Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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インテークの整形

2021-11-28 20:55:08 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は天気が良くて青い空を見る事が出来ました。
この後ですが天気予報に依りますと明日はまだ天気が良いらしいです。
でも明後日からは二日間連続で雨、つまり大腸検査の日は雨ですね・・・検査もうっとうしいけど雨もうっとうしいです・・・「は〜っ」てため息をつきそうになりますね。
でもまあ早期で解って良かったのかもしれません・・・そう思わなければやってられません(笑)

さて本日は出勤してから余りにも天気が良いのでCafeの薪ストーブ用の薪を運んでおきました。
倉庫の中で軽トラックに積みましてトラックを薪置き場に横付けしまして降ろします。
雨が降ったり雪が降ったりすれば気温が低くなりまして薪の消費量も多くなりますし、第一運ぶのが大変ですからね。
しかも大腸検査で万が一の事が有れば当分休業状態になってしまいますし・・・その為に12月2日は臨時休業を頂きます。
それまでに体力を使う様な大変な仕事は先にやっておきましょう・・・後、検査までに済ませたいのはジャガイモの収穫かな〜
本当はスナップエンドウも定植しておきたいのですが・・・
そこまでは時間が無いかもしれませんね。

今日の本業はまずS木さんのエキゾーストです。
不足していた1本だけを塗りました、1本だけでも大切な仕事です。
ぜひ検査までに済ませておきたい仕事のひとつなんです、一旦受けた仕事は完遂したいですからね。
万が一のことがあるとね・・・。

乾燥機で乾燥させまして溶接部分を剥がしています・・・
これで完成。
塗料も部品も準備ができたので月曜日にでも持って行っておきましょう。

やっとS15シルビアですね。
フロントの部分のパテ埋めされた部分ですが前回はグレージングパテを盛ってみました。

今回は筋彫りの全ての部分をパテ埋めしています。

ついでにまだ十分では無かったガソリンの給油口の部分も修正いたします。
実は何で十分でなかったのかと言いますと筋彫りの幅なんですよね。
筋彫りが深い部分は幅が広くなりますし浅い部分は狭くなってしまうのです。
なので浅く掘り直しました・・・
おまけに全体が均一になるように筋彫りを施すのはなかなか難しかったですね。

パテを研ぎましてボンネットとバンパーの間の筋彫りを掘っております。
この筋彫り普通とは違うんですよね。
実車のこの部分の隙間ですがバンパーがボンネットの下側に滑る込む様に入り込んでいる為に他のドアなどの隙間よりも幅が広く見えます。
模型の場合・・・普通の筋彫りですとボディ表面に対して90度の角度で掘りますから細く見えます(通常は0.2mmのタガネを使用します)
今回の場合はバンパーがボンネットの下に滑る込む様な感じにしたい為に斜めに筋彫りを入れていますのでおなじ0.2mmのタガネで掘っても幅が広く見えてしまうのです。
では90度に掘って細い筋彫りにしたらどうなのか・・・!?
実はグレージングパテを盛る前にやってみました。
やはり実車の顔つきとはイメージが少し違いました。
上品過ぎると言うのかな?
なので今回はグレージングパテで一度埋めてしまってから斜めに0.2mmのタガネで掘ってみました。
これで正解のはずです(笑)

続いてフロントバンパーの左右に有るインテークです。
ここにはメッシュが付くのですがミニカーでは穴の奥にそれらしくエッチングした物を貼る様になっていました。
穴の形状や大きさも変わっていますのでエッチングもそのまま使う事は不可能なんです。
せっかくメッシュを作るなら裏から貼れる様にしておいた方が良いでしょ?
その為にはこの穴の内側の角の部分の形状は大事なのです。
その穴の加工をする為に型紙を作りました。
穴の奥に見えているのは古ハガキをカットした物です。
この状態で前から鉛筆でケガキ線を入れておきます、その後外して少し大きめにカットします。

カットした古ハガキですが次にアルミ板に当てて同じ形状のアルミ板を作ります。
切って削って整形すればこの様に穴の中に綺麗に収まります。
左右で少し形状が違いますのでL/Rを書き込んでおきますと間違いを防ぐ事が出来ますね。

アルミ板にマスキングテープを貼付けまして周囲をカットします。
それを裏側から押し付けておいた所にパテを擦り込みましょう。
主にアルミ板(マスキングテープの貼って有る面)とボディの間にパテを押し込む感じですね。
こうする事でインテークの内側のメッシュが取付けられる面を正確に整形出来ます。

パテが硬化しましたら前側からアルミ板を押して外します。
このときパテとマスキングテープの間が外れますのでせっかく盛ったパテが壊れてしまわない様に気をつけましょう。

穴の内側にペーパーを掛けまして内側の角の部分を仕上げます。
今、盛ったパテは穴の内側の奥の角を綺麗に整形する為のパテなのです。
メッシュを貼り付けなければなりませんので綺麗に仕上げておく必要が有るのです。

そしてサフを塗って確認します・・・。
感じは良くなった様な気がしますね。

サフを塗ってしまいますと少し時間が出来ます。
硬化しないとボディは触れませんからね〜

テールランプを確認しましょう。
このテールランプは透明のプラスチックのインジクションパーツですが内側から多分ラッカーのクリアーレッドやクリアーオレンジが塗られていると思われます。
実車の方はウインカーはクリアーレンズになってLEDに変わっている様なので塗料を剥がさなければなりませんね。
もしも着色がラッカー以外ですと透明レジンで複製をする必要が有りますので、一応ですが綿棒にクレオスのシンナーを付けて拭き取ってみます。
剥がれればそのまま使えます。

クリアーレッドは剥げたので裏から塗ってある塗料はラッカーと判断しまして先に進みます。
次はシンナーに浸けます。
これで綺麗に剥げればOKなんですが・・・中国製のプラスチックにはクレオスのシンナーにでも溶けてしまう素材が有りまして・・・これは浸けてみないと判断が出来ません。
浸けたら・・・クリアーオレンジは溶けましたがクリアーレッドがなかなか溶けませんね。

もう少し浸けておきましょう・・・
が・・・レンズの表面が溶けて来ましたので大急ぎで引き上げて拭きました。
全体が溶けてしまう事は有りませんが・・・僅かに表面が溶けて透明度が落ちてしまいました。
仕方が無いのでシンナーが乾いたらラッカークリアーを塗っています。
表面が溶けたくらいならラッカークリアーを塗るだけで透明度が戻って来る事も有りますので・・・
さてどうかな??

明日は予定通りオースチンヒーレーを作ります。

 

 

 

 

 

 


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