Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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メッキ加工

2017-03-03 21:55:55 | Ford ModelA Hot rod
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本日の山陰は朝は曇っていましたが午後からは良い天気になりました、気温はこの時期としては暖かい方ではないかと思います。
昨日、本日と平日にもかかわらずCafeの方はけっこう忙しかったですね。
大変有り難い事です。
今日はアトリエにも御来客が有りましたので手伝いは出来ませんでしたが、大変だったと思います。

なるべく手伝わないといけないな〜と思いますがなにぶん体が一つしかないので・・・。

本日の製作はメッキ部品のメッキをしてみようと言う事にしました。
メッキ液に浸けるので銅線を使って部品をつないでおきます。
後で思ったのですが大きな部品と小さな部品ではメッキのかかり方が変わって来ますので別々にした方が良かったかもしれませんね。

メッキの前に下処理として洗浄液に浸けて洗浄します、これは主に脱脂の意味が有るのでしょう・・・

これがメッキ中の様子です。
中央の四角な棒が+電極につないだニッケルの板です、その右側から泡が出ていますね。
良く観察していますとニッケルの電極と近い位置の細い部分から泡が出て反応しているようです。
つまり電極から最短距離の部分でより強く反応が起きている事を示しているのです。
遠い部分ではメッキがかかっていないのかと言いますとそうでも無い部分も有ります。
ただ遠い部分の裏側になる部分にはメッキが付いていない所も有りますからメッキは部品一つずつ行ない電極は移動させながらメッキをかけた方が良いのかもしれません。
大きな物と小さな物を分けてメッキした方が良いかも・・・と書いたのはこの事からなのです。



メッキ液の中から部品を引き上げて乾燥中に時間が出来ましたので他の部分を進めておきます。
サフを塗った部分をもう一度研ぎましたので少し下地が出た部分が有りますもう一度サフを塗っておきます。

ホイールのセンターディスクはメッキ塗装をする予定なので下地にウレタンブラックを塗っておきました。

その後にウレタンクリアーを塗っておけば表面はツルツルに仕上がります。
この上にメッキ調の塗装を施してやる予定です。

水洗いをしてから乾燥機に入れて乾燥したら一番細かな目のコンパウンドを使って磨きます。
バンパーもこの様にピカピカになっています。

ライトのリムは小さいのでなかなか磨き難いのですがこれもまたピカピカに磨きます。

こんな感じで全部の部品を磨きました、後で問題が有りそうな部品はもう一度メッキから磨きを繰り返します。
この部分は仕上がりに納得がゆくまでやり直しが効きますから気が楽ですね。


ボディカラーはもう決まっているのですがまだ塗料が届きませんのでホットロッドは一旦ストップしておきましてOMを進めてみましょうか・・・。