Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントカウルの合わせ

2016-09-03 22:44:57 | Rossoの休日
大変久々のロッソの休日ですね(笑)
やっと少し余裕が出て来ました・・・

この辺りで最近気になっていたフェラーリ330P4を再開しておきます。
まあ少しずつですが・・・

どこまで作ったのか・・・思い出すのがなかなか大変です。
確かフロントカウルを合わせるのがなかなか難しくて放置していた、と言いますかどの様な方法で修正したら良いのか考えるのに時間が必要だった訳ですね。
削ってしまってからではすでに遅いですからね、削る前によく考えておかないと生けませんからね。
もう一度カウルを合わせてみますとこんなにも違います。
フロントカウルの前側のシャーシと合わせてやりますと向って左側は隙間が小さいのですが右側は比較にならないくらい大きく合いません。


隙間にプラ板を接着して合わせて削ります。
次は厚みを調整しながら厚みが足らない部分は薄いプラ板を接着し削ります。

プラ板を接着して削りボディを合わせます。
一応隙間は無くなりましたね〜。
これでどうにか大まかな合わせは完成しそうですね、残るはラジエターの熱気の抜ける部分を合わせれば良いですね。

ステアリングギアボックスとエアクリーナーボックス

2016-09-03 22:34:21 |  Stratos JeansChicago
今日は晴れてはいましたが蒸し暑い日だったですね。
午前中はいつもの様にオクラ/イチジク/ブルーベリーの収穫をしてから畑の耕耘作業をいたしました。
広島の石川さんの所ではもうそろそろブルーベリーの収穫は終わったらしいですが、当方はもう少しかかりそうですね。
収穫は少なくなって来ましたね。
今だとバケツに1杯くらいですね・・・重量で2.2kgくらいでしょうか・・・。
今の所今シーズンのの収穫は110kg位になっていますね。
昨年は少なかったですが一昨年は80kgだったので木が大きくなって収穫が増えたんですね。
家内曰く、2つの冷凍庫が一杯らしい・・・生の大粒の物はお店で売っているんですが小な物はジャム用で冷凍保管しているんですがもう入らないらしいです。
今年どこまで収量が伸びるのか良くわからないのですが・・・
さて明日か明後日には台風12号が接近してくる様ですね。
まさか先日の東北や北海道の様な事は無いと思いますが月曜日/火曜日は大荒れになりそうな島根県ですね。

さてこの所製作を進めているストラトスなのですがここで少々困った事が出て来ました。
モンテカルロラリーのアリタリア仕様の車はリアのブレーキキャリパーがドライブシャフトよりも後ろ側についているんですね。
まあこれは強化キャリパーの形状や取り回しの問題や冷却など色々な問題を含めて決められるのですが今回製作中のJeansChicagoはどうなっているのか・・・もちろんワークスマシンなら多分後ろかもしれませんが全てがワークスマシンでは無かったでしょうし・・・せっかく実車を見にゆきましたがこれを見ていなかったのです。
まあ御客様に伺えばわかると思いますが、それは最終手段という事で自分の工夫で何とかしてみましょう。
実車の写真は一応撮っていましてコチラがリアホイールを真横に近い角度から写した物ですがホイールが白と言う事も有りましてコントラストが強く出過ぎてブレーキはどう目を凝らしても見えません。

こんな場合に私は写真をフォトショップで開きまして画像を二階調化してみます。
どんどん白くしてゆきますとこんな感じになって来ますね。
ホイールのスポークの間に見えなかったディスクブレーキのディスクが見えて来ます。
左側がリアになりますがリアの部分にディスクが有る事が確認出来ますね。
一方フロント側は真っ暗になっています。
つまりディスクの部分は上側と下側そして左側に見えていますのでキャリパーは前側に付いていると言う事ですね。
画像を加工する事で真っ暗な中に見えてくる物が有ると言う事ですね。

次はステアリングギアボックスですが
メタル製の部品の湯流れが悪かった様でモンテカルロ仕様の車の部品は1/3程欠損している状態なんですね。
仕方がないから新たに部品を作ります。

真鍮パイプと真鍮線そして銅線を使ってギアボックスを作ってみました。
両サイドのダストカバーの部分が細目なのはフレームに干渉しやすいからですね。
ここの寸法はギリギリなんですよ(笑)

次はキャブレターのエアクリーナーボックスです。
ノーマルの物と比較すると大きめのケースになっていますがこれはサファリなどを走りますとエアクリーナーの容量が小さいと詰ってしまうからでしょうね。

このエアクリーナーの部品は素材がホワイトメタルなんですが実車はFRPの半透明な樹脂で出来ていましてこのメタル製の部品をどの様に塗装しても半透明のFRP製には見えないですからね、透明の樹脂製に置き換えます。
この場合一番困るのが取り付け用のピン穴ですね。
半透明の樹脂で作りますと取り付けた場合に上からこのピン穴が見えてしまい如何にもおもちゃ然としてしまうのです。
この段階で穴を埋めておきます。

余分なメタルを削って整形しておきます。
この作業はパテでも良いのですがパテを使った場合はサフを入れておかないとシリコンが硬化不良を起こしてしまいますので作業性もあわせて考えますとここはハンダで埋めた方が良いですね。

シリコン型を作る為に湯口を取り付けます
使ったのは2.0mmのプラスチックの丸棒です。

シリコン型を作る為にプラ板に立てて接着します。

マスキングテープを使って型枠を作ります。
この中にシリコンゴムを流し込む訳ですね・・・。

一次脱泡をしたシリコンゴムを流し込んで二次脱泡しますとこんな感じですね。
このまま明日まで放置してシリコンが硬化するまで待ちましょう。