Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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カーボンデカールがやっと目処がつきました

2022-09-04 20:53:24 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は大変天気が良くて暑い1日でした。
台風が北上してくると言うのが嘘のような天気です。
暑かったですが今日も畑からです。

オクラはいつも通りに小さなバケツに1杯分ありました。
このオクラは今日のランチに使います・・・(作るのは家内です・・・笑)

茄子ですが昨日食べたものが種が固くて不評だったので・・・多分収穫時期が遅かったので種が育って固くなってしまったんでしょうね。
実そのものが硬くなったり・・・種が固くなったりと・・・なかなか農家は難しいです(笑)
なので今日も茄子の収穫です・・・底の方にはピーマンも入っていますがソコソコの大きさのバケツに山盛りになってしまいました。

少し前に種をまいた高菜も芽が出てきました。
早いですね〜いつもはもう少し時間がかかると思いますが、植物はもう秋である事を認識しているのかもしれませんね。
種袋の前のブルーのポットに1本だけ出ています・・・見えるかな??
その手前側のシルバーのポットにも1本出ていますが・・・(笑)

こちらは昨年の種の残りで2022年4月までの有効期限のものですが・・・こちらも元気に芽が出始めました。
使用期限は切れても・・・まあこれは人間の都合なんでね・・・。
この写真ではちょっと見えにくいですが・・・左下の隅に緑のものが見えますね・・・これが双葉です。

今日も無難に厨房係を終えまして・・・
本業です。
昨日、お客様とは別の方からどうやってデカールを作るのか質問がありまして・・・。
あまり参考にはならないだろうけど・・・一応お答えをしておきましょう。
まずデカールの中から大きさは違うけど使えそうなデカールを透明な板に貼りました。
下には黒い紙を敷きましょう・・・。

スキャナーを使ってスキャンします。
加工は最初にフォトショップです・・・

必要な部分(バーコードの部分ですね)だけを選択しまして書き出しまして階調を反転します。
理由は黒い部分しか印刷しないからなんですね。

次にこのデータを保存してイラストレーターで開きます。
イラストレーターの場合大きさが自由に調整ができますが外形がきちんと決まってないと(余白の部分がないことが条件です)正確な大きさにならないのでフォトショップで必要な部分だけになるように切り取っておくのです。
つまりこのデータを24.6%ほどに縮小します。

幅が18.287mmなので4.5mm程度になるように画像全体を縮小します。
そこからがまた手間が掛かるのです。
当然ですがこの状態で印刷してもいいのですがデータをイラストレーターで作ることでシャープさが違ってきます。
つまりこれをイラストレーターでトレースして新しいデータを作るわけです。

で印刷しました・・・
しかし細かなデータを起こしてもプリンターには限界がありますからデータ通りにはゆきません。
これは仕方がないことです。
一番良い印刷状態のものを選んで使います。

なぜ今日デカールの作り方をアップロードしたのかと言いますと・・・
もうカーボンデカールを貼ると言う作業をご覧になっている方も飽きてこられたんじゃないかと・・・(笑)
でもしょうがないのです・・・これは仕事なんでねお客さまが飽きたと言われても止めるわけにはゆかず・・・。
また細かな空力パーツに貼っています。

こんなアンダーパネルの裏側の部分にも・・・

ボディの後部にもね・・・
私の希望ではなくお客様の希望なんです。
しかしながらデカールを貼りますとその厚み分シャープさが無くなって来るのも事実なのです。
みなさんよくカーボンデカールを貼ってくれとおっしゃいますけどね・・・最良ではないと思います、特に1/43以下のスケールの場合にはね。

また元に戻って・・・バーコードデカールですが・・・。
タメオキットの一番小さなバーコードデカールは実は問題がるのです。
バーコードの一本一本の幅が全部同じなのです。
実際には幅が広いものと狭いものが混在しています・・・
雰囲気が違うんですよね・・・。
幅が違うバーコードが並んでいるのがわかりますかね〜??

さてここからは本日の残業物件からです。
比較的最近のトラックにはサイドバンパーが標準装備なんですね。
私の子供の頃にはこれがなくて左折の時に子供が巻き込まれるような交通事故が多かったですね。
・・・でプラモデルの部品を切り出しました。
このままポンポン接着できればこんなに簡単な仕事はありませんが、そんなに簡単にはゆかないのです。
プラモデルでは上の2段はC型のチャンネルで作られていますが一番下はパイプの様な丸いものなんですね・・・。
実車の写真を確認しますと一番下もC型のチャンネルで作られていますのでここを加工します。
下の写真で右側は加工前、左側は加工後です。
一番下のパイプの部分を切り取っています。
縦側のステーはそのまま使えるように残しておくのがポイントです。

1.0mmのプラ板を使って3段目のバンパーを作ります。
両サイドは上側と同じように斜めに曲げますが・・・これがまた簡単にはゆかないのです。
裏側に切れ込みを入れて曲げますが戻ろうとする復元力があってうまくゆかないのです。
仕方がないので切れ込みを入れた部分を熱したハンダゴテに近づけて柔らかくしてから曲げます。
こうする事でプラ板が部分的に柔らかくなって曲げやすく、しかも復元力がなくなって元に戻ることはありません。
但し、ハンダゴテは400°位ですのでプラ板をかなり近くまで近づけなければなりませんから火傷をしないように注意は必要ですね。
しかもプラ板がハンダゴテに当たりますと簡単に溶けてしまい使えなくなってしまいますから注意が必要ですね。

3段目も上の2段と同じようにC型チャンネルの仕様のサイドバンパーが完成しました。

早速ですが所定の位置に取り付けます。
サイドバンパーの高さは純正のものと同じなので多分大丈夫だと思いますが・・・まだタイヤが付いてないので・・・少し不安が残ります。

そしてキャビンとシャーシと荷台の下側を仮組みしてみます。
雰囲気は良さそうな感じですね。

続いて後ろ側の荷台の扉を加工します。
この辺りは横からの写真がないので想像しなければなりません・・・と思っていたら昨日帰り道に前を走っていたダンプの後ろ側が同じような感じになっていました。
しばらく後ろを走って観察させてもらいました。
全く同じかどうかはわかりませんが・・・多分大丈夫でしょう。
プラ板を使って作ってみました・・・。

続いて荷台の下に付く泥除けをつけますが・・・
これを付けますと後で塗装が中まで塗れないかもしれません・・・。
なので荷台の裏側とフェンダーの上側の塗装が飛びにくい部分を先に塗っておきました。
私にしては不思議なくらい慎重に進めていますね(笑)

明日はこれでラッカークリアーをパラ吹きしてウレタンクリアーを塗りたいですね。
うまくいけば明後日からクレーンに戻れます。


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