Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ソフトカバーのサフを塗っています

2020-10-08 20:18:12 | mini pickup truck
本日の山陰は台風前の影響か午前中はかなり雨が降っていました。
昨日書きました自宅の粗大ゴミですが本日の11時半に持ち込む様に言われておりまして・・・
雨が降ったら嫌だな〜と思いましてガレージの中でゴミの上にカバーをかけておきました。
やっぱり11時になっても雨は降り続いておりまして・・・事前にカバーをしますと大体雨が止むパターンが多かったんですけどね(笑)
今日は外れましたね〜
そして雨の中びしょ濡れになってゴミを降ろします。
帰る頃になって靴の中までびしょ濡れになったんですが・・・雨が止んでしまいました・・・。
濡れるだけ濡らしておいて終わった頃に止んでしまうという最悪のパターンですね・・・
しかもゴミの上に掛けたカバーや荷物を縛っていたロープを忘れて帰ってしまいまして、もう一度取りに行く羽目になりました・・・
こちらが雨の止んだ安来市の粗大ゴミを受け入れている高尾クリーンセンターです
本日はお世話になりました〜!!
まだゴミが有りますので引き続きよろしくお願いします。

今日は本業からのご紹介・・・と言ってもサフを塗っただけでしたけどね。
最近サフを塗っていなかったので久々にサフを塗る専用のエアブラシを出して塗りましたが・・・何か調子が良く無いのですよね。
どうやらゴミが詰まっているっぽい・・・
仕方が無いので部品を注文しておきました。
でもサフは塗りたいので・・・取り敢えずメタリック用のエアブラシを犠牲にしてサフを塗りました。
どうやら部品が来るまでサフが塗れそうにないですね〜。

この後はサフが完全に乾かないとカバーの塗装には入れません。
いい加減な硬化の時点で塗りますとサフがシワシワになるウレタン塗料の良く有る反応が出て来るのです。

昨日修理したミニカーを返送しようと最終確認です
512BBケーニッヒですがそう言えばプレートの浮きもご依頼頂いていましたね。
すっかり忘れていました・・・
一旦外します・・・浮いているとは言え半分は頑丈に引っ付いていますから曲がらない様に気を付けて外します。

メイクアップさんのプレートは紙製の両面テープで取付けられていますので外したらまずは掃除です。
粘着がプレート側にも台側にも残りますので・・・シンナーで掃除します
この時に使うのはエナメルシンナーですよ。
間違えてクレオスのシンナーを使いますと表面の印刷に付きますと印刷がもれなく溶けてしまいます。
一度溶かしてしまって困った事が・・・その時は同じ物がコレクションの中に有ったのでそれを使って事無きを得ましたが・・・思わず冷や汗が出ました。
またエナメルシンナーでもこのケースの上側のカバーには絶対に付けない方が良いですね。
変質して白くなります・・・作業中はどこか遠い所に置いておいて下さい。
指にエナメルシンナーが付いていますと後で大変困る事になります(エナメルシンナーは乾燥が遅いので気が付かない場合も有りますからね)

プレートの裏には通常酸化した両面テープが頑強に残っていますのでヘラを使って剥がしてからエナメルシンナーで掃除です。
油分が残ると剥げ易くなりますから出来るだけ綺麗にしておきます。

私が使うのはいつも3Mの透明のフィルムを使った両面テープです
ちょっと見え難いですが・・・接着は結構強力ですね。

この後599XXの方もCピラーを元に戻します
そして発送準備をしてお客様にメールを入れておきました、返信が有れば発送します。
受け取られるご都合も配送業務の方の都合も有りますのでなるべく確認して送る様にしております。

さて先日お送りしたALPINAですが、ナンバープレートの位置を決める凹みが気になるようですのでこちらを埋めて再塗装します。
まずは余計な部分に傷が付かない様にナンバープレートを外してからマスキングしています。

ほんの僅かな深さなので光硬化パテで埋めて面が出るまで研ぎました。
ペーパー目は最小は2000番までですね
目が荒いままですとメタリック塗料という事も有りまして下地が見え易いのです。
普通ならサフを入れて研ぎますが・・・
このメタリックブルーは色が合わせ難いカラーなのです。

このタイプのカラーで補修をするのは実は大変難しいのです。
ブルーでも難しいのにそれプラスメタリックですからね〜
まずはメタリックベースを決めます
荒い方なのか細かな方なのか・・・
このモデルの場合は比較的荒い方ですね・・・見た感じ・・・もちろん私の見た目です。
そしてクリアーブルーを混ぜます・・・
模型の色とは全く違ったメタリックブルーです

少し紫系の様なのでクリアーレッドを入れます
・・・ん!?
こんなダークなカラーになってしまいました
クリアーレッドを入れたら普通はパープルのメタリックになる予定だったのに、ダークブルーメタリックになってしまいました(滝汗!)

そこで色の素と言われるマゼンタが登場します。
普通ならシルバー+シアン+マゼンタで調色しますが軽い感じを出したかったのでシルバー+クリアーブルー+マゼンタでテストします。

それで調色したのがこちらのブルーメタリックです
僕の見た目ではベストな状態かな

プラ板に塗ってみました
ルーフの塗色よりは少し明るい状態ですよね。
この後に微調整しました
クリアーレッドを少し混ぜて濁りをプラスした感じですね
メタリックカラーはこの上にクリアーを塗りますとメタリック粒が泳いで少し暗く見えるようになるので敢えて少し明るめの調色をして居ます。

マスキングしたボディに塗ってみました・・・
もちろん塗り方もあります
文章で説明を簡単にできるものならしますが・・・なかなか難しい(笑)
文才がないので・・・

でも如何でしょうか?
ブルーメタリックにしてはかなり良い出来と思いますが・・・

角度を変えて見ています。

凹みは全くわからなくなりました。
色の違いは・・・まあ実物をご覧にならなければわからないと思います。

これくらいでご勘弁いただけるかな??

今回はブルーメタということもありまして見積もりをしておりません、なぜなら難しい色だからです。
明日はナンバープレートを戻しまして発送をする予定です。
ご覧になられて適当に値段をつけていただこうかと思っています(笑)

明日はもう少しマシな形にミニを進めたいですね(笑)