Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サイドタンクの固定

2020-07-15 20:23:53 | Golden Arrow 1929
本日の山陰は曇りでした
一日中雨の予報が出ていましたが・・・ほとんど降らずです。
朝から降るだろうと言う予想で室内で仕事をしておりましたが・・・こんな事なら草刈りをすれば良かったです。
明日は雨の予報でも中庭の草を刈ろうかな〜

サイドのタンクを固定しないと何やら落ち着かないゴールデンアローです
昨日蓋をしたリアアクスルのカバーに穴を開けました
左右のタンクの位置を決めなければならないのでいちおうトースカンで高さを出していますが穴を開けてしまったのでもう後には戻れませんね。
左右の同じ位置に穴を開けて真鍮線を貫通させて取付けたいですね。

但しこの位置に貫通で穴を開けるのはなかなか難しいのです
と言うのも内側には真鍮製のフレームが通っていましてねどうしてもずれてしまうんですよね
4枚の壁を位置がズレ無い様に穴を開けるのはなかなか難しいこんな場合は外側の穴を優先ににして穴を空けて内側はリューターで少し削って微調整をして無理の内容に貫通させるのが良いですね。
書いている意味がわかるかな??(笑)
こんな風に貫通で真鍮線を通しています。

この下の写真では奥の方に真鍮のフレームが見えますよね・・・これにも貫通させないとダメな訳ですよ。
1本のドリルで貫通させるには1mmのキリでは曲がってしまって真っすぐに穴を開けるのは難しい
ボディを貫くには1mmのドリルでは短過ぎるんですよね〜。

実車では中身のエンジンやミッションなどが有りますのでタンクを固定するフレームは貫通していない様子なんですよね・・・むしろこのパイプは冷却水が行ったり来たりする為にパイプになっていますからウォーターポンプの有る側に曲がっているはずなので真っすぐには貫通している様な事は無いと思いますが・・・(?)
エンジンなどの中身を入れてタンクを仮組して眺めてみましょう・・・
この状態で前側のステーの位置も決めなければなりません・・・正確な図面が無いので目検討で決めるのはなかなか勇気が要ります(笑)
でも決めないと前に進めない・・・
写真や略図などからエンジンの前側に当たる部分になるのではないかと思います・・・。

一応左右ともタンクを仮組みしましょう・・・
バランスは・・・
タンクの下側をシャーシの下側に合わせてあるのですが、リアの空力パーツはシャーシの下側に2mmほど出っ張っているのです
つまりシャーシよりも下がっているわけですよね・・・やはりここはラインを合わせないと格好が良くないですよね
タンクを下に2mmほど下げようかと思います

仮組みをしたのはボディとタンクのクリアランスをどれくらい取ればバランスが良いのか・・・
確認したかったのです
計測の結果4.0mmがベストバランスであると言う結論になりました
もう一つ確認しなければならないのがこのステーの途中にあるフランジですがバランスを考えますとフランジは0.5mmの厚みでボディから2.5mm離れた部分にフランジがつくのが良いかな・・・
フランジからタンクまでは1.0mmの寸法がベストかな〜と

寸法が決まったら
貫通でつけている真鍮線をカットします
この真鍮線がありますとエンジンを搭載するのに邪魔なんですよね
この位置では糸鋸は入らないしニッパで切ればフレームが歪む恐れがあります
なのでダイヤモンドディスクでカットします

糸鋸で切れない部分でもダイヤモンドディスクなら綺麗に切れます
他の部分にほとんど影響がないので助かりますよ

実車の写真を見ますとリアのタンクとボディの間にほんの僅か隙間があります
この隙間にほんの僅かにパイプを使ったステーが見えるので旋盤で厚さが0.3mmのスペーサーを削って作ります
旋盤だから正確に部品が作れるのがありがたいですね

作ったスペーサーを実際に所定の場所に入れてみましょう
ほんの僅かに隙間ができて実車通り・・・といえますかね〜??

今度はフロント側のステーを作ります
フランジの部分には後でボルトを植え込めるようにステーを分割して作っています

ステーをつけますとこんな感じになります
フランジとボディの間にステアリングロッドが付くんだろうか?
そんなスペースがあるかちょっと心配なんですよね


一応タンクが仮組みできましたので明日からはミニピックアップを進めましょう
そうそう今日は天気予報に騙されちゃったので明日は雨の予報でも草刈りをしましょうね・・・