Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイール・ホイールアーチ内の製作

2016-01-05 21:45:54 | Mazda Carol360DX
今日は今年の仕事始めでした。
正確にはず~っと仕事をしていたのですが・・・お店的には今日からですね。
天気は・・・午前中は晴れ、午後から曇り夕方には雨!
と言う・・・気温はまずまず暖かかったですよ、夕方には少し寒くなって来ましたね。
この数日はずっと雨が降っていませんでした・・・昨年末にイチジクの枝やバラの枝を剪定していたのでその枝が山の様に溜っていまして・・・この雨が降らないうちに枝のゴミを燃やして減量化しておかなければなりません。
朝からこの枝や作物の枯れ葉などを燃やしていました。
家で出たゴミを勝手に燃やしますと犯罪になりますが畑で出た植物のゴミは燃やしても良いのです。
但し最寄りの消防署に連絡しておかないと通報されて罰金を科される事もありますから注意をする必要が有りますね。
私はもちろん連絡をしておきましたよ、まあいつも連絡するので消防の方もよくわかっているらしい・・・
それともブログの読者だったりして・・・(笑)

焚き火をしながらも製作を進めましょう・・・
シャーシは一段落したのですが、ホイールはちょっと気に入らない部分が有ります、皆さんは気が付かれましたか?
下の画像でわかる様にホイールの内側にシャフトを支える部分が有るのですがホイールの幅よりも出っ張っていまして正面から見た場合全部見えてしまうんです。
市販のミニカーでは全く無視されていますがこれは不細工ですよね。

なので・・・簡易旋盤に固定して回しながら糸鋸を使ってホイールキャップの部分だけ切り取ります。

ホイールキャップの部分を切り取りますとこんな感じです・・・正面から見るだけではホイールのままでも切っても変わらないか・・・

ホイールの幅が3.3mm程、今切ったキャップの部分が厚み1.7mm程ですからこのまま裏の部分を真鍮で作ったとしても1.6mmしかなくてシャフトを固定出来ないですね
なのでホイールキャップを薄く削りましょう・・・ペーパーの上で削ります

削って厚さを1.0mmに致します
・・・するとホイールキャップの長穴の部分が実車同様に貫通します
これは丁度良かったですね

予備を含めて5枚のホイールキャップを作ってみました
予備を作った時に限って失敗しないんだよね・・・

ホイールの内側の部分を削って制作します

今まで作った部品を組み合わせて仮組をしてみましたよ
ホイールの内側にシャフトを支える部分が見えないですよ・・・この方が良いと思うんだけど

ホイールハウスのインナーをハンダ付けしました
ミニカーではこの部分は意外と無視されていまして向こう側が見えてしまう物が多いですね
向こう側が見えてしまうと興醒めなのは私だけでしょうか??

リアのホイールハウスの中側の壁は真鍮板で作っていますその前の部分はミニカーの内装の部品とつながりますが当時の軽自動車の無駄なスペースが存在しない事が分りますね

シートの部分を加工する為にはドアの内装を先に仮止めしておかないと削り合わせをする事が出来ませんね
ドアの内装は元のミニカーからコピーしておきました

内装の裏側には何故か無用の出っ張りがありますがこの出っ張りの部分だけボディ塗の間に隙間が開いてしまいますから削っておきます。

ドアの内装とリアシートの間に隙間が空きますのでシートの両サイドに0.3mmのプラ板を接着して削り合わせて隙間を埋めます

何度かボディに内装を当てていてわかったのですが内装の部品を1.0mm程前にずらした方が収まりがいい様に感じますのでホイールハウスの部品を前側に1.0mm延ばします
幅1.0mmの真鍮板をハンダ付けして・・・仮組します

仮組をして問題が無ければ全体をハンダ付けします。

余分なハンダを削ってからシートを仮組しておきます
シートの下側には隙間が空きますからここにもプラ板を接着して削り合わせます

ボディも仮組をして問題が無い事を確認します
このミニカーはこの部分の隙間を無視して作られていたんだね~
出来ればこんな風に作って欲しいんだけどな~