Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの微調整/フューエルキャップの取り付け/ウインドウ制作の準備/細かな部品の取付けと盛り沢山ですね

2020-05-22 20:07:33 | ミニカー修理
本日の山陰は良く晴れて暖かい天気でした。
が・・・結構足元は冷たくなりますね〜
歳のせいでは無いと思いますが(笑)
風はかなり強く木々が大きく揺れています。
昨日の夕方帰宅途中に山陰の秀峰大山が見えまして・・・
もう日は反対側の山に隠れてしまった後でしたが大山は高い山なのでまだ僅かに日があたっていました
下の方は雲海というのでしょうか雲が出ていまして何やら不思議な感じに見えましたので、家内と少し遠回りをして写真を撮りました
ゆったりと仕事をして少しだけ畑で体を使い疲れて帰ってお風呂には入ってご飯を頂いて寝る・・・こんな普通の生活がなんと健康で優雅な生活だろうか・・・決して贅沢ではないけれど幸せを感じますね。
まあ還暦も過ぎたんだから少し振り返る時間が有っても良いかな・・・。


さて今日は朝一番から生コン屋さんに行って打ち合わせをしてきました。
本当なら電話で良いのですがこちらも半分(いや4/5くらい!?)素人なので実際に会って注文しておいた方が良いだろうという判断をしました。
間違えが有っては生コン屋さんにご迷惑になりますからね。

さて本日も本業をスタートです。
昨日、塗裝をしたシャーシを組立てます。
シャフトの接着は硬化後に気温の影響を受け難くまた耐久性も良いエポキシ系接着剤です。
シャーシの下にスペーサーが見えませんが・・・
前後の傾きも決めたいので一応水平になる様に車体中央に入れてあります。

接着後にボディを被せますとなんだか前が下がります・・・
どうもどこかが干渉している様ですね。
まあこれだけ大きく修正していますので干渉するのは仕方が無いですよね〜想定内なんですよね。
少し削って修正が必要ですね
この時のポイントはリアホイールのアーチとタイヤのクリアランスですね。
250SWBのデザインではお尻が下がるイメージが有るのは僕だけでしょうか?
でも実車はそうでもないのですけどね〜。

ボディとシャーシの干渉を調整する場合にはリアのウインドウの内側に有るシート後部のパーツを入れておかなければなりません。
ということでこちらを先に接着しました。

後の高さを調整するのですが気にしなければならないのは前も同じですよ。
エンジンの高さも関係してきますからね〜。
エンジンが着いている部分の床に何やら四角な盛り上がりが有りますのでこれも削っておきます。
0.5〜6mmですがシャーシが上に上がりますからエンジンルームも当然上下サイズが詰まってきます、ここで微調整をしておきます。
エンジンを削るよりもまずはシャーシの寸法を調整してエンジンを逃がします。
これでボディとシャーシの関係は良好になりました。

次はフューエルキャップですね。
ここはキットオリジナルですとリアの左フェンダーに付けられていましたがトランクの左前に変更されています。
この部分のボディ延長にはエポキシパテが使われていたのは確認済です。
キャップにはこの様にステンレス線が仕込んであって開閉出来る様になっています。
このパーツはもしかしたらボシカのパーツなのかもしれませんね。
これを見て開閉式にしない人はいないんじゃないかと・・・当初の形態がわからないので開閉式なのか固定なのか定かではないのですが・・・

でも問題が有りましてね・・・
給油口の穴が無いのです(笑)
下の写真は数日前に写真ですが・・・無いですよね?フューエルキャップの蓋が開閉するなら穴が無いとね〜

と言う事で穴を開けました
先ほども書きましたがこの部分はエポキシ系のパテで作られて延長されていますので強度的にかなる弱いので注意は必要ですね。
0.6mmくらいの穴から始めて1.5mmまで拡大しました。
そこにアルミの丸棒から挽いた給油口を取付けています
口の部分は少しフランジ状に作って置きましたが厚みが有りますと蓋を押し上げてしまうので不自然になってしまいます。
穴の周囲を少し凹ませましてその部分にフランジが収まる様に工夫をしてみました
実車の多分フランジみたいな部分で裏表からボディを挟み込む様になっているのではないかと思っています。

フューエルキャップの完成です
蓋が開いた時にはこんな感じ・・・

閉まったらこんな感じ・・・
特に給油口のフランジが有るから蓋が持ち上がって見える事も無く私の思った通りに収まってくれました。

次はウインドウを作りたいのですが・・・まずこちらからですね。
ウインドウはどうやらキットのバキュームを使って周囲を削って作っている様で外した状態でもウインドウがカーブしたままになっています。
平板を貼ろうかと思ったのですが後で外れてもいけませんし結局同じ物を作ろうという事で同じキットを探してきました。
この完成品の元キットはAMRの250SWBの様なので当方の在庫から昨夜探しました。

このシャーシの裏の形状に見覚えが有りますよね〜
見覚えの無い方は昨日のブログをご覧下されば納得が行きますね。
文字は消されていますが形状は同じですね。

昨日のブログはこちらです
https://blog.goo.ne.jp/kphng827/e/d0397c769481cd7fe5617b31fe5d41e8
キットの中からウインドウのバキュームを取り出します・・・
これを原型に使用します
『エ〜新品のキットの部品を使っちゃうの?」ってびっくりされるかもしれませんが・・・
このバキューム黄ばみが出ていましてねそのままでは使い物にならない(プロとしてはブロンズガラスじゃないのですから(笑)・・・これは絶対に使えないですよね〜)のでこれを加工して同じバキュームを作ります。

作り方はいくつか有りますよ。
こんな風にポリパテを詰めて固めて原型にする方法も有ります
黄ばんだバキュームパーツなのでもう使う事は有りませんからこれでも良いですし・・・
もう一つはこれをシリコンで型取りして中にレジンを流す方法ですね。
シリコン&レジンの方法ですとウインドウは再利用が出来ますので無駄が有りませんがシリコンが硬化するまで時間がかかるのが欠点と言えば欠点ですかね〜。

パテを詰めたウインドウは乾燥器に入れて加温して硬化促進しておきます。

硬化まで他の作業をしましょう。
フロントのヘッドライトの下側にスモール/ウインカーランプが付いていますのでこれを取付けます。
ここでちょっと問題が有るのですね
付いていたパーツの形状が丸いのですよね。
キットの部品なのか汎用の部品なのか定かではないのですが・・・(調べている様な余分な時間は無いのです)キットの部品かどうか調べているうちに部品を作り直した方が楽です。
このランプは少し尖った様な形状の物なんですよね
アクリルの丸棒から削り出しました。
ライトの下で牙の用に見えるのがそれですね〜
ここはやっぱり尖っていないとね。

次はテールですね・・・
その前に一つ・・・
先ほどフロント部分を触る時には仮組用の台の一番前にずらしてありましたよね、リアを触る時にはこの様に後に下げて組立てますとピンセットが入り易いのですよ。
この仮組台は中央に長穴が掘ってありますからビスを緩めるだけで前後にミニカーを移動して組立て易くする事が出来るのです。
特許も実用新案も取っていませんのでマネして作りたい方はどうぞ!(笑)

さてテールランプを取付けます
その前に・・・実車を良く見ますとランプの付け根の部分にクロームメッキされたレンズの取り付けベースが見えますのでレンズよりも一回り大きな金属リングを接着しておきます。
本当に一手間なのですが・・・ぐっと引き立つ様な気がします。


明日こそは完成させたいですけどね〜
ウインドウがキモかな!!

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