Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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塗装前準備Ver.2

2016-01-18 17:54:09 | Bianchina Trasformabile 1957
今日の山陰は東京程荒れていないですよ。
関東方面は雪が凄かったらしいですが・・・島根は雨です。
外出するには少々汚いですが、濡れる程度です
島根としては楽な方ですね・・・

外出と書きましたが本日は午前中安来市文化協会の所蔵品展の当番でJR安来駅の2Fに有る市民ギャラリーに行っていました。
何でも事務員さんが急に休まなくてはならなくなったらしく・・・代理ですね。
当番と言っても実はかなり暇でして居るだけ・・・なんですが(笑)
この間脳内モデリングでもしておきましょう・・・

さて少し前に東京新聞の夕刊に出たと書きましたがやっとバックナンバーが届きました・・・

自宅に届きましたのでアトリエに持って行ってから開封・・・
開封したのはヤスギハガネを使ったどじょう型のペーパーナイフです。
何故これを使ったのか・・・確か頂き物が有ったから・・・特に深い意味は有りません(笑)

あ~これですねたしかに載っています。

他にも大分と山口の新聞に載っていたという情報は有りますがまだ現物は有りません、こちらの方は共同通信社の記者の方にお願いしてありますから手に入れば頂けるはず・・・(笑)
そして新着情報が・・・
広島が本社の中国新聞さんのセレクトという新聞(多分付属の情報誌かな??)に1月16日号に載っていた様です。
その画像がこれです・・・

内容的には同じ記事です(共同通信さんの配信記事だから当たり前だけど・・・)
ただこのセレクトは入手がなかなか難しい様です、購読している人しか無いですし島根にの販売店では必要部数しか送られて来ないらしい・・・
中国新聞に聞いてみても無理とか言われちゃいました・・・(笑)
只今広島の方に頼んでいます・・・手に入れば良いですね。
Iさんよろしくお願い致します~!

さてさて、今日も仕事を始めましょう

今日はビアンキの塗装の準備からですね・・・
既に仮組を解きまして昨夜のうちにアセトンにつけるべき物は浸けています。
そしてクリアーボンドで仮組した物はレジンに対して攻撃製の弱いエナメルシンナーで分解して接着剤を落としておきました。
その中で少し加工が必要な物にホイールが有ります
組立てる場合にセンターが狂いやすいのでディスクとリムをカツカツに仕上げていましたがリムとディスクに塗装をしますのでカツカツでは組立てる事が出来なくなってしまうのです。
リムを薄くするのは冒険なのでディスク側を少し削っておきましょう
削りはリューターに固定して外周を削ります。
リムとディスクの両方に塗装が塗られますので0.3mmくらい・・・片側0.15mm・・・削っています
塗膜がいったい何ミリ有るのか計った事は無いのですが経験値ですかね・・・

細かな処理が終わった物から持ち手を付けています
この持ち手ですが塗料が付いて微妙な寸法が狂うと良くない部分に付けています例えばホイールディスクの中心の穴ですね。
ここに塗料が入りますとホイールキャップを取付ける場合にキャップが浮き上がったり入らなくなったりと言う事が考えられます。
リムの持ち手はリムの外側ですね・・・ここはタイヤがかぶってしまいますので見えなくなってしまいます。

そしてシャーシの裏に刻む文字です
ここにはメーカー名や車名年式などを入れます。
最初はこの様に入れていました・・・
195は年式なのですが1956年か1957年か確証がなかったので最後の数字を打っていない状態でお客様からのご連絡を待っていたのです。

連絡を頂いたので
一番下側の文字を全部変更しました・・・(笑)
この様な場合全て同質のメタルで埋め戻し最研磨をして打ち直します
最後に当方の制作番号を入れておきます

そしてサフの準備が整いましたね・・・

準備ができたら塗ります
この後再研磨が待っています
サフを塗りますと気が付かなかった凹みや凸が見えてきますからね・・・ここで修正です。
ホイールアーチの下側にシリコン型の継ぎ目が有りましたので早速パテ埋めしておきました
ウレタンサフを使いますとその上にポリパテを盛っても問題が出ないので楽ですね。
ラッカーサフの場合はサフを落としてからポリパテを盛らないと研いでフェザーエッジを出してラッカーサフを塗りますとフェザーエッジの部分のサフがシンナーの成分で溶けましてパテの模様が浮いてくる事が有るのです。
そうなったら何度修正してもやっぱり同じ事の繰り返しになります・・・それは避けたいですからね。
ラッカーサフの上にポリパテを盛るのでは無くラッカーパテを盛るなら全体が溶けるので問題は出難いのですがラッカーパテは時間が経過しますとヒケて来ますから・・・これはこれで問題ですし・・・。
ラッカーパテを使う事が無いとは言いません(実際に持っています)がラッカーパテで埋められるのは深めに付いたペーパー傷程度と思っていますから余り使うチャンスが無いですね。
完全硬化まで時間がかかりますしね・・・