Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ヘッドライトの組立て

2020-10-15 21:15:17 | mini pickup truck
本日の山陰は少し冷え込みましたね。
天気予報では冷えると言っていたのでまあ有る程度は予想していましたが・・・結構寒かったですよ。
久々に寒かったので余計に寒く感じたのか・・・それとも歳をとって寒さが身にしみる様になったのか??
出勤時に外へ出ますと「寒い!」と感じましたね。

そして今朝方雨が降ってしまったので今日は畑の作業は中止ですね。
畑の土がぬかるんでいまして入れないんですよね。
本来ならロメインレタス(白菜みたいな格好の結球形のレタスらしいのです)が種を蒔いたら芽が出てきましてそろそろ畑に移さなければならないのですよね。
そして数は少ないけど第二段のグリーンリーフとサニーレタスもそろそろかな〜。
今日は何をしようか・・・と思ったのですが畑に出られない代わりに丁度良い作業を見つけてしまいました。
明日の夕方家内の妹が軽トラックを借りに来る予定なんですが・・・
エンジンの掛が良く無いのですよね。
バッテリーが上がっているくらいなら処置は簡単なんですが・・・バッテリーは大丈夫なのです。
エンジンキーをオンにしますと燃料ポンプが動いてガソリンを送ります。
全てのランプが点灯して電気的にも以上の無い事を表示します、その後おもむろにもう一段キーを捻りますと普通ならセルモーターが回るのですが・・・カチットも言わず、しかも回らない・・・つまりエンジンがかからないのですよね。
何度がキーをオンオフを繰り返してやりますとその内にセルがやっと回ってエンジンがかかるのです。
バッテリーが上がっていたらこんな事は無くセルは回らないしメーターのモニターランプは消えてしまうのですが・・・これも消えない。
つまりバッテリー以外の部分が変だと言う事なんですね。
今までは私が使うだけだったのでそのコツをつかんでいますから良かったのですが義妹にそんな危ない目にあわせる訳にもいかないという事で修理をする事にしました。

ネットで調べますとこの様な場合はメインのエンジンキーシリンダーの反対側に有るスイッチの不良らしい。
そこでいつものA島マツダのKさんに聞きますと・・・「昔はこのトラブルがよく有ってスバルも部品を提供してくれて直したよ」というご返事。
では部品を取り寄せて下さいとお願いしたら・・・確か二階の部品庫に有るはずだから探してあげますよ・・・と言うご返事を頂きました。
私も時間の無い人なのでご返事を頂くまでに分解して作業を進めておきます。
ステアリングの下側、ステアリングシャフトのカバーを外します。
目の前に見えるのがステアリングロックとキーシリンダーそして問題になっているスイッチの部分ですね。
そしてスイッチの部分を小さなビスを1個外しまして取り外しました。
今まで一度も外されていないのでゴミだらけで汚いですね。

外した部分はこの銀色の穴の中にスイッチが入っています。
奥にはT型の棒が出ておりましてキーを差し込んで回すと飛び出して来てスイッチをオンにしてくれる構造みたいですね。

頂いて来たスイッチ部分です。
さすが自動車屋さんですね部品番号がわかる様に元箱に入れて保管してありました、今回2個も頂きました。
多分一度替えればもう交換する必要が無いと思いますので・・・ご入用の方にさし上げますよ。
最近、広島でサンバーバンSCに乗り始められたIさんのは大丈夫でしょうか?
同じ症状が出る物が当時は多かったらしいですけどね〜??(笑)

スイッチを元通りに組立てて・・・
カバーを付ける前にテストです・・・もちろんなんの問題も無くエンジンは素直に掛かります。
・・・・がテストでエンジンを掛ける時にクラッチを踏んでなくてエンジンがかからず・・・2個目のスイッチに交換したのは内緒です。
このタイプの最近の車はエンジンを掛ける時にクラッチを踏んでないとエンジンが掛からない事を失念していた私のミスで余計な時間が掛かってしまいました(爆笑!)

