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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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312T2エンジン製作Ver.2

2016-02-11 23:13:20 | その他
さて時間に余裕が有ったらこれを進めておきます
エンジンとミッションを組み合わせて補機類を取り付けてゆきます

と言ってもこれは仮組ですから本式に接着してしまっている訳では有りません、本式に接着しても良いものはハンダ付けかエポキシ系の接着剤で接着していますが仮組は瞬間接着剤ですね。

エキゾーストはどうしようかな~?
と思っていました展示用の物なら付いていない事は多いと思うのですが・・・
せっかく良い部品が付いているのですからやっぱり付けておいた方が良いでしょうね・・・。

普通エキゾーストは3im1になっている前の部分に分割部分が有るのです
ミッションが無いのならこの部分でカットして穴をあけて再現する方が自然ですが今回はミッションを付けての再現ですからエンドパイプまで付けておいた方が良いと思います。
この後エンドパイプの出口部分には金属リングを取り付けてエンド部分の折り返しを再現しておきました。

オイルフィルターはクランクケースの真上に有るのですがこれ自体はアルミの挽きものです、取り付け部分には普通カシメ部分が有りますのでここにも金属リングを取り付けておきました・・・雰囲気が良いでしょ!?
但し完成後には余り見えませんが・・・

取り付けてみますとこんな感じ・・・一見よく見えますがこの上側に補機類が付くんですよ・・・(笑)だからほとんど見えない・・・と思います。

リアのディスクブレーキですがこれもまた付けておいた方が良いのか考えなければなりませんが・・・一応準備をしておきますハンダで組んだだけなのでディスク面はエッチングその物ですが・・・

リューターに爪楊枝を付けてそれにディスクを固定して回しながらペーパーを当ててやりますと予選で1回くらい使ったかな?って感じのディスクになります(笑)

次は展示用の小物の準備ですね
箱の上に置くのが良いのかエンジンスタンドに固定しておくのが良いのか・・・
今回はエンジンスタンドにしましょう
理由はミッション付きである事ですね
普通エンジンとミッションは別々の箱に入れて管理されていますから付いた状態になるのは使用前に組み立てられる時となります・・・だからエンジンスタンドの方が似つかわしいと思われます。
洋白角線と真鍮パイプを組み合わせてこんな感じの物を作ります

パイプの部分に一寸細かなパイプを差し込んでハンドルをハンダ付け・・・
目の良い方なら最初の太い真鍮パイプに小さな穴が開いているのがわかるかもしれませんね・・・まあkれは後々説明をいたしましょう。

一昨日でしたか透明レジンをキャストしておきましたがやっと硬化して部品を取り出す事が出来ました。

先程のスタンドの下側に0.8mmの穴を2つ開けておきましょう
この穴には0.8mmの真鍮化洋白線が差し込まれますがこのピンでスタンドを展示ベースに固定したいと思うのです。

そして真鍮パイプの穴の説明を・・・
この穴にピンを通して固定致します・・・小さなリングの付いたピンを抜いてハンドルを回しますとエンジンを組み立てる場合にひっくり返して下側を組み立てる事が出来る訳です。
つまりこのエンジンスタンドも実物と同じく回せて固定出来るという事ですね。

そしてエンジンを固定する側のプレートもこの様に取り付けます
スタンドの下側には移動用のタイヤのホイールを付けています・・・

ホイールと言えば当然タイヤも必要ですし・・・作ってみましたが、ちょっと扁平率が高過ぎて雰囲気が違うのでタイヤはもう一度明日作り直します。

Lancia Stratosボディ修正Ver.8

2016-02-11 22:31:42 |  Stratos JeansChicago
今日は良い天気でしたね、その上建国記念日のお休みで皆さんは良い一日だったのでは無いでしょうか?
家内も中庭のバラの誘引が気になるらしく午後少しお客様が少なくなられると急いで外に出てゆきましたが・・・もちろんツルバラの誘引の為ですが・・・そう多くの時間はなかった様ですね。
まあ今日はお休みですから御来店のお客様も多い訳でして。

午前中は開店準備や先日のPM2.5とミゾレが降った余波で窓が汚れていましたので掃除をしたり倉庫から暖房用の薪を運んだりと結構忙しいのです。
それにしてもPM2.5が飛んで来た前後に雨や雪が降りますと窓がかなり汚れますね、と言う事は中国の方はこの汚れのもっと濃い物を吸っていらっしゃるのでしょうか?これを見る限りでもかなり体を悪くしそうなんですが・・・
それでも春雪の花火を上げなければならないなんて・・・わからないな~。
体の方が大切だと思うんですが・・・

さて製作を始めましょう
本日はストラトスのルーフのパテを研ぎます
今日は一番細かなパテを使っていますので使うペーパーも細かな物にしますよ
この時点では500番くらいかな~
ルーフの方はこれでOKですね

次にドアの内装を削ります
今まで行なっていたのは外装の修正なので内装の加工は一見何に関係もない様に見えますがドアの立付けを直す為にヒンジをドアの厚みの中に納めなければならないので内装の外側の部分を削らなければならないのは外装をきちんと納める為にしなければならない事になります。

3台分全て削るのはなかなか時間がかかります中にはかなり削った物も有りますがそれでも内装側には何も影響が無い程の厚みが有るのです

続いてドアの内装に一工夫です
このドアの内装には斜めにモールドが有るのですがこの中央の部分は実車では穴が開いているのです
理由はサイドウインドウのロックがこの溝をスライドする様になっていましてウインドウの開閉が出来る様になっています。
だからこの部分に0.6mmのキリで連続的に穴をあけて開口します。

こんな具合ですね・・・
表だけでは無く裏側からもリューターで削ってやりますと抜くのが楽になりますよ。

やっと全部抜けました
指が痛くなってしまいましたよ(笑)



急患の続き

2016-02-11 21:57:41 | その他
先日急患(救急患者)として調整の様子をブログにアップしておきましたがその後ご依頼者の方からご連絡を頂きまして修正の内様にはほぼご満足頂いた様ですが追加でワッシャーを重ねてあった(最初から)スペーサーを削り出しの物に交換してほしいと言う事でした。
お引き取りはアクリルカバーの作り直しとかのご依頼も頂いていますのでそれが揃ったらご相談をする事になるかと思いますが・・・また忘れるといけないので早速スペーサーを作っておく事にいたします。
忘れてしまったのはちょっとショックなので忘れない内に・・・学習効果はまだ大丈夫の様です(笑)

スペーサーの大きさは元々のワッシャーと合わせておきました、小さくすると変形の元になる場合も有りますからね~特にプラスチックは気をつけなければなりませんね。
電話ではABS樹脂ででも・・・私がいっていましたがやはり真鍮の方が見た目も加工性も良いですから真鍮で作り直しました。

まずは車体をベースから外して・・・
何をするのかと言えば、掃除です。
私が作業する時にもベースに手が当たりますし車体の下側にも作られた方の手油でしょうか?汚れていましたので薄めた中性洗剤で拭いて掃除をします。

そして修正の時にボディの下に当ててあったプラ板のスペーサーですがこれもまたベースと同じフラットブラックで塗って目立たぬ様にして置きましょう。
これも手間を惜しんではいけませんサフを入れて傷を確認し・・・

フラットブラックに塗りました・・・乾燥機に入れて完全に乾燥させます
ベース板には薄い両面テープで止めておきますと後々お客様が車体を外される時でもスペーサーが当たる位置が変わってしまう事も無いでしょう。

この後一応包装紙で包んでアトリエの中でお休み頂きます(笑)
お渡しする時には再び開けて確認をしていただきお引き渡しになります。