Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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蜂に刺されると仕事が進む・・・皮肉なもんだね~(笑)

2013-07-21 17:50:18 | Rossoの休日
今日は蜂に刺されてから3日目かな!?
随分腫れはひいて来ましたよ、もうそんなに時間はかからないと思います。
蜂に刺されてから外仕事も出来ませんしガレージの片付けも出来ないのですが、制作の方はどんどん進んでいます、それも1/43じゃなくて1/18の方がね・・・指が腫れているから小さなものが持ち難くてと言う事も有るのですが外仕事が出来無いものですから畑は草が伸び放題ですし少々問題有りなのですが本来の仕事は今まで無いペースで進んでいます。
まあこれが本来の仕事なので蜂に刺されて本来の仕事が進むなんて言うのはかなり皮肉なものですね(笑)
まあどれかが進めば仕事をしている充実感は有るんですけどね・・・(苦笑)

さてその制作の方です.
SAアペルタはエンジンの上側にインダクションボックスが乗っているのですがこれはホットホイールのミニカーの物を使う予定ですがこの塗装がこのまま使えない位塗料を弾いているままに塗っています。まあ量産ミニカーですから仕方ないかな~。
仕方が無いので一度塗膜を全て剥離して塗り直しております。
Ferrari の文字は剥離すると消えてしまいますので自作デカールを作っておきました

赤はクレオスの3番のレッドを使用しています、実車画像を見るとこの色が一番合う様な気がします・・・個人的印象ですが・・・

何時もの1/43と比べればかなりの大物のボディもやっと塗りました。
何時も塗り慣れない大きさ故かなかなか大変でした・・・

素材の違いから塗装が心配だったボンネットもこの通りです・・・何とか大丈夫そうですね。
但しクリアーを完了するまでわからないですけどね。

パネルごとにほんの僅か色が変化している様に感じましたのでパネルをボディに取付けておいて調節して塗りました。この塗りは膜厚を付ける物では無く全体のバランスを見ながら整える様に塗ります。

シャーシの方も塗りました、リアのディフューザーはボディカラーですのでボディカラーを塗っておいてその部分をマスキングしてフラットブラックを塗りました。

先程書きましたがボディのパネルごとに色が違う件に付いてどうも納得がいきません・・・。
そこで試してみました・・・
内装用に調色して置いた塗料が少し余っていましたので今まで使っていた硬化剤を入れてみました、注意深く見ていると撹拌時に徐々に変色してゆき確かに濃くなります。
下の画像の左側がそれです。
右側は新しい硬化剤を入れた物でほとんど色の変化は有りませんでした。
ロックのウレタンカラーは硬化剤が古くなると混合時に色が濃くなってしまう様ですね、硬化剤は著しく変質してはいませんでしたが恐らく古くなって・・・としか考えられません。

シャーシにマフラーを取付けてみました。
ボディカラーとマフラーの焼け色がリアルに感じますね。

マフラーのエンドパイプは1本ずつリューターにくわえてコンパウンドをかけて磨いておきます、一見きれいなエンドパイプですが磨くとより綺麗になりますね、この一手間が大切なんですね。

エンドパイプを取付けてみました・・・如何です?なかなか良いじゃないでしょうか??

ブレーキディスクも組み立てておきます。
ディスクはBBR製の物ですが分解時に塗装がチップしてしまった部分が有りますので一度剥離してサフを塗って再塗装をしておきました。
ホットホイールのブレーキディスクを削った物に接着しておきます。

キャリパーも接着しておきます、この部分だけBBR製のキャリパーですね。

リアも取付けました、ここの部分もBBR製をホットホイールに移植する方法ですね。

但し、問題は有ります。
リアのキャリパーをよく見るとフェラーリの文字と赤い線が入っていますがこの赤い線は本来は文字でしてブレンボブレーキシステムとか何とか書いてあるのですがこの赤い文字は実車ではフロントには有りますがリアはフェラーリだけなんですね。
この文字はシンナーで消して自作デカールを貼付けます。

BBR製のブレーキシステムを移植したのはディスクの中央のこの部品が気に入ったからですねこの部分だけ別部品になっていてしかもディスク自体にこの部品が綺麗に嵌まる様に段が作ってあります。

又デカールを作っています。
このデカールはシートのヘッドレストの部分に有る刺繍の為の物ですね。
この刺繍の色が『白』か『シルバー』か良くわからないので両方の色の物を作りました。
頭の髪の毛が当たる部分なので白いよりもシルバーの方が良い様な気がしますがいくつかの写真を見ると白の様ですので一応白にして置きました。

シートに貼ってみました。

シート本体はキャラメルの様なカラーでして白いラインが3本入っています、この白いラインはデカールで表現した方が良いのか白いコードを接着した方が良いのか考えどころなのですが今回は白いコードを接着する事にしました。

完成したシートはこんな感じです。

同様にダッシュボード下側のパネルにも白いラインが有りますので、同じ様に表現しておきます。

ラインが完成したシートは表面の艶を整える為にセミグロスクリアーを塗っておきました、このシートはレザーなので艶が無さ過ぎても変ですしピカピカでは余計に変ですね。

ボディの方はクリアーまで終わっています。
もう硬化しておりますので気になっていたテールランプを仮組してみましたら案の定ほんの僅か当たってしまい入りません。
仕方が無いからこれも旋盤に固定して外周を削って調整しておきました。

調整の後は細かなペーパーで傷を取っておきましてクリアーレッドを塗っておきました。

インダクションボックスの再塗装も完成してワインキャップのバンドも取付けておきました。