この交換したスイッチの脇につながっていない1組の端子が有りましてね・・・
僕はこの端子を繋ぐとクラッチを踏まなくてもエンジンがかかる様なテスト用の端子ではないかと・・・想像しています。
歳をとってクラッチを踏まずにエンジンを掛けて暴走すると困るのでこの端子は繋がず・・・そのままにしておきました。
まあ実際エンジンを掛ける時にクラッチを踏んで掛けるのは間違いでは有りません、クラッチを踏まずにセルモーターを回しますとミッションなどの要らない部品を回す為にセルモーターに余計な負荷かがかかります。
電気も沢山消費しますからね・・・。

自動運転や自動ブレーキは要らないけどこの程度の安全装置なら欲しいな〜(笑)
これで明日は安心して軽トラックを貸し出せますね〜。

ここまでやったら厨房係の時間が来ました。
木曜日ですが色々なご縁で沢山の方々に来て頂き一時期満席でした。
なので片付けも時間がかかりましてね・・・3時を大きく越えてしまいました。
お陰で洗い物は全部済ませて食器の方も全て拭き上げて所定の位置に納めて任務完了ですな!!

ここからが私の本業です
昨日作ったヘッドライトのガラスを型から取り出しますよ。
朝の時点で少し柔らかだったので(気温が低いので硬化に時間がかかるみたいですね)乾燥器に入れて加温しておきました。
午後には温度も下がって(樹脂のキャスト品はクリアーレジンに限らず熱いうちに取り出しますと樹脂が柔らかくて完全硬化していても柔らかく変形しますのでご注意を・・・)硬度も十分に出ていました。
シリコン型から取り出したのがこちらです・・・。

実車のヘッドライトと同じく表面はツルッとしてピカピカですね

そしてレンズカットは裏側に入っています
量産のミニカーでは1/18でもレンズカットが縦横に有るだけで実車と違いますよね
私のは特殊な三角のレンズカットまで再現しております。

本当ならボッシュとかマーシャルとかの独特なレンズカットまで再現出来たら嬉しいな〜と思っているんですよね。
昔はヘッドライトまで社外品に交換して楽しんでいましたからね〜
友人の中にもボッシュ党とかマーシャル命の方もいらっしゃいましたね〜。
確かにレンズカットの違いで夜道の安全性に違いが有るんですよね。
結婚前ですが広島で勤務していて週末は家内に会いに夜道を運転して帰っていましたから・・・ライトは重要だったんですよね(笑)
息子たちよ、それくらいしなければ結婚なんて出来ません(滝汗!)

2台分なのに何故かレンズが5枚・・・
1枚はミスしちゃったんです(笑)
ペーパーで削っていたら薄かったので欠けてしまいました。

ヘッドライトのレンズをつける前に取り付けないといけないのがヘッドライトのバルブですね。
バルブと言うと難しいかもしれませんがヘッドライトの電球ですよ。
今まで色々なもので試しました、一番それらしいのがガラスビーズなんですよね。
実車のバルブもガラスで出来ていましてほとんどの部分は透明なのでガラスビーズが良いと判断したのですが・・・
実際ライトの反射板にも映らないので有るのか無いのかもよくわからないのです。
ですから今はスチールボールを使っています。
1/1と1/43ではやはり違うのですね〜。

ホワイトの方も同様にバルブをつけます
達磨の目が入った様な・・・良い感じになりますね。

そしてヘッドライトのレンズを付けてみました
レンズカットがありますから少し目が曇った様に感じますが・・・実車も同様ですからね。
まあ雰囲気と言うことで・・・

ここで横から見ます
ヘッドライトのメーカーにも依りますがヘッドライトのリムよりもレンズの方が若干飛び出ているのがこの時代のヘッドライトのイメージですね。
まあ好みにもよりますが・・・。

ホワイトの方の車も同様に組み立てています。


明日も続いてミニピックアップを進めます
近日中に1/18 のランボルギーニの加工を始めましょう
アベンタドールが2台と少し遅れてアベンタドールスパイダーが加わるかも・・・(笑)
忙しいんですよね〜大変・・・!!