。

夕方になって郵便箱を見るとメッキの部品が戻っていました。
リアバンパーの部分から下は銅線が切れた様ですね・・・。

やっぱり本物のクロームメッキは良いですね。
マフラーエンドなどがアルミの磨き出しとは全く質感が違うんですよ~!


カメラの電池が・・・切れてしまいました!

2014-04-15 21:00:48 | Ferrari275GTB
今日も晴天で大変過ごしやすい気候だったのですが・・・ちょっとガッカリな事がありまして凹んでいます。
がっかりと言うのは製作に関しての事では有りませんのでご安心を・・・。
まあ気持ちが癒えたらダイアリーの方にでもアップしますので(笑)
ダイアリーを読んでみて下さい。

さて今日は前置きを短く製作に入りましょう。
今日は写真がたったの3枚だけです、製作が進まなかった訳じゃなくて「さあこれから!」と思った所でカメラの電池が無くなってしまいまして写真が撮れなかったのです。
製作が進まなかったのなら最近入手したキットでもアップしておいて・・・と言う事になるのですが、電池が無いのでは座像が撮れないのです。

今日の製作の第一目標はリアバンパーの発送の所まで進みたいのです。
昨日作ったリアバンパーに取り付け用のステーをハンダ付けします、余分なハンダが表まで回らない様に気を付けます。
メッキの部分にハンダが乗っても問題ないとは言いますが滑らかなメッキの表面ですから一応な状態の方が何かと安心です。

ボディの取り付けてバランスを確認したらこれでやっと発送が出来ます。

ア”~そうだバフ掛けをしておかなければいけませんね・・・
発送の前にバフをかけてピカピカに仕上げまして・・・発送の前にメッキ屋さんに電話を入れてお願いをしておきます。
どうやら残りのパーツは本日郵便局に投函されて出発したらしいです木曜日には届くかな・・・まだ残っていたらこのバンパーが仕上がるまで遅らせてもらおうと思ったけど・・・先方は急ぎである事で気を効かせてくれたらしい。
事務のお姉さん(多分声の様子では20代の中盤か??)ありがとうございます。

されウインドウに移りますが・・・どうもバキュームの修正が上手くいかないですね。
研磨してクリアーを塗ってやったらどうも艶が復活しない・・・
もう一度他の方法で作り直してみよう。

まあ初心に帰るという奴ですね・・・
とここで電池切れになってしまいました・・・。
こうなると撮影無しで進めた方が良いのか若干不安ですね。
これで明日は仕事決定ですね・・・(フッ~!)